今回は数枚の写真の情報から探し当てた神社です
まだまだ地図に載っていない社(祠)は存在します
しかも何回も通っていた道沿いでした
気になったのがこの『蛇』の石造です
亀や狐はあるが蛇は初めて見ました
ネットで調べても情報はわずか
キーワードは
上矢切・弁天様・江戸川土手下とだけ
写真では『駐車場』のそばで『木』に囲まれた場所がヒント
グーグルアースで探すも見つけられず
ということで、わずかな手がかりで現場へ
上矢切地区を北の方から攻める
松戸テニス場周辺が怪しく思えたが見つからず
常磐線と6号をくぐると桜の木が目にはいった
立ち寄ると
『あれ、ここか~~』
遠くからだと分かりづらいが
木と駐車場があった
参道と鳥居がありかなり本格的
手水舎まである
今まで放置自動車の陰で見えないでいたのだった
平成4年奉納と手書きだった
最近使ったようなタオルもかけてある
新しいではないか
裏に回ると平成8年奉納
なんか個人の所有物の感じがしてきた
もう少しさぐる
石像には『富区 弁財天講中』
昭和9年11月
大分古くなった
水手舎には『文久元年8月』
文久とは江戸末期の明治維新の頃(1861年)
水戸脱藩者がイギリス公使を襲撃した事件がった
おそらく文久の前の万延か安政に何かあったから
祭られたと思うのだが、弁財天との関連はいかに
基本的に弁天様は『女神』で『水』に関係があるとされる
一方、武芸芸能といった芸術技術に精通する神仏とされる
実は、この社の隣は『江戸川河川敷ゴルフ倶楽部』になっている
このゴルフクラブの横と分かれば簡単な場所だった
あの放置車がなければ道沿いなので気が付いていたはず
なんとなくだけど
河川敷とゴルフと弁天様
近すぎず遠からずな関係に思える