レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

マッド・スピード

2020年08月27日 21時38分53秒 | アクション

「マッド・スピード」
原題:ROAD WARS
2015年 米 90分
■監督:
 マーク・アトキンス
■出演:
 クロエ・ファーンワース
 コール・パーカー
 ジョン・フリーマン
 フィリップ・アンドレ・ボテーロ
 ラネル・クーパー

●あらすじ
水資源の枯渇と謎のマッド・ウィルスにより、荒廃した近未来世界。
凶暴化した“感染者”に都市部は支配され、生き残った人々は砂漠に基地を作り、
夜になると襲って来る感染者の大群と戦う絶望的な日々を送っていた。
ある日、ダラスをリーダーとするキャンプに、記憶を失った謎の男が現れる。
男はウィルスに免疫があり、その血液から血清を作れるかもしれない。
ダラスたちはその計画に希望を賭け研究施設を目指すが、
彼らの行く手には、感染者よりも凶暴な“ロード・ギャング”が待ち受けていた!
(アルバトロス・フィルムより)

★感想など
アサイラムと言う名の会社がある。
この会社は大ヒット作に似せたタイトルの映画を、低予算で専門に作ると言う
まさにレンタル・ビデオ業界のためにあるような会社だ!
で本作は見ての通り「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の模倣作品だ。
内容としては「マッドマックス」風の世界観にゾンビを足してみましたな、低予算に良くある感じなのだが
いかんせんエキストラの数が少なすぎて。
夜のシーンでゾンビが襲ってくる時に、最初は4体くらいで襲ってくる。
で、その次にゾンビの声とかで「次は大群で襲ってくるぞ!」と煽るんだが、
カメラに映るのは5体くらいなんだけど!
この少人数制は最後まで変わらず、登場人物の少なさは後期のマカロニ・ウエスタンみたいで物悲しくなる。
アクションも敵と車で相対すのに、車から降りて戦っちゃうトンチキだし
話も面白くないしで、どうにもならない。
映画会社のコンセプトとしてはロジャー・コーマンと大差ないように聞こえるが
実際出来た映画の内容は雲泥の差と言うことは
逆説的にロジャー・コーマンの偉大さが浮き彫りになったのかも?

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