ミツバチ不足の話題があちこちで聞かれる。
今までミツバチや昆虫達が花の受精で果実の生育に役立っているということぐらいは知っていた。
また、ただ蜂蜜を得るためにミツバチを飼っているのだと思っていた。
それくらいの知識しかなくて、ミツバチが少なくなって、農家がピンチなどと言うのは全然想定の範囲外の出来事であった。
『ミツバチ不足 』と検索するだけでこんなに情報が集まるのである。
『ミツバチ』だけで検索してもミツバチ不足のニュースがいっぱいである。
あちこち拾い読みしてみたが、ずっと昔からちゃんと人々はミツバチ対策をしてきているのである。
自然に勝手にミツバチも増えるのかと思ったらそうでもない。
どこかに天然のミツバチが病原菌などを持って害になるなどとの記述もあった。
世の中には知らないことも多いものである。
ミツバチがいなくなって大変と言うのはこんな出来事がない限り、解らなかっただろうし覚えたりしなかったと思う。
情報はいっぱいあるのだが、いろいろ詳しくて専門的で難しい。
これなどは解りやすいので、ご紹介してみよう。
■ シルルの疑問Q&A
[ミツバチ不足 なぜ困るの?]
ーいま全国のいろいろな地域でミツバチが足りなくなっているけれど、不足するとどうして困るの?
農作物の受粉に影響が出るからです。
飼育されているミツバチは花のみつを集めることだけが仕事ではありません。果物や野菜を栽培するビニールハウスや果樹園で受粉を手伝う仕事があります。
農家はミツバチを借りたり買ったりして確保できなければ人の手で受粉しなければならず、高齢の農家や規模の大きい農家ほど困るのです。
—不足の原因は?
日本は主にオーストラリアから女王バチを輸入し、国内で働きバチを増やしてきました。
しかし、ハチ特有の病気の流行でオーストラリアからの輸入が2007年10月からストップ。さらに昨年夏ごろに働きバチの大量死が発生し、ミツバチが足りない状態に陥ってしまいました。
—他の国から輸入はできないの?
伝染病を予防するため、ミツバチの輸入は規制されています。
日本が輸入できるのはオーストラリア、イタリア、ロシア、ニュージーランド、スロベニア、米国・ハワイ州だけ。
この中で輸入の多くはオーストラリアに頼っていたので、不足をすぐに補うのは簡単ではありません。
—日本でミツバチが不足している地域は?
農林水産省が今月10日に発表した調査結果では、山形(サクランボ)、栃木(ナシ)、静岡(イチゴ)、岡山(イチゴ)、鹿児島(メロン)など計21都県でした。
作物別で多かったのはイチゴが10都県、スイカが5県ありました。
その後、ミツバチを貸したり、別のハチを使ったりしましたが、21日に発表した調査結果ではまだ鳥取(スイカ、メロン)や茨城(メロン、スイカ、ナス)など7県で不足していました。
—秋田県はどうなの?
県内では5月から果物の受粉作業が本格的に始まります。県農畜産振興課によると、いまのところ不足の心配はないそうです。
—でも、このまま女王バチの輸入がストップしていると困るよね?
農林水産省は別種類のハチを使った受粉の指導や、足りている地域から不足している地域に貸し出す仕組みづくりをしています。
それでも、このままミツバチの不足が続くとハチの貸し出し料金が高くなったり、果物や野菜の出荷量が減ったりして価格が上がる可能性があります。
農林水産省は日本向けの輸出を希望しているアルゼンチンとの協議を進め、問題を解決しようとしているのです。
このほかにもいっぱい情報はありますので、詳しく勉強されたい方は、
『ミツバチ不足』 『ミツバチ』 のリンクをどうぞ。
最後までお読み頂いて有難うございました。
お手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか
今までミツバチや昆虫達が花の受精で果実の生育に役立っているということぐらいは知っていた。
また、ただ蜂蜜を得るためにミツバチを飼っているのだと思っていた。
それくらいの知識しかなくて、ミツバチが少なくなって、農家がピンチなどと言うのは全然想定の範囲外の出来事であった。
『ミツバチ不足 』と検索するだけでこんなに情報が集まるのである。
『ミツバチ』だけで検索してもミツバチ不足のニュースがいっぱいである。
あちこち拾い読みしてみたが、ずっと昔からちゃんと人々はミツバチ対策をしてきているのである。
自然に勝手にミツバチも増えるのかと思ったらそうでもない。
どこかに天然のミツバチが病原菌などを持って害になるなどとの記述もあった。
世の中には知らないことも多いものである。
ミツバチがいなくなって大変と言うのはこんな出来事がない限り、解らなかっただろうし覚えたりしなかったと思う。
情報はいっぱいあるのだが、いろいろ詳しくて専門的で難しい。
これなどは解りやすいので、ご紹介してみよう。
■ シルルの疑問Q&A
[ミツバチ不足 なぜ困るの?]
ーいま全国のいろいろな地域でミツバチが足りなくなっているけれど、不足するとどうして困るの?
農作物の受粉に影響が出るからです。
飼育されているミツバチは花のみつを集めることだけが仕事ではありません。果物や野菜を栽培するビニールハウスや果樹園で受粉を手伝う仕事があります。
農家はミツバチを借りたり買ったりして確保できなければ人の手で受粉しなければならず、高齢の農家や規模の大きい農家ほど困るのです。
—不足の原因は?
日本は主にオーストラリアから女王バチを輸入し、国内で働きバチを増やしてきました。
しかし、ハチ特有の病気の流行でオーストラリアからの輸入が2007年10月からストップ。さらに昨年夏ごろに働きバチの大量死が発生し、ミツバチが足りない状態に陥ってしまいました。
—他の国から輸入はできないの?
伝染病を予防するため、ミツバチの輸入は規制されています。
日本が輸入できるのはオーストラリア、イタリア、ロシア、ニュージーランド、スロベニア、米国・ハワイ州だけ。
この中で輸入の多くはオーストラリアに頼っていたので、不足をすぐに補うのは簡単ではありません。
—日本でミツバチが不足している地域は?
農林水産省が今月10日に発表した調査結果では、山形(サクランボ)、栃木(ナシ)、静岡(イチゴ)、岡山(イチゴ)、鹿児島(メロン)など計21都県でした。
作物別で多かったのはイチゴが10都県、スイカが5県ありました。
その後、ミツバチを貸したり、別のハチを使ったりしましたが、21日に発表した調査結果ではまだ鳥取(スイカ、メロン)や茨城(メロン、スイカ、ナス)など7県で不足していました。
—秋田県はどうなの?
県内では5月から果物の受粉作業が本格的に始まります。県農畜産振興課によると、いまのところ不足の心配はないそうです。
—でも、このまま女王バチの輸入がストップしていると困るよね?
農林水産省は別種類のハチを使った受粉の指導や、足りている地域から不足している地域に貸し出す仕組みづくりをしています。
それでも、このままミツバチの不足が続くとハチの貸し出し料金が高くなったり、果物や野菜の出荷量が減ったりして価格が上がる可能性があります。
農林水産省は日本向けの輸出を希望しているアルゼンチンとの協議を進め、問題を解決しようとしているのです。
このほかにもいっぱい情報はありますので、詳しく勉強されたい方は、
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最後までお読み頂いて有難うございました。
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