プログレ無毛の地、アメリカのロス・エンジェルスに突如現れた。
1970年に結成された4人組のバンド、アンブロージア。
1975年にようやく彼らのセルフ・タイトルのファースト・アルバムが登場。
プログレと言っても、高度な演奏テクニックではなく、メロディアスだが一般的なポップ・ソングとは一味違った曲の展開、さらにしっかりしたボーカルとそれに絡むコーラスが売りのバンドですね。
後年はさらに進化してAOR系にアレンジされた曲が次々と大ヒットし、もはやプログレ・バンドとは言えないような芸風に。
ちなみにアラン・パーソンがこのアルバムでエンジニアを担当、さらに次作ではプロデューサーとして貢献している事から、ピンク・フロイドが歌物を演奏するようなイメージですかね。
プログレ不毛の地とはいえ、このファースト・アルバムが全米22位を記録したのは大健闘と言ってイイのかも?
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