★ 昨日は東京で55人もの感染者が発生した。
コロナ問題の数値の内容等は、いろいろあってめちゃ詳しいのだが、
『見る方』から見たら『解り難い数値が多すぎる』ように思えてならない。
『コロナ対策』など考える立場にないことは100も承知しているのだが、
この『コロナ対策』は少なくともあと半年、1年は続きそうだから、
もう少し『見る人たちに解り易い集計の仕方』にすればいいのにと思ってしまう。
★私が毎日見ているのは、NHKが纏めているこのサイトだが、
こんな表示になっている。
基本は勿論、これでもいいのだが、
18746人というような累計数値は正しいのだが、
半年後はこの数値が大きくなるだけで、
見ても、その意味がよく解らなくなってしまうはずである。
累計数値など、一般大衆にはあまり意味がない。
現在の全国の『感染者数』は一時は1万人を超えていたが
今は898人で、もうそんなに少なくなってしまったのである。
この人たちは病院にいるか、少なくともその所在は把握されている。
感染確認累計ー死亡累計ー退院累計 = 現在の感染者数
18746-978-16870 = 898人
今の感染者数は全国で約900人のレベルなのである。
そしてその殆どの人は3週間後には社会に復帰するのである。
ここまでは、自分でノートに記録して その推移を毎日眺めている。
今後今のような毎日50人ちょっとの新規感染者が出るとして、
入院期間は約3週間ぐらいだとすると、
大体同じ人数前後の退院者数が出るので、
大体700~900人ぐらいで推移するのではなかろうか?
全国でこれくらいの数値で推移すると、そんなに問題でもないように思う。
これくらいのレベルに落ち着いてきたので、あまり一喜一憂することなく、
上記の感染者などの数値を『3週間の移動値』で表わすようにすればいいと思う。
コロナ対策だけでなく、経済対策も大事なので、
今後『上手にコロナと付き合っていく』 心構えが必要で、
数値もそれに対応した『趨勢が解る』表示がいいと思う。
★ 3週間の移動値で表示すると、
全国で20県ほどは『感染者数=0人』と出るのである。
これなども全県調べてみたのだが、累計では岩手だけが0人なのだが、
3週間にすると0人の県が20県もあるのはびっくりだった。
私の住んでいる三木市がいまどうなっているのかが関心事なのだが、
兵庫県はこんな詳細なデーターを出していて、
いま累計で700人ちょっとだが、700人のデーターが全て解るのである。
だが、三木市はこのような『加東健康福祉事務所管内』に入っているので、
三木市で感染者がいるのかいないのかよく解らないのである。
『加東健康福祉事務所管内』では3月に1人、4月に4人出ているが、
それ以来は0人なので、『3週間移動値』にすると『0人』になるので。
いま三木には感染者はいないはずである。
★東京・大阪などの大都会でも『3週間移動値』にして、
各県ごとにその『安全域・危険域』を設定して表示したら、
見る方は解りやすいのにと思ったりしている。
世界が『ミステリーと評価』している日本のコロナ対応なのだが、
その表示方式でも独自のモノを創ればいい。
これからずっと続いていくであろう『コロナとのお付き合い』を
どのようなスタンスで、一般国民に示していくべきか?
もうそろそろ、国やら都道府県の対応だけではなくて、
末端の人たちに目を向けた、
『末端の人たちが解りやすい分析数値』を 出せばいいのにと思っている。
コロナの死亡率は5%で、95%の人たちは約3週間で回復するのだから、
過去の旧い累計などよりは
実情に合わせた『3週間移動値』は、解り易くていいのにと思ったりしている。
★ 私の現役時代の『データー』というか判断のベースになっていたのは、
すべて『年間移動値』だったのである。
お付き合いで『事業計画』は作ったが、
実際の経営判断には、あんまり役に立たないのである。
季節変動なども、包含される『年間移動値の趨勢』を見る方が
より実戦的なのである。
そんな現役時代を思い出しての『コロナ対策3週間移動値』なのである。
もうスタートからは、十分なデーターがあるので、すぐ実行できる。
別に『1ヶ月移動値』でもいいのだが、
『3週間』の方がより実態に合うのかな思ったりしている。