1968年(日本では1969年)に発売されたビートルズのアルバム、The Beatles(ホワイトアルバム)でも聴いてみる。
ホワイト・アルバムって言っても、1969年の初回盤ゆえ結構年季が入ってリングもクッキリ、結構汚れまくっていたホワイトとは言えない出立ち。
ただ中身は傷も少なく結構サクサク聴ける。
ところで今のご時世、注目はやっぱり一曲目のBack In The U.S.S.R.ではないだろうか?
当時はキューバ危機を双方がギリギリで回避した後、ソ連と西側諸国は冷戦状態だったが不安定ながらも妙にバランスが取れていて武力衝突はなかった。まあ戦ったところでそれに見合うものが得られないって現実的な判断があったって事だったのかな?
そんな中、ビートルズはサーフィン調のサウンドで、U.S.S.R.良いとこ一度はおいで~🎵って感じでおちょくった。
ブリッジのコーラス・パートで
ウクライナ・ガールはオイラをノック・アウト
西側なんて置いてきぼりだぜ
そしてモスクワ・ガールはオイラにシャウトさせるのさ
我が心のジョージアってね
*当時ソ連に属していたジョージア(グルジア)共和国とアメリカのジョージアをかけていたかは不明
あれから60年あまり経ってまさかこんな事になるなんて…
やっぱり世の中平和で、罪のない軽口が許容される社会が一番。
落とし所を見つけ早く事が終結されるのを切に願う。