雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

端午の節句に男の子の夢を

2009-05-07 03:40:29 | みっきぃふるさとふれあい公園
5月5日端午の節句であった。
男の子の節句に、男の子の他愛のない夢を一つ。

先日、何になりたいという子供達の夢の記事があった。
男の子は野球の選手がずっと一番のようである。

76歳だが男の子には違いない。
ずっと夢は持って生きてきたが、不思議なことに何故か、何になりたいとは子供の頃から一度も思ったことはない。
ただ、『何をしたい』と言う夢みたいなものは、若い頃からずっと持ち続けている。
今でもいっぱい『やりたいという夢はある』


その中の一つ、
5月、端午の節句の鯉のぼりに引っ掛けて、この数年ずっと思い続けている夢をひとつ、まあ聞いてください。

年寄りだがまぎれもない男の子の夢を。





『三木の美嚢川に、鯉をいっぱい泳がせたい』

何人かの人に言ったこともある。
『美嚢川プロジェクト』と名づけて市長メールで提案したこともある。


なぜ、そんなことを。
いろいろと理由はあるのだが、
まず、私自身が鯉が好きだからである。家でもずっと飼っている。

鯉は100年生きるという。
川などでは放流するだけで維持費は一切掛からない。
年々立派に育つ。餌を与え続けたら馴れて、群れを成して寄ってくる。
伊勢神宮の五十鈴川の清流に泳ぐ鯉、小学校の頃見つめた印象は今でもはっきり覚えている。

鯉、日本の人たちが作り上げた文化である。
熱帯魚のように同じ紋様ではない。1匹1匹が違うのである。
金物と言う旧い伝統文化を創り上げてきた三木のまちに、よく似合う日本的な生き物である。

美嚢川、支流を含めると三木全体がかかわりを持つ三木全体に広がる川である。
町の中も住宅街も、田んぼの中も流れている。
この流域での参加は、三木全体のプロジェクトとして育つ可能性がある。

美嚢川には桜の木もいっぱい植えられているが、残念ながら春だけである。
鯉は1年中見られるのである。
札幌などでは冬の間は寒さに耐えられずにどこかに移して冬を越させるのである。

札幌、高山、岡山などなど鯉を観光に使っているところは多いが、三木のその立地は、ドンとダムに始まって流域全体の環境も抜群である。
美嚢川のスケールは全国的に見ても最右翼、実現すればそのスケールは、間違いなく日本一である。
『日本一美しいまちをめざす三木』に似合うプロジェクトだと思っている。


そんな自然環境と流域全体に散在する小学校の子供達が魚や生き物たちとの関わりを持つのはいいことだと思う。
例えば5月の5日、こどもの日にあちこちの流域で、鯉の稚魚を子供達の手で放流する。
その鯉たちは子供達の人生とともに生きるはずである。

鯉の稚魚など、そんなに高いものではない。
沿道の植木などよりずっと安いし、その後の維持費が掛からないのが一番である。

三木の自然環境は、この周辺でも抜群にいい。
蛍も飛んでいる環境だし、もっと積極的に自然を利用しさわやかな
『三木のイメージ』を造りあげたらいいと思う。

毎年毎年継続することで、そして鯉それ自体が育って目玉になる。
子供達が放流すること自体はニュースになる。
三木全体でやれば口コミにもなる。


実は5月5日には、三木市役所は市役所前でこんな鯉に関するイベントをやっているのである。

市役所の玄関のヨコの池には何故か鯉が数匹飼われている。
全然関係がないわけではない。
もっと結び付けていけば、大きな観光話題になると、ほんとに信じている、
『10万匹の錦鯉が群れ泳ぐ美嚢川』、『76歳の男の子の夢なのである。』


さるとるさん、『鯉と蛍』忘れないで下さいね。
鯉や蛍は、まだ私の引き出しに球根で眠っているのですが、
いつの日にか、
例えば、
NPO The Good Times が立派に育ったら、是非やってみたいプロジェクトの一つなのです。
観光振興課が動けばもっといいと、思っています。

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コメント (2)
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