CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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彗星のニュースを見て思い出す

2024年10月14日 | AMERICAN ROCK/POPS

ニュースによると尾を引いた彗星、アトラスが西の空に見えるらしい。

ただ本日の夜空はあいにく薄曇りで何も見えずその代わりにFirefall、1976年のセルフ・タイトルのデビュー・アルバムでも。

元フライング・ブリトー・ブラザーズのリーダーだったグラム・パーソンの紹介でリック・ロバーツとジョック・バートレーが知り合う事になりお互い意気投合。元ジョジョ・ガンのベーシスト、マーク・アンデス(後に売れまくった頃のハートに加入)、元バーズとブリトー・ブラザースのマイケル・クラークにSSWのラリー・バーネットらが合流して1974年にコロラドでハンドを結成。

当時70年代半ば、メイン・ストリームだったハード・ロックやプログレも徐々に息切れパンク、それにディスコやフュージョンなどが台頭しその地位を取って代わろうとしていた。

そんな混沌としたミュージック・シーンにおいて、このバンドが登場し、特にリックとラリーらによる各々違った作風の曲が混ざり合いウエスト・コースト系バンドとは一味違った独特な風合いを生成し、リスナーに対しつかの間ではあるが清涼感を与えた様に記憶する。

彗星の如く登場した彼らのアルバムは全米28位、またシングル・カットされたYou Are The Womanは9位とヒットしデビュー・アルバムとしては掴みは上々だった。