★ 三木は旧い歴史のある町でもある。
旧くからの村や田園風景と、新興住宅とが入りまじった町と言えるだろう。
少し前までは緑濃い里山が連なり、桜のころには「春の女神」とたたえられるギフチョウが舞っていたこのあたりも、
高速道路が通り道が整備され、広大な防災公園が造成されて、景観は急速に変わりつつある。
その里の一角に、1500年以上も前の伝説を伝える志染の石室や、伽耶院がある。
久しぶりに伽耶院に行ってきた。
静かないい環境にあり私が一番好きなお寺でもある。
いつ行っても殆ど人はいないし、独りで借り切ったような環境がいい。
こんな小川の対岸に伽耶院はある。
今日も誰もいなくて、
駐車場には私のクルマだけだった静かな伽耶院であった。
その歴史は旧く1300年以上にもなるのである。
いつもは殆ど人のいない静かな環境なのだが、
年に何度かの伽耶院 万燈会など催しの時には大勢の方が訪れたりする。
こんな大勢の山伏が集まったりする。
今朝は山伏が並んだ道だが、
こんなに静かな環境の中を独り静かに歩いてきた。
境内には、もともとの建物は秀吉の三木攻めの時に焼失したので、
それ以降に建てられたものだが、
いくつかの立派な建物が残っているし、
水子供養なども行われている。
こんな静かな環境を独り占めに出来るところが好きで、
年に何度かは訪れるのだが、家から車で15分ぐらいの距離である。
ほんとに静かな環境で、周囲の大木はその歴史を感じさせるのである。
ここの紅葉はま素晴らしいので
次回は12月初めごろに来てみようと思っている。
帰りの田舎道からの眺めだが、
わが町は丘の向こうなのである。
こんな自然や歴史がすぐ横にあるのはいい。