★黄砂の話題がテレビでも取り上げられていた。
こんな感じで日本を覆うというのだが、
この辺りはそんなに大したこともなく、
「春霞」といった程度だった。
最近は何でも解るので大きく報道されるのだが、
この黄砂、現代特有の起こる現象ではなく、さかのぼれば7万年前から飛来しているといわれ、平安時代には定期的な自然現象の一つとして確認されていたという。
和歌の季語の「朧月夜(おぼろづきよ)」は、春の夜に月がぼんやりと霞んでいる様子を表していて、
昔は黄砂も風流な名詞だったのだが、
「黄砂」などと大袈裟に報道される今よりは昔のほうが良かったなと思ったりもする。
「黄砂」はもう一つだが、「春霞」も「朧月夜」もいいなと思った昨日だった。