本日はイエスのアルバム、1973年作海洋地形学の物語。
長尺曲が1曲2枚組LPの各面にそれぞれ収録された大作。
一気に聴こうとするものなら途中でうたたねするぐらい冗長に感じ、買った当時からサイド2と3すっ飛ばしてサイド4を聴いて任務完了!って体たらく。
4面完クリするには今でも難易度の高いアルバムと思っている。
ところで2016年にスティーブン・ウイルソンによってリミックスされた音源があるので、これを味わってみようではないか。
彼のリミックスの手法をザックリ言えば、2チャンネルにミックスされた音源からはっきり聴き取れなかった音をマルチ・トラックのマスター音源から拾い出して定位しそれぞれ際立たせるってことなのかな?
カッティングに関しては、このリミックス盤はオリジナル盤と比べてレーベルの近くまで施されていないので、音圧抑え目の仕上がりって感じ?
(リミックス盤は無音部の長さが約23ミリ)
(オリジナル盤は無音部の長さが約17ミリ)
とは言え、オリジナル盤をしっかりと聴き込んでこなかった私としては比較の対象がかなり朧げでその判断も付きにくく、オリジナル盤を再び取り出し今一度聴いてみる。
むむ… 巷で言われている様にやっぱりオリジナルの音源より演奏がクッキリ聴こえるかな?
ただ聴力の衰えたオジンなので、それってリミックスが施されたって情報によるプラシーボ効果って事も考えられる…
何かはっきりした違いは無いのか?って問われると。
オォ~、あった! ジャケのデザインが… ってぐらいですかね。
因みに、今回もサイド2と3すっ飛ばしてサイド4を聴いて第二次海洋地形探索任務完了!であります、キリッ。
いつもの適当な探索お疲れ様でした。