またまた懲りずに近所のなんちゃらオフに行って10円レコードを発掘。税込110円の値引きされた小さなシールが貼ってあった中古レコード群に狙いを定め、いつも通り必殺の100円の割引クーポン提示しレジのキャッシュ・トレーに10円玉一枚しっかり置いてまいりました。
キリッ。
本日発掘したのは、60年代末ごろから関西フォークをリードした五つの赤い風船のアルバム。
会員制のレコード・クラブちょして発足した、URC(アングラ・レコード・クラブ)レーベルではなく、ビクターが当時 “フォークの殿堂シリーズ”と銘打って彼らの作品をフォーク・アルバム第一集として1969年に出したもの。
(この空気排気口からして、新宿駅前?)
当時はベトナム戦争真っ盛りで結構反戦歌的なものがアングラ系フォーク・バンドによって結構レコーディングされていたね。洋楽専門に聴いていたオイラは70年代になって彼らの存在を知ったが、当時はちょっと一歩引いた感じの距離感だった。
確か90年代頃に彼らのベスト物のCDを買った筈がいつの間にか見当たらなくなり、今回懐かしさのあまりつい買ってしまった。
改めてレコードに針を落とすと、前の持ち主が結構聴き込んでいる感があって音はそれほど宜しいわけではないが、あの時代の雰囲気が朧げながら記憶に蘇る。