70年代後半のアメリカン・パワー・ポップの寵児、チープ・トリックでも。
1977年の彼らのセカンド・アルバム、In Color. (And In Black And White)。
直訳すればカラーでとか色に染まってって感じのタイトルだが、邦題は“蒼ざめたハイウェイ”と何か物々しさを感じさせるのはいつもの様にご愛嬌。
シングル・カットされたI Want You To Want Me(甘い罠)もチャート・インしなかったし、アルバムも米73位だったが、日本ではオリコン30位でシングルもそこそこ評判良く、ブレーク一歩手前の彼らだった。
クイーンやボン・ジョビらのように日本から人気に火がついて、それに引っ張られた形で本国でも大成功を収めたのは少しばかり誇らしい。
複数回聴いた展覧会の絵のお口直しには、さらっと弾けるポップがお奨め。