CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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誠実なイメージ, その2 イーグルス

2016年05月10日 | West Coast Rock

前回、人気女性タレントに急に舞い降りたスキャンダルにより、テレビ、ラジオやコマーシャルの出演が途絶えたなんて話をブログにアップしたら、偶然かどうか、その夕刻にそのスキャンダルの当事者の片割れが、離婚したという記事がヤフー・ニュースに出ていた。

そして、今朝さらに、その離婚により当事者間の問題も収束に向い、女性タレントの芸能界復帰間近と言うニュースも見た。

所属芸能事務所としては、その屋台骨を支えるエース格のタレントの離脱は、会社経営の根幹に関わる問題で、視聴者やスポンサーからの拒絶反応がそれほどでないと推測されれば、彼らは一刻も早く復帰の道の落としどころをあの手この手で模索することになるのだろう。

昨日、誠実なイメージについて若干触れたのであるが、これは女性タレントが復帰する際に非常に重要な要素となるんじゃないかと~

それじゃこちらも、昨日のポコ繋がりで、イーグルスから一曲。

彼らのヒット曲に“いつわりの瞳”(LYIN’ EYES)と言う曲がある。これは5作目のスタジオ・アルバム、“呪われた夜”(ONE OF THESE NIGHT)、全米1位(4 Xプラチナ・ディスク獲得)からシングル・カットされたもので、これも全米2位と大ヒットした。

年老いた金持ちの恋人だけでは満足出来ず、若い恋人のほうに走るのだが、こちらは金がない。どちら付かずで嘘をつき続けて関係を続けていかなければならないと言う葛藤に陥り、悩み続ける。

そして“君も気づいているとは思うけど、いつわりの瞳を隠す方法なんて無いのさ。”と歌い、客観的な示唆を彼女に投げかける。

ミディアム・テンポのカントリー仕立てのアレンジにさわやかなコーラスをかぶせ、誠実に聴こえるのであるが、実はドロドロな男女関係を歌うという、イーグルスの別の一面の魅力が良く現れた楽曲である。

女性タレントの所属事務所は、これから何とか誠実な雰囲気を醸し出しながら解決していくというかなり困難な作業を成し遂げねば成らない。

“君も気づいているとは思うけど、いつわりの瞳を隠す方法なんて無いのさ。”な~んて、もしイーグルスのように英語で歌うことが出来ればどれほど気が楽であるかと関係者は思っているかもしれない。

暇人の午後の呟きでした...


EAGLES "LYIN' EYES" LIVE 1977