1976年、元スプーキー・トゥースのギタリスト、ミック・ジョーンズ、元クリムゾンのイアン・マクドナルドにデニス・エリオットの英トリオにアメリカ人トリオ、ルー・グラム、アル・グリーンウッドとエド・ガリアルディ一が合体しフォリナーを結成。
ミックはスプーキー・トゥース時代にマイク・ハリソンやゲイリー・ライトのパワフルでソウルフルなダブル・ヴォーカリストを擁して活動していたがちょっぴり泥臭くて一般受けしなかった。
フォリナーではそれを踏まえてルー・グラムのヴォーカルの能力をより引き出しつつアメリカのマーケットをターゲットに英ロック特有のウェットさをしっかり拭き取りスッキリ・クッキリのポップ路線へと舵を切った。
結果、1977年のセルフ・タイトルのデビュー・アルバムがアメリカでチャート4位、そして通算売り上げが500万枚以上の大ヒットを記録。
英米ロックの中道的なラインをうまく攻めた事が決め手だったと思う。
サクサク聴いていけるので何回でもおかわり出来る。
大ヒットするわけだ。