★ 『都道府県人気度ランキング』という情報に出会った。
全国の各県を得点で評価しているのだが、
トップは北海道で60.8点、
私の住んでる 兵庫県は23.7点で12位、
最下位は11.4点で栃木県だという。
現役時代の40年の内半分の20年を
カワサキの二輪事業の国内市場を担当したので、
国内の各県については結構よく解っている。
二輪の営業は地方の販売店を訪問する機会が多いので、
県内をあちこち走り回るので、自然にどんな様子か解るのである。
私の場合は沖縄を除いて、
日本の全県を自分で車を運転して走った経験があるし、
担当した地域は、ホントに何度も走っているのでよく解っている。
自分で運転するのと『乗せて貰う』のでは認識の仕方が全然違うと思う。
1990年代の最後の10年は全国担当だったが、
一番最初が東北・北海道担当だった。
所謂東北6県と北海道についてはほんとによく走り回ったので、
ひょっとしたら地元の人より道などは詳しいかも知れない。
その後、大阪を拠点に近畿2府4県、
更には東京・名古屋・大阪の周辺地区と北陸3県と長野を担当したので、
東京から兵庫までの日本の中枢と言える地域のことは
何となく『解っている』と言っていい。
★何をもってその県の魅力というのかはなかなかムツカシイのだが、
上位13県をみると、
それぞれいろんな特徴があって、
『なるほど』と納得できるものを持っているように思う。
この中で、石川県は担当もしたのでよく知ってるのだが、
こんな上位にいるのは意外な気もするが、
金沢と知里浜海岸などを有する能登半島などが魅力なのかなと思う。
中盤に位置する県は、大体『無難なところ』が入っている。
そして最後の方に並んでいるのがこんな県である。
論評にもこのように書かれているのだが、
『茨城県は42位となり、ついに最下位を脱出した。
代わってワースト3となったのは、
45位佐賀県、46位徳島県、47位栃木県だった。』
埼玉・群馬・茨木・栃木・山梨・群馬と
東京を囲んでいる関東の各県が
最下位グループに近いというのは何故なのだろう?
東京に隣接する神奈川を除いて千葉もそんなに上位にはいない。
確かに埼玉・千葉はともかかく茨木・栃木・群馬は、
その立地が何となく覚えにくい県ではある。
7年連続で最下位だった茨城県がついに最下位を脱出して42位に浮上。
代わって前年は43位だったお隣の栃木県が最下位となったのだという。
★その栃木県は名物、観光地ともに結構豊富で、
世界遺産の日光東照宮や鬼怒川温泉は全国的に有名で
那須御用邸がある上、その周辺の温泉や高原も人気、
尾瀬国立公園も福島、群馬、栃木の3県にまたがっている。
最下位になったのはショックなようで
『日光県』にしようかという案もあるらしい。
思うに、全国各県の立地は殆どの県が『何となく解る』のだが、
茨木・栃木・群馬が一番その立地や境界線が解り難い県なのだろう。
改めて見ても、なかなか解り難い県ではある。
私自身も、一番地理が解り難いのは『栃木県』かも知れない。
群馬は、松井田町にサーキット関係でよく通ったので結構解っているし、
茨城も仙台から東京まで海岸線をよく走ったものである。
★北海道がダントツでトップだが、
北海道は二輪でも担当したし、
現役の最後は『北海道川重建機』を担当して2年程札幌に駐在し、
道内に15もあった支店訪問を自分で運転して走り回ったので、
大袈裟に言えば『北海道の道はみんな知っている』
やはり『北海道の魅力』は最高だと思う。
1位になるのはよく理解できる。