CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

久々にシカゴでも、その2

2022年12月17日 | Chicago

70年代の後半ごろからその人気に徐々ではあるが翳りが出てきて、1980年にChicago XIVを出した後にCBSの契約が切れ、ワーナー系のフルムーン・レーベルに移籍した。

そして1982年に新規一転、AOR系の売れっ子プロデューサー、デビッド・フォスターを迎え移籍第一弾のChicago16を出す。

デビュー当時のブラスを全面に出したアグレッシブなジャズ・ロックの芸風からAOR路線に転向したこのアルバムは全米9位、シングル・カットされたHard To Say I’m Sorryはチャート1位に輝き、見事カムバック。

そして、Chicago 16(1982)からChicago 19 (1988)までの4枚のアルバムから編集されたベスト・アルバムが1989年に出たChicago Greatest Hits 1982-1989だ。(シカゴのアルバムには公式ベスト・アルバムを含めて発売順にそれぞれ番号が振ってあって、このアルバムはChicago XXにあたる)

この間、オリジナル・メンバーだったピート・セテラがバンドから脱退し、Chicago 18からジェーソン・シェフが新規メンバーとしてバンドに参加したものの、AOR路線は継承されれシングル・ヒットをガンガン出していくことに。

(素直になれなくて、全米1位)

(忘れ得ぬ君に、全米3位)

(スティル・ラブ・ミー、全米3位、ピートはすでにバンドから脱退している)

特にChicago 16と17におけるピートの活躍は著しく、アルバムのキーになったヒット曲の作曲したり、もしくはボーカルで貢献したことがかなり自信になったようで、その後のソロ・デビューに繋がったのかもしれない。

その代わりに、初期にはほとんどの曲を作曲したロバー・ラムの露出が少なくなったのは往年のファンにとっては残念だったかも。


遠い昔に

2022年12月17日 | BEATLES-BADFINGER関連

歳をとっていくと、やっぱり体力が年々落ちていくのはわかるし、記憶力も低下。

あれっ! それまで覚えていたはずだった事柄がスッと出てこないってなことが多くなった。

むむ~ これじゃいかんと今更ジタバタしたところでどうしようもない。

かってボブ・ディランがMy Back Pagesと言う曲でかくも歌っていた。

I was much older then, I’m younger than thatって。

そう気持ちの持ち様によって、昨日より若くなれるって事ね。

では早速ビートルズの1963年のメジャー・デビュー盤、Please Please Meを聴いてみる。

(レコードはちょっと面倒くさいのでCDにて鑑賞しました。この軟弱者!)

ストレートな表現が、若々しくていい感じ!

彼女はまだ17歳

オイラの言ってることわかるだろ

見た目がダントツ!

何で他の娘と踊れるって言うんだい

彼女がそこに立っているのを見ちゃったらさ

おぉ~ ダンス会場ではなかったけれど、遥か遠~い昔そんな様な事あったっけ

これ聴いて頭の中では少しは若々しくなれたかもね…