レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

サイコ3

2021年11月12日 00時07分35秒 | ホラー

「サイコ3/怨霊の囁き」
原題:PSYCHO III
1986年 アメリカ 92分
■監督:
 アンソニー・パーキンス
■出演:
 アンソニー・パーキンス
 ダイアナ・スカーウィッド
 ジェフ・フェイヒー

●あらすじ
母親への強い愛情が引き金となって、精神異常に陥った過去を持つノーマン。
彼が細々と経営するモーテルに、信仰に疑問を持ち、修道院を追われたモーリーンと名乗る女性客が現れた。
ショートカットの金髪が美しい彼女の横顔に、ノーマンが忌まわしい記憶を重ねたとき、
またしても凄惨な殺人事件の火蓋が切って落とされる。
次々と犠牲者を切り裂く狂気のナイフ。
やがて訪れる想像を絶する結末とは?
シリーズ第3弾となる本作では、主演のアンソニー・パーキンスが初めて監督に挑戦。
ヒッチコックファンへの目配せを随所に織り込み、あたり役となったサイコキラーの不気味な心理を見事に演じ切っている。
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
随分前に観たのもあるだろうが、「サイコ1・2」の話を全然覚えていなかった。
特に2が全く記憶になく、まあそれでもと思いながら本作を鑑賞してみた。
今回は珍しく主演のアンソニー・パーキンスが監督も努めて頑張っている。
どことなくヨーロッパ・ホラーみたいな雰囲気が感じられる。
そこに1986年と言う時代性もあり、残酷な殺人シーンと程よいおっぱいを加えてバランス良く作った印象。
だが脚本がイマイチと言うか、同シリーズのテーマから抜け出せていないため、観終わってもスッキリとはしない。
まあラストのノーマンが言う「これでボクは自由になったんだ」と言う台詞は非常に良かったけど。
そう言えば本作はまともな人が一人も出てこない作品でした。
誰も彼もどこかしらおかしい所があり、異常者たちの饗宴と言った趣きも強い。
そう言った意味でもホラー映画が世界的に大ブームだった80年代中盤で、きちんと輝きを持っていた作品かも知れない。

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