★現役時代、会社で新入社員が受ける『性格テスト』を私も受けたことがある。
『性格テスト』だから、その評価が『いい、悪い』ではないのだが、
それを担当した当時の総務部長曰く、
『古谷さんの、性格はめちゃいいと思うのですが、「反省しない」というところの評価はめちゃ低いというか最高というか…』
などとからかわれたことがある。
『反省しない』 確かにあまり済んでしまったことを、いろいろ考えたりはしないし、
もっと極端に言えば『失敗などしていない』などと『ネアカ』に思ってしまうのである。
野球をしていたからエラーしたこともあるし、チャンスに打てなかったことも、勿論あるのだが『それは普通にあること』と都合のいいように思ってしまうのである。
『会社の仕事』などはほんとに『失敗などしたことがない』と勝手に自己評価するような厚かましいところがある。
そんな『反省しない』、
常に前を向いて『新しいことにチャレンジ』するほうが楽しい
と思ってしまうのだと思う。
★かっての武雄市長・樋渡啓祐さんは今は超有名人である。
その樋渡さんが『反省しない』という題名の本を書いておられる。
樋渡さんはよく存じ上げているのだが、
本の題名が『反省しない』となっていて、
樋渡さんも『反省しないのかな』と
その辺りが気になって、Amazon に注文していたのである。
樋渡啓祐さんと初めて繋がったのは2006年の頃だが、
総務省から高槻市役所の『市長公室長に出向されていた樋渡さん』を、
高槻市のホームページで見つけて、
私が勝手に追いかけだしたのである。
これは、2006年11月20日に私が書いたブログである。
市長公室長樋渡啓祐氏のこと
2006-11-20
樋渡啓祐氏。
面識もないし、勿論話もしたこともなく、私とは直接は何の関係もない。
総務省から出向して、高槻市長公室長を平成15年4月より17年12月まで2年半ほど務められ、また総務省に戻られた。
1969年佐賀県生まれだから、まだ40才前の若さである。
高槻市のホームページ「こちら部長室」で62回に及ぶ、彼のコメントを読んだだけである。
その意見や仕事の進め方にこれほど共感を覚えたのは、先日ご紹介をした小野田滋郎さん以来といってもいい。
総務省から出向して、高槻市長公室長を平成15年4月より17年12月まで2年半ほど務められ、また総務省に戻られた。
1969年佐賀県生まれだから、まだ40才前の若さである。
高槻市のホームページ「こちら部長室」で62回に及ぶ、彼のコメントを読んだだけである。
その意見や仕事の進め方にこれほど共感を覚えたのは、先日ご紹介をした小野田滋郎さん以来といってもいい。
三木市のホームページのお手伝いのために、いろいろ調べていたら高槻市に出合ったのである。
樋渡さんの「こちら部長室」の第1回は「全国一のホームページを目指して」で始まり第62回「さよなら部長室」で終わっている。2年半ではあるが、高槻市は今年のホームページコンクールで、見事全国一になり目標を達成している。
62回のコメントはそれぞれ面白いのだが、次の二つをご紹介したい。
第55回BLOG,BLOG,BLOG
樋渡さんの「こちら部長室」の第1回は「全国一のホームページを目指して」で始まり第62回「さよなら部長室」で終わっている。2年半ではあるが、高槻市は今年のホームページコンクールで、見事全国一になり目標を達成している。
62回のコメントはそれぞれ面白いのだが、次の二つをご紹介したい。
第55回BLOG,BLOG,BLOG
ブログについての、コメントである。
「この4月まで、この言葉を知りませんでした。」とある。
そして、いろいろ本などで勉強した結果のブログについての感想を次のように述べている。
「ブログのメリット」
「メールさえ打てれば、そんなに知識がなくても、HPが簡単に作れる。
情報発信が容易である。同時にトラックバックなどで情報の入手も容易になる。
デジカメの画像が簡単に、且つ沢山採り入れられる。」
更に続けて、「アメリカではブログの誕生により、ホワイトハウスの会見にブログの記者の出入りが認められたり、わが国でもこの動きは加速すると思います。」
ご自分でも、ブログに挑戦され、高槻市のホームページにブログの採用を起案されている。そして、「高槻市が全国に先駆けてブログ化に挑戦し、その成果がでることを楽しみにしたい。」
私は、上述のようなちゃんとした分析は出来なかったが、「カン」だけで、これはイケルと思ったので、自分でも試してみるとともに、三木市の市長メールでも、推薦をした。間違いなく時代の流れだと思うのである。
ホームページやメルマガを実施している政治家は沢山いるが、ブログをやっているのは、世耕弘成と石原慎太郎の二番目の息子など、まだ極わずかでスタートしたばかりである。
第36回 求む 奇人、変人
これも、私には非常に面白かったし、100%共感する。
世の中の人の教育は、まともなことが多すぎて、面白い人、本当に仕事ができる人を殺してしまっていると思っている。
自分自身がどちらかといえば、奇人、変人に近い人たちに親しみが持てたし、事実そんな仲間も多いので、樋渡さんのような総務省のエリートがこのようなコメントを書いてくれたのは、「わが意を得た」と思ったのである。
「組織には必ず、奇人、変人が少なからず存在している。それが許容されているのがいいのだ。」と言っている。
高槻市に「着任して1年経って思うのは、潜在的な奇人、変人の人たちが「普通、一般化」していないか、もっと奇人、変人をそのまま伸ばす方向を採るべき」といっておられます。まったく同感です。更に「いい企画、いい仕事をするためにも、知的好奇心いっぱいの奇人、変人が是非とも必要です。」
「私自身も勇気をもって奇人、変人の類になるように頑張ります。まだまだ、潜在的に埋もれている奇人、変人は沢山いると思います。」
と続けて、奇人、変人のいい素質を持ちながら、「普通一般化」している、高槻市のAさん、Bさん、Cさんに呼びかけているのである。
奇人、変人は、多ければ多いほどいいと思うのだが。
コメント (1)
「この4月まで、この言葉を知りませんでした。」とある。
そして、いろいろ本などで勉強した結果のブログについての感想を次のように述べている。
「ブログのメリット」
「メールさえ打てれば、そんなに知識がなくても、HPが簡単に作れる。
情報発信が容易である。同時にトラックバックなどで情報の入手も容易になる。
デジカメの画像が簡単に、且つ沢山採り入れられる。」
更に続けて、「アメリカではブログの誕生により、ホワイトハウスの会見にブログの記者の出入りが認められたり、わが国でもこの動きは加速すると思います。」
ご自分でも、ブログに挑戦され、高槻市のホームページにブログの採用を起案されている。そして、「高槻市が全国に先駆けてブログ化に挑戦し、その成果がでることを楽しみにしたい。」
私は、上述のようなちゃんとした分析は出来なかったが、「カン」だけで、これはイケルと思ったので、自分でも試してみるとともに、三木市の市長メールでも、推薦をした。間違いなく時代の流れだと思うのである。
ホームページやメルマガを実施している政治家は沢山いるが、ブログをやっているのは、世耕弘成と石原慎太郎の二番目の息子など、まだ極わずかでスタートしたばかりである。
第36回 求む 奇人、変人
これも、私には非常に面白かったし、100%共感する。
世の中の人の教育は、まともなことが多すぎて、面白い人、本当に仕事ができる人を殺してしまっていると思っている。
自分自身がどちらかといえば、奇人、変人に近い人たちに親しみが持てたし、事実そんな仲間も多いので、樋渡さんのような総務省のエリートがこのようなコメントを書いてくれたのは、「わが意を得た」と思ったのである。
「組織には必ず、奇人、変人が少なからず存在している。それが許容されているのがいいのだ。」と言っている。
高槻市に「着任して1年経って思うのは、潜在的な奇人、変人の人たちが「普通、一般化」していないか、もっと奇人、変人をそのまま伸ばす方向を採るべき」といっておられます。まったく同感です。更に「いい企画、いい仕事をするためにも、知的好奇心いっぱいの奇人、変人が是非とも必要です。」
「私自身も勇気をもって奇人、変人の類になるように頑張ります。まだまだ、潜在的に埋もれている奇人、変人は沢山いると思います。」
と続けて、奇人、変人のいい素質を持ちながら、「普通一般化」している、高槻市のAさん、Bさん、Cさんに呼びかけているのである。
奇人、変人は、多ければ多いほどいいと思うのだが。
コメント (1)
ホームページに書かれた幾つかの文章の中で、
そしてコメント(1)とあるのが『武雄市長の樋渡啓祐です。』
という樋渡さんご自身のコメントなのである。
ビックリしてしまって、コメントの返事も差し上げていないのである。
このブログを書きだしたのも、
樋渡さんの『Blog Blog Blog』という文章を読んでからである。
このブログには、『素浪人&樋渡啓祐氏』というカテゴリーがあって、
今回は102回目の投稿なのである。
★武雄市長の最初の頃は、しょっちゅうコメントも頂いて、
樋渡さんのブログにも『雑感日記』はしょっちゅう登場していたのである。
これは三木市と武雄市を繋いで、
三木市長の薮本さんが武雄市を訪問した時の、樋渡さんのブログからだが、
このように書かれているのである。
そんな樋渡さんの『日本で一番若い市長』時代のお付き合いなのだが、
三木にお越しになって初めてお会いした時の写真である。
もう何年の前のことだが、
『日本一若い市長の樋渡啓祐さん』は流石にお若いのである。
★『反省しない』は、昨日届いたのだが早速読んでみた。
私の本の読み方は、まず『はじめに』を読んで、
次に『終わりに』を読むことにしている。
そしてこの本の終わりには、付いていたDVDを是非ご覧になって下さい。
とあったのでそのDVDを観ることから始めたのである。
1時間9分35秒の講演会のビデオだが、なかなかオモシロかった。
確かに『反省しない』と仰っていて、
済んでしまったことを『反省しても仕方がない』と言われていて、
『我が意を得た』心境なのである。
でも、東大出のエリートとしては、
やはり『奇人・変人の部類』に入るのかなと思うし、
『奇人・変人のすすめ』を書かれるだけのことはある。
★ 樋渡さんとの繋がりのきっかけとなった、『こちら部長室』はもう高槻市のホームページにも残っていない。
樋渡さんの本は何冊か読んでいるのだが、本もいいのだが『こちら部長室』などの文章も、『武雄市長物語』時代のブログもよかったなと思っている。
いま樋渡さんは『超』が付くほどの有名人におなりになって、50歳だとか、
未だ30代のお若いそんなには『有名人』でもなかった樋渡啓祐さんを、
勝手に見つけて追いかけだしたのは
『先見性』があったと自慢してもいいような気がする。
そういう意味では『私自身』も相当に『奇人・変人の部類』なのだろう。
『反省をしない』からの雑感いろいろ」なのである。