CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

逆輸入のバンド

2022年12月10日 | AMERICAN ROCK/POPS

70年代後半のアメリカン・パワー・ポップの寵児、チープ・トリックでも。

1977年の彼らのセカンド・アルバム、In Color. (And In Black And White)。

直訳すればカラーでとか色に染まってって感じのタイトルだが、邦題は“蒼ざめたハイウェイ”と何か物々しさを感じさせるのはいつもの様にご愛嬌。

シングル・カットされたI Want You To Want Me(甘い罠)もチャート・インしなかったし、アルバムも米73位だったが、日本ではオリコン30位でシングルもそこそこ評判良く、ブレーク一歩手前の彼らだった。

クイーンやボン・ジョビらのように日本から人気に火がついて、それに引っ張られた形で本国でも大成功を収めたのは少しばかり誇らしい。

複数回聴いた展覧会の絵のお口直しには、さらっと弾けるポップがお奨め。


展覧会の絵、3本立ての弊害

2022年12月10日 | PROG ROCK

昔親によく映画に連れて行ってもらった。

確か特撮怪獣物、若手歌謡スターが主人公の青春物に漫画の3本立てだったような記憶が…

今住んでいる最寄りの駅の近くにも確か映画館が2軒あったようだが、パチ屋やオフィス・ビルに姿を変えてかなりの年月が経ち、もう映画館で3本立て見ることも無くなってしまった。

てな事で、本日はロックの3本立てでも。

1971年、ELPが2作目のアルバム、Tarkusを制作中に行ったライブ公演の海賊盤対策として、ライブ・アルバム、展覧会の絵が正式に3作目として出て、当時このアルバムからシングル・カットされたナット・ロッカーを購入し結構気に入ったことから、後日このLPの購入に至った。

スタジオ録音と比べると粗削りだけれど、エネルギッシュな演奏はライブならでは。

時は過ぎ去り、2008年には2枚組デラックス・エディションなるCDが発売され、オリジナルのニュー・キャッスル公演だけでなく、ワイト島とロンドンのライシアム・シアターでの公演の3本立てのライブ音源がまとめて聴ける優れものだった。

オォ~ これぞ3本立て! 本日は週末なのでLPではなく、CDで2回鑑賞してみた。

でもこれだけ回数聴くと、展覧会の絵のキーになるPromenadeが何度も登場してそのメロディーがしばらくは頭にこびり付いてしまうね。