レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ワルプルギスの夜 ウルフvsヴァンパイア

2021年08月11日 22時34分24秒 | ホラー

「ワルプルギスの夜 ウルフvsヴァンパイア」
原題:LA NOCHE DE WALPURGIS
1970年 スペイン/西ドイツ 86分
■監督:
 レオン・クリモフスキー
■出演:
 ポール・ナッシー
 ギャビー・フックス
 アンドレス・レシーノ
 バーバラ・カペル

●あらすじ
狼男と吸血鬼の2大モンスターによる決戦を描いたホラー。
古代ケルトに伝わる、魔女たちが行う祭り「ワルプルギスの夜」。
魔王を呼び出すための儀式を前に、死んだはずの狼男と、
美女の血によって蘇った吸血鬼夫人が生き残りを賭けてぶつかり合う。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
主演のポール・ナッシーは幼少の頃に観た「狼男」の映画の虜になり、
大きくなって狼男を演じる夢を叶えたらしい。
本作もそんなポール・ナッシー演じる狼男のシリーズ2作目らしく、実際本国では大ヒットしたらしい。
確かに1970年の製作年度を考えると、画面や音楽の雰囲気は最高。
江戸川乱歩の美女シリーズに似た雰囲気があり、そう考えると60年代の映画やテレビは私好みかも?
主演のポール・ナッシーも男の色気に溢れたダンディズムで魅力一杯なのだが
いかんせん脚本と演出がダメ過ぎた。
題材がホラーなのに緊張感ゼロな主演女優。
1エピソードが3~4分で語られ、次々と話が展開するがどれも繋がりがなく唐突な感ありまくりな脚本。
と観ていて中々辛かった。
まあ好きな人ならってことで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スライサー

2021年08月04日 23時03分39秒 | ホラー

「スライサー」
原題:THE MANGLER REBORN
2005年 米 83分
■監督:
 マット・カニンガム
 エリック・ガードナー
■出演:
 エイミー・ブルックス
 レジー・バニスター
 ウェストン・ブレイクスリー

●あらすじ
バラバラに破壊された機械の部品に取り憑かれた男の恐怖を描く、スティーヴン・キング原作のソリッドスリラー。
究極の殺人マシーンを完成させた男は、機械を動かすために人間の血を求めて殺戮を繰り返す。
悪魔が乗り移った殺人機が次々と人々を襲う。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ジャケットとかから、若い娘がキャーキャー言いながら襲われる「JIGSAW」系の映画を想像していたが
内容は全然違っていて、終始重たい雰囲気で話が進んでいった。
殺人鬼の男が無表情で人を襲い(何と実の娘まで襲う!)
手作りの殺人機械で作った人肉スープを食べるのだが、この男が何故こうなったのかの説明が一切ないのだ!
それを無機質な映像で淡々と流していくもんだから、ある意味リアル感があって怖いかも。
スティーブン・キングの「人間圧搾機」と言う小説が原作らしいが(それにしても凄いタイトルだなw)
本作の前に、あのトビー・フ―パーが「マングラー」と言うタイトルで映画化していたらしく
本作はその続編的立ち位置らしい。
そう考えると前作も観たいなあ。トビー・フ―パーだし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする