レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

帰ってきたMr.BOO! ニッポン勇み足

2025年03月07日 20時30分27秒 | コメディ

「帰ってきたMr.BOO! ニッポン勇み足」
原題:智勇三宝/MR. BOO MEETS POM POM
1985年 香港 94分
■監督:
 午馬(ウー・マ)
■出演:
 許冠文(マイケル・ホイ)
 吳耀漢(リチャード・ン)
 岑建勳(ジョン・シャム)
 胡茵夢(テリー・ヒュー)
 陳欣健(フィリップ・チャン)
 葉德嫻(ダニー・イップ)
 鍾發(チュン・ファト)
 李文泰(リー・マンチン)
 陳龍(チェン・ルン)
 午馬(ウー・マ)

●あらすじ
強妻家のホイ刑事はいつも若くて美しい遊び好きの妻の世話を甲斐甲斐しく焼いている。
愛する妻の男遊びに嫉妬を募らせる毎日だが、本人の前では何も言いだせない。
そんな妻が男友達と日本へ逃避行した。
あわてた彼はこっそりと彼女達の後を付け日本へ向かうが……。
製作総指揮はサモ・ハン・キンポー。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
本作も「十福星」と同じ、と言うか若干違うけど、コラボ的な作品。
ベースは1984年に大ヒットした「五福星」のスピンオフ的な「新ポリス・ストーリー(POM POM)」
そこに許冠文(マイケル・ホイ)が合体したもんだから、英題が”MR. BOO MEETS POM POM”なのだ。
シリーズ作の一つなのだろうが、第一作と配給会社を変更する辺り、
如何に当時のサモハンに力があったかの証明と言えよう。
さて本作についてだが、年間興行収入第8位にランクインするくらいの大ヒットをしているが
私的にはイマイチだった。
それはコメディ映画だからとかではなく、”POM POM”シリーズの二人と許冠文のそれぞれのキャラが
お互い生かされていないと言うか、両者がコラボすることによる化学反応が起きていなかったような印象を受けた。
やっぱり許冠文は役者に徹するより自分で自分を演出した方が面白いのかも知れないし
”POM POM”の二人も、コメディ俳優と言う同系統の役者より、ジャッキーとかのアクション畑とかとのコラボとかの方が
案外面白いのかもと思った。
ただそうは言っても、許冠文がゴールデン・ハーベスト以外で作っていった作品たちがまだ残っているので
その辺をゆっくりと観ていく事としますかね。

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