「英雄ドラゴン ~ドキュメンタリー・オブ・ブルース・リー&倉田保昭~」
2005年 日本 65分
■監督:
浅井宏樹
■出演:
倉田保昭
李小龍(ブルース・リー)
●あらすじ
“和製ドラゴン”倉田保昭が、ブルース・リー、香港・ハリウッドアクションの真髄を語ったドキュメンタリー。
ブルース・リーの未公開VTR、倉田保昭主演作のアクショシーン解説などから、
70年代の香港映画から現在に至るアクションの歴史を紐解いていく。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
香港功夫映画界において、”ドラゴン”と呼ばれる事は最高の称号である。
この称号においても、”○○ドラゴン”みたいに他の言葉が付くパターンもあるが
称号的に最上位は只の”ドラゴン”であり、その称号を得ているのは唯一人ブルース・リーだけである。
だが一人だけ頂点にいるブルース・リーに対して、横に並ぶことが許されるドラゴンがいる。
それが“和製ドラゴン”倉田保昭である。
正直この“和製ドラゴン”と言う称号は、日本は勿論、世界でも通用する最高の称号である。
そんな二人のドラゴンの歴史を辿っていこうと言うのが、本作の狙いである。
倉田保昭へのインタビューを交えながら、懐かしい写真が次々と登場するが
ほとんど見た事がある写真ばかりだった。
そんな中珍しいかったのは、ブルース・リーのロングビーチ大会の映像。
有名なワン・インチ・パンチを披露した大会ね。
この動く映像観たの初めてかもと思った。
もしかしたら「ブルース・リーの神話」で紹介されていたかも知れないが、残念ながら覚えていない。
後半は倉田さんの過去作をたっぷり紹介するコーナーがあり、以下5作が紹介されている。
「帰ってきたドラゴン」(1973年)
「無敵のゴッドファーザー ドラゴン世界を征く」(1974年)
「激突! キング・オブ・カンフー」(1982年)
「ファイナルファイト 最後の一撃」(1989年)
「黄龍 イエロードラゴン」(2003年)
このうち「激突! キング・オブ・カンフー」だけ観てないんだよなあ。
傑作と言われているので、いつか観てみたいんだが。
まあとにかく、倉田さんとブルース・リーが大好きな人なら文句なく楽しめるであろう。
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