「鉄拳 Kazuya's Revenge」
原題:TEKKEN2 KAZUYA'S REVENGE
2014年 米 90分
■監督:
カオス
■出演:
ケイン・コスギ
ケイリー=ヒロユキ・タガワ
ラデ・シェルベッジア
ゲイリー・ダニエルズ
ケリー・ウェナム
●あらすじ
人気格闘ゲームをケイン・コスギ主演で実写化したファイティングアクション。
過去の記憶を失って武装組織に拉致された青年・三島一八。
殺人的な本能の拳を持つ彼に、罪人を始末する闇の任務が組織から下され、裏切り者の排除を行うことになるが…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
全然「鉄拳」じゃないじゃんこれ!
「鉄拳」率は全体で3%くらいですかねえ。
代わりに残りの97%を主演のケイン・コスギで埋めている感じ。
ケインのアクションは今まで観てきた映画の中ではダントツに良かったよ。
香港映画と比べるとまだまだ全然だけど、ハリウッド製でこれなら十分合格点。
「北斗の拳」の頃と違って、この頃のゲイリー・ダニエルズはかなりの安定感がある。
だがこれは「鉄拳」ではないな。と言うか「鉄拳」である必要が全くないよね。
タイトルも「ケイン・コスギ in ザ・フォーリナー/復讐者」とかの方が似合いそう。
完全にカオスな雰囲気の街の描写は割と好きなんだけど、代わりに一気に安っぽくなるきらいもあり
本作では見事に安っぽい作品の印象を与えてしまっている。
物語に必然性が無く唐突に出てくるおっぱいとかも、低予算アクション・ムービーっぽさがあるね。
前作の内容なんて完全に忘れているが、平八とブライアン・フューリーが前作と同じ役者なのは何かあるのかな?
まあどっちにしても「鉄拳」ファンは全く観る必要なし。
逆にケイン・コスギのファンなら、観ても良いでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます