レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

マードックの拳銃

2023年07月19日 18時10分15秒 | 西部劇

「マードックの拳銃」
原題:GUNS OF DIABLO
1964年 アメリカ 75分
■監督:
 ボリス・セイガル
■出演:
 チャールズ・ブロンソン
 スーザン・オリヴァー
 カート・ラッセル

●あらすじ
C・ブロンソンがガンマンに扮した西部劇。
ある牧場で一人の女性と恋に落ちたガンマン。
だが、彼はトラブルに巻き込まれ牧場主の息子三人と撃ち合いになる。
流れ弾で彼女が死んだと思ったガンマンは牧場を去る。
そして5年後。
オレゴンへ向う幌馬車隊の隊長となったガンマンは、町へ物資の補給に行くが、
そこで死んだはずの恋人と再会。
さらに、5年前に撃ち合いをした三人が再び彼を狙う。
子役時代のK・ラッセルに注目。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
チャールズ・ブロンソンとカート・ラッセルが共演した西部劇!
とビックリしたが、カート・ラッセルの方はまだ子役だった。
チャールズ・ブロンソンの方もトレードマークの口髭を生やしてないし、まだ売れる前なのかなと思ったけど
でも1960年の「荒野の七人」、1963年の「大脱走」の後だから、もう十分スターだよね。
しかし本作は短い割に内容がブツ切りで分かり辛い編集で、なんだか話をいくつか断片的に合成している風だし
明らかにセットで撮影している風景もあるので、これもしかしてTVシリーズかなと思ったら、似たようなもんだった。
まず本作の前にチャールズ・ブロンソンとカート・ラッセル含め、さらに監督や共演陣も同じな
「ジェミーの冒険旅行」と言うTVシリーズが、本作の直前まで放送していたらしい。
二人の役名なども全く同じ事から、多分本作はTVシリーズの映画版なのだろう。
そう考えればしっくりくる。
だがそれにしても内容は引き延ばし感が強く、敵に捕まったブロンソンが銃を手にしても戦わない等
ストレスが溜まるシーンが多い。
まあ最後は結局相手を倒すのだが、もっと早く撃てば良かったのにと思ってしまう内容だったね。

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