「クライ・ウルフ 殺人ゲーム」
原題:CRY_WOLF
2005年 米 92分
■監督:
ジェフ・ワドロウ
■出演:
ジュリアン・モリス
リンディ・ブース
ジョン・ボン・ジョヴィ
●あらすじ
素行不良のためイギリスからアメリカの全寮制高校に転校してきたオーウェン。
そこで彼は、相手の嘘を見抜くゲーム“ライング・ゲーム”という遊びに熱中している生徒たちのグループと知り合い、そのゲームで驚異的な強さを発揮する。
やがて彼らは、さらに刺激を求めて新しい悪戯を考えつく。
それは、以前に実際に起きた犯人不明の女子生徒殺害事件をヒントに、連続殺人鬼=ウルフという架空のキャラクターを創作し、
ウルフが彼らを殺害する内容をつづった嘘のメールを全校生徒に送りつけるというものだった。
噂はあっという間に話題となり得意満面のオーウェンたちだったが、ある日、彼のもとにウルフからの脅迫メールが届く…。
★感想など
本作は日本ではCSでしか放送していないレア作品。
だからと言って面白い訳では無い。
そういった意味では、日本でDVDが出ていないのも納得な出来。
ホラーと言うよりは、ミステリーな内容だろうが全然駄目。
ただ思わせぶりなシーンを連発するだけで、伏線になっている訳でもない。
オチも相当ヒドイもんだと思うが、それすらも途中で解ってしまうのは、ミステリーとしては駄目な所。
だがこの作品がやりたかったのって、「SAW ソウ」なんだろうなあと思う。
ラストの種明かしシーンで、「ソウ」のぱくりな音楽を使う辺り、見ていて恥ずかしくなる。
大ヒット映画の後には、それをぱくった二流・三流映画が沢山出来るのは歴史が証明しているが
本作も出来の悪い「ソウ」のぱくりでしか無いだろう。
しかし、昔はこう言ったストーリーの作品って一杯あったけど、昔は必ずジェイソンみたいな殺人鬼が登場し
クライマックスで大暴れな展開だったが。
時代は変わったねえ。
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