六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

阪急 ダイヤ改正で見納め列車の記録

2025-02-24 |  出撃 at 近畿地方
2月22日は関西の多くの私鉄でダイヤ改正が行われました。
というよりも、阪急神戸線のダイヤ改正のために、相互乗り入れしている神戸高速・山陽電鉄・阪神電鉄とさらには近鉄までもが影響するという、どれだけ影響力あんねんというところですね。地元の近鉄名古屋線までダイヤ改正(近鉄ではダイヤ変更と呼びます)されるぐらいですから。

 今回の改正ポイントは、ラッシュの平準化ということで、種別の見直しと、それに伴う連結両数の変更が大きな焦点になりました。
 ・神戸線
 ①通勤特急が全て8両編成に
 ②通勤急行を廃止し、快速を新設
 ③平日朝の急行が復活
 ④夕方以降は準特急のみとし、夕方以降は全列車が六甲に停車!
 ・宝塚線
 ⑤ラッシュ時に通勤急行を新設

 このうち①と②では、10両編成の列車と神戸線での通勤急行が消滅してしまうため、これをカメラに収めることとしました。場所は3年間勤めていた十三駅とその南側という、私にとっては庭先みたいな所でしたが、30年経って街の様子は結構変わっていました。

 7:35 10両編成の通勤特急は9本運転されており、7時台前半の列車は逃しましたが、これから記録です。
 ホーム端まで一杯に停まるので、標準レンズだと収まりません。

 7:40 続いて5本ある通勤急行の1本目
 8両編成の列車は手前に停まるので、逆にこの位置からだと望遠撮影になります。
 十三・淡路駅の10両対応ホームはラッシュ時以外はゲートを閉めて一般客が入れないようにするのですが、朝ラッシュ後にそのゲートを閉めるのも私たち学生班の仕事でした。10両編成の運転時刻が8:45時以降にも拡大してからは、社員の方がゲートを閉めるように変わっていると思われます。
 駅で撮っていても良い映像は撮れないので、駅の外に出ることにします。

 7:56 2本目の通勤急行はCLASSIC8000 できました。
 クラッシックと言いながら行先表示器は幕ではなくてLEDとはこれ如何に。

 7:58 こちらは一般の特急ですが、ダイヤ改正の看板が付いていたので撮影。
 同じデザインで色違い(オレンジ)の看板が宝塚線の列車に付いています。

 8:12 3本目の通勤急行は7000系の7014F
 こちらは幕車なので、きれいに写りますね。

 8:23 7014Fの折り返し列車と被り気味にやってきた8033F+7000Fの通勤特急
 スタント傾斜のある額縁窓がいろいろ反射して見づらいですが、表示は幕なので見やすいです。

 8:28 1000系1014Fによる通勤急行がきました。
 LED表示なので、明るい所では全然見えません。

 8:38 続いて8200系の2編成目の8201F先頭での通勤特急
 この8200系も増結専門の道が絶たれて、去就が注目されます。

 8:43 本日最後、5本目の通勤急行は9000系の9006Fで来ました。
 1000系以上に見にくいLEDというか、もう全く表示が見えません。

 8:53 最初に十三駅で撮った8200Fが一旦神戸三宮まで行って、折り返し上がってきました。
 先の8201Fと同様、神戸線を朝2往復して、あとは1日車庫で寝ます。

 9:08 そして最後は8031F先頭の通勤特急。
 これで朝の見納め列車撮影を終えて撤収しました。

 朝練を終えて冷えた体(運動部の朝練は体が温まるのですが、撮影は体は温まりませんw)に温かい阪急そば(モーニングうどんセット+きつね)で体も心も温めます。
 これで1985年から続いた阪急の10両編成の運転が40年で終焉することとなりました。
 また通勤急行は神戸線では無くなるものの、宝塚線で夕方のラッシュ時に走るので、こちらの表示は見られます。

 ということで今回は動画も早速上げました。

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