ニール・ヤングは非常に振幅の激しいミュージシャンで彼の音楽活動は一言では表しきれない多彩な面がある。
時にアコギ片手に穏やかな弾き語りかと思いきや、次のアルバムではバンド・サウンドでエレキをギンギンに弾きまくることも。
1995年パール・ジャムを従えてグランジ・ロック系のMirror Ball、そして翌年にはクレイジー・ホースの面々といつものハードなエレクトリック・サウンドを展開するBroken Arrow世に出す。
その4年後の2000年、Silver & Goldなるフォーク・ロック系のアルバムが登場。
やっぱり静かな秋の夜長を過ごすにはグランジ・サウンドではちょいと無粋かな。
ここは過去の良き思い出を振り返るが如く、穏やかなサウンドがおすすめ。
水割り片手にこのアルバムを聴けば、気分は更によろし~
秋も深まり、静かに飲む。
って言うか、単にお酒が飲みたいだけじゃないの?
歌詞カードを見ていると、曲全般は1998年から2000年にかけて作られた様だが、中には80年代に作られた曲も。
タイトル・チューンのSilver & Goldなんか1982年作で、この曲を世に出すためにこのアルバムが作られた様な気がして...
Silver & Gold
毎日一生懸命働き
時間がどうやって過ぎていくのかも気づかずに
人はやってきて、季節は過ぎ去る
だけど、俺たちは決して衰えない何かを持っている
太陽が輝かなくても、そして雨が降り続けようが気にしない
だって、俺たちの愛ってやつは決して滅びないからね
銀や金より素晴らしいのさ
......
染みるね。あの〜、水割りおかわり