英国の誇るハイ・スピード・ヘヴィ・メタルの雄、3人組モーター・ヘッド。
1975年結成で彼らのピークはやっぱり1976年から82年のレミー(リーダー、ベースとボーカル担当)、エディ(ギター)とフィルシー(ドラムス)のトリオだったころですかね。
幻のデビュー・アルバム、On Patrolをカウントに入れれば5枚のスタジオ・アルバムを出した後、満を持してのライブ・アルバムを制作。それが1981年に発売されたライブ・アルバム、No Sleep ’til Hammersmith。
ハマースミス・オデオンは英ロック・バンドにとって殿堂とも呼ばれた会場でしばしばツアーの最終日によく使われたそうな。今回ツアー最終日のハマースミスでの公演の音源は含まれていないものの、それまでの公演からベストな音源が収録されている。
前年のスタジオ・アルバムAce Of Base(全英5位)からジャンプ・アップし、全英1位を獲得。
ハイ・スピードなギターにヘビーなリズム隊が絡んで形成されたサウンドが直線的にドーンとやってきてリスナーをノック・アウト。
久々に聴いて、週の始まりのもやもや感が押し出されて気分はスッキリ!