雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

Wikipedia

2007-09-05 06:01:49 | ネット、Twitter & Facebook、Instagram
誰でも編集できるネット上の無料百科事典ウィキペディアが巨大化を続けているという書き出しで、

「ウィキぺディアどこまで信用?」 という新聞記事が載ってっている。
サブタイトルには 「新聞が引用問題に」 となっていた。


「Wikipedia」には昨年の丁度今頃はじめて出会ったのだが、私自身は非常に重宝している。
新聞のようにそれがまたニュース源になって、また広がってゆくような種類の取材を、これで行って記事にするのはどうかと思うが、
現実にはなかなか面白いと思っている。

この創始者のウエールズ氏は、
「ウィキペディアの情報だけに頼るのではなく、情報のとっかかりとして使えばよい」と言っている。その通りだと思う。


新聞の数値を見て、現在の言語別項目数が英語が185万と圧倒的なのは解るが、2位ドイツ語60万、3位フランス52万に続いて4位がポーランド語40万、日本38万とポーランドが日本の上にいるには不思議であった。

ただ日本も02年からスタートして急上昇し、06年が20万ちょっとだったものが、いま倍増の40万近くになっているので直ぐ逆転するだろう。


これを知った経緯は、具体的に言うと、昨年、BUG IN MIKIの検索で出会ったのである。
この言葉のように、一般の辞書には載っていない事柄を探したり、その中味を理解するのには、非常に貴重である。

この言葉のほかに、「自然」という言葉は明治以降の西洋の nature の訳語であり、明治以前には「自然」という言葉は存在しなかったという記述を見て、本当かなと辞書を引いたが、そんなことは何も書いていなかった。

Wikipediaで調べると確かにそのように記述されている。

それでは、江戸時代は自然をなんと表現していたのか、私の見た最初の記述には、
日本では、「天地」と言われていたとあった。


また、昨年の倍もの伸びを見せているが、
それを実感しているのは、三木市のWikipediaの記述である。
昨年はじめて私が見たときは、三木市の記述は全国的に見てトップクラスの水準で非常に詳しかったのに、いまは完全に引き離されてしまっている。
他市の記述が半年間の間に飛躍的な充実を見たということであろう。


新聞にはこんなことも書かれている。
「参加者が増えるにつれて、品質が上がってきている。英科学誌が05年ウィキペディアとブルタニカの自然科学分野の項目を調べたら、間違いは4箇所と3箇所でブルタニカのほうが1つ多かった」とか。


それにしても、こんな仕組みを考え付き、実行に移すアメリカ人の発想は素晴らしいと思う。本当に柔軟である。
コメント (6)
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