シンガー・ソング・ライターのダン・フォーゲルバーグのバック・バンドだった4人組バンドのFools Goldが1976年にセルフ・タイトルでアルバム・デビューした。
このアルバムは初期イーグルスのアルバムを担当したグリン・ジョンズがこのアルバムの5曲をプロデュースし、更にグレン・フライやジョー・ウォルシュらも数曲プロデュースに関わっている事から聴かずともウエスト・コースト系ロックを絵に描いたような爽やかさ溢れるコーラスのついたバラードやカラッとしたロック・サウンドが売りとなっている。
この手のサウンドが好きな人にはもう間違いない仕上がり。
本国アメリカでは、大ヒットはとはならずとも最高チャート100位と無名の新人バンドとしてはマズマズ。
当時のオイラもこの手のレコードを愛聴していたものだ。
ところで最近のヒット・チャートをチラッと眺めていると和洋問わずもう知らない人ばっかり。更に今の若い人は特にヒップ・ホップ系を好んで聴いているなんて話も。
もうウエスト・コースト・ロックなんて言葉、お前はもう死んでいる…って感じかもね。
ところで、カニエ・ウエストってウエスト・コースト・ロックの人だっけ?
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