CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

スターシップ発進!

2023年05月09日 | AMERICAN ROCK/POPS

ジェファーソン・スターシップの1975年の2枚目のオリジナル・アルバム、Red Octopus。

ジェファーソン・エアプレイン時代の末期、グループの創設者の一人のマーティ・バリンが脱退、更にホットツナ組もそれに続いて、バンドは空中分解。

残されたポール・カントナー、グレース・スリックらが新メンバーを入れてバンドを再構築し、ジェファーソン・スターシップが誕生。

このアルバムから、エアプレインを脱退したマーティ・バリンも完全復帰しエンジン全開。

おかげでビルボード200のアルバム・チャートで1位になる彼らにとっての代表作となった。

基本的にはエアプレイン時代からのサイケ(プログレ)、AOR、ブルースとハード・ロックが絡み合った芸風を昇華させたものではあるが、ジェファーソン人気の不毛の地、我が国日本では当時イマイチだった様な。

個人的には一聴して全体的に少々地味かなと思った次第。

ただ歌詞に込められたメッセージを瞬時に掴み取れる彼の地のリスナーとは、メロディーやビートだけを追い求める私なんかとはやっぱり理解の度合いが違うからね。

つまり何度も聴き込む、即ち噛めば噛むほど味が滲み出てくる茹で蛸って事ね。


やっぱり面倒臭い

2023年05月09日 | 特になし

先日の日曜日、ご無沙汰だったレコードをどれだけまとめて聴けるか試してみた。

長い間聴いていないので、せめてプチパチ音だけ最小限にしようと脱脂綿での水拭き・乾燥後に早速Let’s play music!

我が家最古のオデオン・レーベル日本盤で聴いてみた。

昨年ステレオ音源のリミックス盤が出たけれど、こちらのオリジナル・ミックスの方が当時の時代の香り出ていていいかも。

リボルバー聴いてみたので、ついでにラバー・ソウル聴いてみた。因みにジョージ・マーチンは1965年のステレオ・ミックスの仕上がりに少々気に食わないところがあったのか、1987年のCD化の際ラバー・ソウルをリミックスしている。ただ音の再配置は基本的にオリジナルに忠実だとの事で実質はさほど違わない。

だけど、新たにこのアルバムもリミックス(デミックス)されて近日中に登場するのかな? 何だかね〜

悪魔の呪文が久々に聴きたくて取り出した。

ラララ ライ、 ラララ ライ〜 違う!それは藤崎マーケットや。

マーシャル・タッカー・バンドのサード・アルバム、Searchin' for A Rainbow。カントリー寄りのサザーン・ロック・バンド。

聴きどころは、最後の曲Can't You See、これはファースト・アルバムに収められた曲と同じであるが、このアルバムではライブ・バージョンが収録されパワーアップ。

いい感じ。

バッドフィンガーのデビュー・アルバム。映画のサントラ曲や前身バンド、アイビーズの曲などが収録されまとまりに欠けると言う人もいるが、それぞれの曲の出来はいけてます。

とここまで来て、燃料切れ。クリーニングも面倒臭いが床に散らばったジャケやレコード片付けるのもこれまた大変。

この辺りが限界、また日を改めて。


難解さを解く鍵

2023年05月09日 | PROG ROCK

プログレ不毛の地、北米大陸に於いて大きな成功を収めたカナディアン・バンド、ラッシュ。

Zepタイプのハードロック・バンドとしてスタートし、メンバー・チェンジ後プログレ・ハード路線へと舵を切り、前作のPermanent Waveからさらにラジオ・フレンドリーな要素を加えて大ブレーク。

そして翌年の1981年その完成形として彼らのキャリアの頂点を極めたのが出たのが通算8枚目のスタジオ・アルバム、Moving Pictures。

高度な演奏技術やしっかりしたハイトーンのボーカルもさることながら、やっぱり曲に親しみやすさがあるのが人気の決め手。

難解な展開の中でポップに弾ける。