レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

戦うパンチョ・ビラ

2013年04月06日 22時08分35秒 | 西部劇

「戦うパンチョ・ビラ」
原題:VILLA RIDES!
1968年 米 112分
■監督:
 バズ・キューリック
■出演:
 ユル・ブリンナー
 ロバート・ミッチャム
 チャールズ・ブロンソン
 ジル・アイアランド

●あらすじ
20世紀初頭、メキシコでは革命派が実権を握るも動乱が続いていた。
米国人のリーは、反革命派と銃器密売取引をするためにメキシコの荒野に飛行機を着陸させる。
無事取引を済ませるが、その町をパンチョ・ビラ率いる革命軍が襲撃。
リーは反革命派に武器を流した罪で捕らえられてしまう。
しかし革命派はリーが飛行機を所有していることに目をつけ、彼を味方に引き入れる。
リーはパンチョ・ビラと共に行動を共にすることになるのだが…
(ザ・シネマより)

★感想など
図らずもユル・ブリンナー主演作が続いてしまった。
まずユル・ブリンナーとチャールズ・ブロンソンの競演が嬉しいね。
映像や内容も全体的にB級している感じが楽しい。
メキシコ革命ものをハリウッドで作るというのも珍しいが、
やはりイタリア映画とは資本が違うから、エキストラの数も銃撃・爆破シーンもスケールが違う。
ロバート・ミッチャムの扱いが気に入らないところを除けば、かなり面白い西部劇である。
特に人を殺すことを楽しんでいる風もあるブロンソンは一見の価値アリですぞ!
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SF最後の巨人

2013年04月06日 22時08分15秒 | SF/ファンタジー

「SF最後の巨人」
原題:THE ULTIMATE WARRIOR
1975年 米 94分
■監督:
 ロバート・クローズ
■出演:
 ユル・ブリンナー
 マックス・フォン・シドー
 ジョアンナ・マイルズ
 ウィリアム・スミス
 メル・ノヴァク

●あらすじ
石油危機と疫病に見舞われ荒廃しきった2012年のニューヨークを舞台に、
穀物の種子と妊娠中の娘をとある島へ送り届けるために雇われた闘士ブリンナーの戦いを描いたアクション。
後半の地下鉄跡で繰り広げられる脱出行が見もの。
近未来の描写と作劇はまるで「北斗の拳@」である。
(Yahoo映画より)

★感想など
大昔から気にはなっていた作品。
何せ監督=ロバート・クローズ、製作=フレッド・ワイントローブと言うのは
あの「燃えよドラゴン」のコンビだからね!
2012年という当時としては近未来を舞台に、まんま「北斗の拳」みたいな世界観が描かれる。
特に種モミを人の命よりも重視している描写なんてみると
明らかに北斗の作者は本作をパクっているな!
主人公であるユル・ブリンナーの行動が意味不明だったり、バロンも敵対ギャングもバカだったりとか
話の進みが遅いとか、街の住民が行動は起こさないくせにリンチはするとか、矛盾ばっかりの映画だが
70年代な映像美をみていると、割と悪くないなとか思ってしまう自分がいたりする。
まあ頭に「燃えドラ」を思い出しながら観ていると、ちょうどいいくらいじゃないかな。
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エグザイル/絆

2013年04月03日 13時47分17秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「エグザイル/絆」
原題:放・逐/EXILED
2006年 香港 109分
■監督:
 杜琪峰(ジョニー・トー)
■出演:
 黄秋生(アンソニー・ウォン)
 任達華(サイモン・ヤム)
 呉鎮宇(フランシス・ン)
 林雪(ラム・シュー)
 張家輝(ニック・チョン)
 何超儀(ジョシー・ホー)

●あらすじ
香港の鬼才ジョニー・トー監督が「ザ・ミッション 非情の掟」の主要キャストを再結集して描くノワール・ムービー。
それぞれの使命を帯びて対立する裏社会の男たちが辿る予測不能の運命を、
ユーモアを織り交ぜつつスタイリッシュに綴る。
中国返還間近のマカオ。乳飲み子を抱えた妻が夫の帰りを待つとある家。
この家の主ウーは、かつて香港マフィアのボス、フェイの命を狙ったために逃亡の身となった男。
そんなウーの家に現われた4人の男たち。
2人はフェイの命令でウーを始末するために、そしてもう一方の2人はウーを守るため。
そこへ、ついにウーが姿を現わし、ほどなく三すくみの銃撃戦が始まるが…。
(Yahoo映画より)

★感想など
「ザ・ミッション 非情の掟」「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」の三本の中では
比較的マシに思えたが、他の映画全体と比べればつまらないのは変わらない。
脚本がない状態で作ったことをびっくりしている人が多いようだが、昔の香港映画じゃそんなん当たり前のこと。
驚くところじゃない。
ジョニー・トーっていつも思うんだが、適当にパーツで撮影しておいて、後で適当に組み合わせているだけに見える。
そのパーツ一つ一つが本当にその場の思いつきっぽいから、組み合わせてもしっくりこない。
全体的にジョニー・トーは雰囲気だけでしか映画を撮っていない感じ。
そのオナニーぶりが好きな人は熱烈なファンになるんだろうな。
おら駄目だ。
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