レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

スウォーズマン 女神伝説の章

2010年03月16日 22時30分42秒 | 功夫/空手/武侠片

「スウォーズマン 女神伝説の章」
原題:笑傲江湖之二 東方不敗/SWORDSMAN II
1992年 香港 109分
■監督:
 程小東(チン・シウトン)
■出演:
 李連杰(リー・リンチェイ)
 林青霞(ブリジット・リン)
 關之琳(ロザムンド・クワン)

●あらすじ
 キン・フー途中降板なれど傑作の誉れ高い「スウォーズ・マン」の第二部。
製作は同じくツイ・ハーク。新たなキャラクター“東方不敗”が人気を集め、続編では彼女が主役となった。
妖艶にして居丈夫な中性的キャラクターをB・リンが快演。
中国は明の戦乱の世、豊臣秀吉の迫害を逃れた信長勢の残党が日月教を信仰する苗族と結託。
しかし、苗族に内乱が生じ、それに乗じ、魔人=東方不敗が彼らを支配する。
一方、乱世に嫌気がさした剣の達人リンは妹弟子の鳥鴉嘴を連れ、日月教本部を訪れるが、
既に教祖は投獄され、娘のインらが恐怖におののいていた。
東方不敗が狙うは“葵花宝典”。
世界征服を可能とする秘術が記されている……。
術を会得することにより男から女へ変貌する東方不敗のエロスには、
リンチェイでなくとも屈服するに違いない。
「スウォーズマン/女神復活の章」に続く。

★感想など
これパート2だったんだね。
いつか1も観たいなあ。
1がヒットしたからか、このパート2はキャストも豪華だね。
リー・リンチェイは、確か「ワン・チャイ」の前だよねこれ。
徐克(ツイ・ハーク)は、余程リンチェイを買ってたのかねえ。
よく言われている、ブリジット・リンの男装の美しさは流石だね。
ストーリー的には、完全に1の続きなんだろうから、それだけでも1を観たいねえ。
期待する程、面白くはなかったが、まあ香港映画名作の一つとして観ておくべきだろう作品だね。
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トレマーズ2

2010年03月15日 20時21分59秒 | 怪獣/モンスター

「トレマーズ2」
原題:TOREMORS II: AFTERSHOCKS
1995年 米 99分
■監督:
 S・S・ウィルソン
■出演:
 フレッド・ウォード
 クリストファー・ガーティン
 ヘレン・シェイヴァー
 マイケル・グロス
 ホセ・ロザリオ

●あらすじ
怪獣ウェスタンとでも呼ぶべき快作「トレマーズ」の続編で、TVムービーとして製作された。
前回の監督R・アンダーウッドが製作総指揮を務める他、F・ウォードも再登場。
今回はグラポゾイド(前回のミミズ状モンスター)に鳥を掛け合わせたような新種が登場し、
地中だけでなく地上でも人々を襲い始める。

★感想など
なんでこうなっちゃうかなあ!
TVMなせいか、登場人物が圧倒的に少ないとか、モンスターとの攻防戦が地味だとか色々あるが
脚本と演出がかなりスケールダウンしている。
一言で言うと面白くない。
前作なんて、怪獣が一種類しかいないのに、かなりのアイデアで楽しませてくれたのに
本作はその辺が全然駄目である。
進化した新種の怪獣も、まるで只の小さいT-REXと言うか
頭の悪いヴェロキ・ラプトルのような、面白みの欠片もありゃしない。
まあ唯一、こいつらがピラミッドを作って上を目指す所は良かったが。
とにかく、大傑作であった前作の続きと言う事で高い期待をしてしまったが
そういった比較さえしなければ、まあ許せるのかもね?
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トレマーズ

2010年03月14日 18時57分58秒 | 怪獣/モンスター

「トレマーズ」
原題:TREMORS
1989年 米 96分
■監督:
 ロン・アンダーウッド
■出演:
 ケヴィン・ベーコン
 フレッド・ウォード
 フィン・カーター
 マイケル・グロス

●あらすじ
ネバダの砂漠地帯にある小さな田舎町に突然出現した未知の生物。
地中を自在に移動する巨大な蛇状モンスターと住民の攻防が、白昼の下で展開される。
「JAWS/ジョーズ」のプロットを使った作品は数限りないが、
地表を波立たせて襲い来るこのモンスターは文字通り“陸のジョーズ”で、映画の出来も本家に迫るものがある。
モンスターの設定から、それを有効に生かしきったストーリーまで、とにかくアイディア豊富で、存分に楽しめる怪獣映画の快作。
SFXと音響効果も申し分なし。
製作総指揮は「ターミネーター」「エイリアン2」のゲイル・アン・ハード。
TVムービーによる続編「トレマーズ2」も製作された。

★感想など
この映画は本当に面白いよ!
レレレ用にしばらく寝かせておいたくらいだからね。
だけどその気持ちは「2」を観て止めた!
そう書くとイマイチなんだろうと思うだろうが、それは本作と比べての話である。
それ程、本作は大傑作である。
主演コンビのケヴィン・ベーコンはこれ1作しか出ていないが
相棒のフレッド・ウォードはシリーズ全作に加え、TVシリーズにも主演しているらしい。
正にミスター・トレマーズですな!
ジャンル・ファンなら必見の傑作と言っておこう!
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はいからさんが通る

2010年03月13日 22時56分35秒 | スポーツ/青春/アイドル/ラブストーリー

「はいからさんが通る」
1987年 日本 90分
■監督:
 佐藤雅道
■出演:
 南野陽子
 阿部寛
 柳沢慎吾
 丹波哲郎
 野際陽子

●あらすじ
大正時代を舞台にハイカラ少女の恋と冒険を描いた、同名コミックスの映画化。
華族の伊集院家で花嫁修業することになったお転婆娘・紅緒。
ところが彼女は、奉公先の伊集院忍と恋に落ちてしまう。

★感想など
本作の主題歌は結構好きだよ。
アイドル全盛時代の南野陽子にはそんなに興味はなかったんだけど、
時間が経って、懐かしくなってきたので、なんとなく観てみた。
感想はイマイチ。
ちなみに原作も読んだ事あるけど、映画版はそのダイジェスト版になってしまっている。
各キャラクターも、原作版との比較で見てしまうと、どの人も全然駄目だね。
唯一原作に近い雰囲気だったのは、野際陽子くらいかな?
原作でも紅緒と如月の絡みは面白いんだから、その辺をもっと膨らまして欲しかった。
そう言えば、原作絡みで言うのなら、伊集院伯爵と紅緒との和解シーンが無かったのが納得イカン!
あのジイさんは、後に紅緒の良き理解者となる所が好きなのに。
まあ後致命的なのは、主役の南野陽子があまり魅力的に見えなかったとこ。
アイドル映画らしく、もっと可愛いいのかと思ってた。
正直、このキャラクターはあってないんじゃないかとさえ思った。
そして相手役の阿部ちゃんは、全く駄目だ。
あれじゃあ、単なる嫌なヤツでしかない!
こいつが出てこなくなるまでの30分くらいは、ほんとにいつ観るの止めようかとずっと考えてた。
それくらいイラっとさせてくれたね。
まあトータルとして、ナンノのファンか、原作好きくらいしか観ないだろうから
こういった映画を真面目に評価してもしょうがないんだが。
だが、エンディング・ロールの最後で、主題歌が終わる途中でぶった切ったのは許せなかったな。
どうせなら、ちゃんと曲の終わりにあわせて映画も終わらせろよ!
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エンプレス -運命の戦い-

2010年03月13日 09時22分24秒 | 功夫/空手/武侠片

「エンプレス -運命の戦い-」
原題:江山美人/AN EMPRESS AND THE WARRIORS
2008年 香港/中国 95分
■監督:
 程小東(チン・シウトン)
■出演:
 甄子丹(ドニー・イェン)
 陳慧琳(ケリー・チャン)
 黎明(レオン・ライ)

●あらすじ
身分違いの悲恋物語として知られる中国の古い説話“江山美人”をモチーフに、
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のチン・シウトン監督が映画化した武侠アクション。
出演は「インファナル・アフェアIII 終極無間」のケリー・チャンとレオン・ライ、「HERO」のドニー・イェン。
 中国戦国時代。隣国の趙国との長きにわたる泥沼の戦争ですっかり疲弊してしまった燕国。
ある時、国王が討たれ、側近の将軍・雪虎に全権を託して絶命する。
雪虎は王の甥で王位継承を目論む胡覇将軍を退け、王女・燕飛児を王位継承者に指名し、自ら後見役となり、武術と帝王学を授けていく。
しかし、飛児は胡覇が差し向けた刺客に襲われ深手を負ってしまう。
瀕死となった飛児を、山奥で隠遁生活を送る元軍人の段蘭泉が救う。
蘭泉の献身で次第に回復していく飛児。
そんな2人の間にやがて恋心が芽生えていくが…。

★感想など
王女の恋物語が、前に観た「ラヴァーズ&ドラゴン」と似てると思ったが、
あっちの映画も“江山美人”がモチーフだったと言う事だろうか?
個人的には、その“江山美人”の話には興味がない。
と言うか面白くない。
本作も、冒頭のテンションから期待出来るのでは? と思ったが
“江山美人”の部分に入った途端につまらなく感じてしまった。
ラストのドニー・イェンの暴れっぷりとかは良かったんだけどねえ。
ただ、主演を務めたケリー・チャンの演技はとても良かった。
これは素晴らしい演技で、改めてケリー・チャンの魅力を再発見出来るであろう。
全体的にも悪くない作品なので、この手の映画が好きな人にはオススメかも。
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