★現役時代からずっと『二輪事業の流通業』の分野に長く携わってきた。
『流通業とは、自らの仮説の正当性を問うビジネスである』
と言われていて、いろんな事柄に対して、
ずっと『自分の仮説』を持って対応しながら生きてきた。
特に『新しいことへの対応』は、『仮説』がない限りその『対策』は打てないのである。
今回の『新型コロナウイルス』も間違いなく、世の中の『新しい出来事』なのである。
その専門家の方々や評論家や、国や地方の方たちなど、
それぞれいろんなことを想定しての対策がなされてきた。
そんな中で一番『自らの仮説』を持っていたのは
『大阪』であったような気がする。
★私自身は別に対策などする必要はないのだが、
『果たしてどうなるのか?』は非常に関心があって、
2月以降このブログでも何回か取り上げてきたりした。
日本での対策のスタートは、武漢からの帰国者が始まった2月初めからだと思うが、
兵庫県で感染者が出たのは3月初めからで、
4月からは「緊急事態宣言」が出されたりした。
いろんな統計やグラフなどが毎日発信されたのだが、
一番顕著に言われたのは、
『感染累計者数』で現在は17876人になっている。
いろんな数値がどうも解りにくいので、
私独自で4月からはこんな数値を毎日ノートに記録してきた。
それはいま現在解っている『実質コロナ感染者数』で、
その増減を把握するのが、一番解りやすいと思ったからである。
『感染者累計ー死者数累計ー退院者数累計=実質コロナ感染者数』 となる。
昨日現在の日本の解っている『実質感染者数』は1321人で、
6月10日に1000人になるだろうというのが『私の仮説』なのである。
そしてその人たちは入院しているか、把握されている。
因みに、日本で一番実感染者が多かったのは10545人で、
それは4月30日でそれ以降、減少が続いているのである。
各県毎にこのような『実質感染者数』を発表すれば、
もっと解りやすいし、対策も立てやすいと思うのだが、
なぜそういう統計を出さないのだろうと思っている。
兵庫県は5月18日以降、新感染者は出ていないので、
2週間で退院するとしたら、
今既に『実質感染者=0』になっているのではないかと思っている。
私自身の『コロナ対策』は、
このこの3ヶ月『人には会わない、話をしない』で通してきたのだが、
金曜日にゴルフにも行ったのは、
『もう兵庫県には感染者はいないはず』という自らの仮説を信じたからである。
★来週あたりからは全国で『実感染者数』は1000人を割り、
多分500人ぐらいにまで下がっていくのだろうが、
さてそれから先はどうなるのだろう。
今までのところ日本の対策は大成功である。
国や地方が採った政策もよかったのだろうし、
何よりもちゃんと『自らの行動を律した国民の努力』なのだと思う。
今頃になって世界も日本を見直しているようだが、
『麻生太郎さん』が言うように『それは民力度』なのかも知れない。
★ただ、これから先の仮説の立て方がムツカシイ。
日本だけの対策なら、
『新型コロナ対策』はほぼ『抑え切った』と言っていいのだろう。
『第2波』が来たとしても、その対策はより明確に出せるだろう。
ただこれは『世界と繋がっている』ので、
世界がどうなるか?
『ワクチンの開発』がいつになるのだろうか?
ブラジルや開発途上国が大丈夫なのかな?
と思っている。
★なんでも『仮説を立てる習性』が身に付いてしまっている
『戦前派の「日本大好きな」おじんの発想』なのである。
どんな事態に直面しても
どんな事態に直面しても
『前向きに、ネアカに行動すべき』だと思っている。
自らが立てた『実感染者論』は結構解り易かった
ということに自ら納得なのである。