雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

森友学園問題 雑感

2017-03-12 06:03:14 | 発想$感想

 

★世の中で騒がしい『森友学園問題』時間もあるので私なりに調べてみた。

 その感想を客観的に述べてみたい。

 籠池理事長がご自身でつくられて発表した約30分のYou Tubeも、マスコミはその一部しか報道しないので、全部見ることからスタートした。

 この動画の最初に籠池さんが言ってるが『なぜ、マスコミは私のような個人を袋叩きにするのか?』から始まっている。

    https://www.youtube.com/watch?v=iKTcWEKG4n0

 

 

 ★この『森友学園問題』は、今は大きな問題になっているのだが、その発端は何だったのだろう?  と思っていろいろ調べてみたら

● そのスタートは『2014年10月』森友学園が小学校設置申請を行い、12月に私立学校審議会が『認可保留』にしているのである。

● それが年を明けて『2015年1月27日』には、森友学園は「条件付きで認可適当」となっている。


 そしてその問題が表に出たのは、豊中市の木村真市会議員が『2017年2月8日』に非公表とした財務局の決定の取り消しを求めて『大阪地裁に提訴』し、朝日新聞が取り上げたところから、この問題はスタートしている。


 

★2月以降、この問題は、国会でも、マスコミでも毎日のように取り上げられて、特に土地の価格値引きと、建物の3種類の値段が独り歩きしてしまったのが、問題を大きくしてしまったのかなと思う。

3月10日に、森友学園の籠池理事長が『小学校の設置認可を求めた申請を取り下げ』そのあと行った記者会見と質疑は1時間半にも及んだのだが、その動画を確りと2回も見ての感想なのだが、籠池理事長が「嘘を言ってる」とは思えないのである。

この記者会見の様子はNHKも民放も約30分はテレビで流したので、ご覧になった方も多いかと思うが、この会見はその後も質問も加え延々1時間半にわたり続いたのだが、流石にそれをそのまま実況したテレビはなかったのだが、昨今はそんな会見状況を、You Tube に収録していて『見ることができる』のである。

その動画はこれである。

約1時間20分に亘って質問に応えているが、籠池さんは「冷静に応えて」いる。時間のおありの方はご覧になればいい。

ちなみにこの動画はいくつかあるが、どれも    『いい』と 評価される方が多いのである。

     

  https://www.youtube.com/watch?v=6sw36TOMJiA

 

 その会見の記事を 朝日新聞が次のように報じている。

 

   

 

いくつもの疑問が解明されないまま、小学校の設置認可を求めた申請が取り下げられた。「なにも疑惑はない」。学校法人「森友学園」の理事長は10日の記者会見で言い、問題を報じてきたメディアへ批判の矛先を向けた。突然の撤退表明に対し、「これで幕引きにしてはならない」という声が広がった。「苦渋の決断であります。涙が出るような気持ちであります。もう少し温かい目で見て頂きたかった」小学校の設置認可申請を取り下げた後の10日夕、記者会見に臨んだ学校法人「森友学園]の籠池泰典理事長は、約1時間半にわたり、マイクを通じて声を張り上げた。会見場は学園が運営する幼稚園の多目的室。籠池氏は150人ほどの報道関係者を前に、やや充血したように見える目を向けながら、国有地の取得や建築事業費にからむ数々の疑惑を改めて否定した

 籠池氏は小学校建設をめぐる問題について「建物もでき、さあこれから、という時に『爆弾』が炸裂した」と説明。報道が過熱しているとして「子どもさんがたの身の安全、そして保護者のプライバシー」を考慮して取り下げを判断した――と述べた。 一方で、「再びチャレンジはさせて頂きます」「延期ですよ。開校の延期」「私はまだ若い」などと述べ、今後も小学校開校をあきらめない考えを強調。学園の理事長職の退任は明言したが、今後も「何らかの形で学園に関わり、理念の継承をしっかりしていきたい」と述べ、幼稚園の運営についても関わり続ける考えを示した。鑑定価格より大幅に安く学園側が国有地を取得した経緯については、籠池氏は「何も疑惑はない。政治家に口利きはしてもらっていない」と気色ばんだ。

 学園側が土地交渉をしていた時期、自民党参院議員の鴻池祥肇・元防災担当相の事務所に働きかけをしたとされる問題に質問が飛ぶと、籠池氏は「『マンション買いたいな』となれば不動産屋に入りませんか。『これはどこに行ったらいいんでしょうね』と。その程度」。国会で籠池氏と距離を置く答弁をした稲田朋美防衛相については「志は一緒ですから、色々お会いする機会は以前はたくさんあった」、安倍晋三首相には「会ったことありますよ。街頭演説とかで。幼稚園にお越し頂いたことはない」などと語った。

 土地の契約には、今月末までに小学校が開設されなければ国が買い戻す特約がついている。学園側は原則、土地を元の状態に戻す必要があるが、籠池氏は土地の利用について「あきらめていませんからね」。ほぼ完成した建物についても「我々が造り上げてきた。つぶしてしまったらいかんと思う。つぶさない方向で考えたい」と述べた。建築事業費に関して、23億8400万円~7億5600万円の3通りの契約書がある問題については、籠池氏はいずれの契約書も自ら押印したと認めたが、偽造は否定した。また、籠池氏は会見で新聞・テレビの取材や報道も批判。会見に同席していた籠池氏の長男が一連の問題について根拠を示さずに共産党と朝日新聞が連動して事態が勃発した」などと述べる場面もあった。

 

朝日はウソを書く』という発言も会見時にはあったが、この記事は、概ね会見の模様をそのまま伝えてはいる。

 この会見の席上ではボロカスに言われた産経は、今回はこんな記事に纏めている。まさに詳細、You Tube の内容が文字になっている。

     http://www.sankei.com/west/news/170311/wst1703110013-n1.html

 

★籠池さんの長時間に亘る会見での発言を聞いて私の率直な感想は、テレビで発言されるいろんな『評論家』よりは、ご自身の考え方が明確だなと思ったし『言われていること』に『ウソはない』と思った。

今取り上げられている、3種類の見積額などは、現在の縦割りの行政の中で、あんなことになってしまうのではないかと思ったりする。このような問題を進めていく上で『縦割りの行政対応』としては、ひょっとしたら「常識」なのかも知れない。籠池さんは何度もこの質問には丁寧に3種類あることは認めたうえでの答弁をされている。

この数年、三木市の まちおこし活動などに拘わってみて、そこで発生する『補助金』などの許認可状況をヨコで見ていると、貰う側と認可するお役人が『いい関係?』でつながっていて、そんな人たちのいう通りに動かないと『世の中の常識では通用しない』ことがよく解ったのである。

国民の税金を・・』などときれいごとを言われるが、日本の政治・行政の仕組みが『国民の税金の分捕り合い』をやっているようなところもあるし、『報道するマスコミ』も『国会での議論』も、そのような構造問題の対策を取り上げるよりは、目の前で起こる『小さなこと』ばかりを追っかけ、政治の駆け引きに使ってしまうようなところがある。

籠池理事長を血祭りにあげてみても、大臣の首をとってみても、全体の根本問題解決には繋がらないのだろう。

『森友問題』も単に籠池さんの揚げ足をとるのではなくて、その底にある『本質的な問題』の解決に向かって欲しいなと思うのである。

 

明日からウイークデーが始まる。

 民放各局はこの問題をどのような形で取り上げるのだろうか?

 そこに出演する『評論家』はどのような発言をするのだろうか?

 

 

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