気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

草萌える トウネン

2018年09月06日 | シギの仲間 2018~
泥地になった池の底には、間もなく草が芽吹いてきます。
池の水が満ちれば、ふたたび水底に沈んでしまう期間限定の小さな草原です。
ひとからげに「雑草」と呼ばれるような植物が大半ですが、
土、水、太陽の光と、条件が揃えばたくましく伸びはじめます。
ある意味、草木は、この世で一番チャレンジ精神のある「開拓者」かもしれませんね。


和名のトウネンは、当年=今年 今年生まれた赤子のごとくからだが小さいことに由来しているそうです。

スズメほどに小さなトウネンですが、夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖し、
越冬地の東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドまで、長距離飛行の旅をするとのこと。
赤子のごとく小さな体に、とんでもない能力を秘めているトウネン。
小さくても立派なファイターです。















トウネン(当年)全長約15㎝

前回の記事のトウネンたちとは別の日に、ぽつんと一羽で姿を見せたこのトウネン。
遠目で見て、撮影している時は、ひょっとしたら数の少ないヨーロッパトウネンでは?…と思っていましたが、
改めて見ると、やっぱりトウネンかな?という気がしてきます。

いずれにしても、遠い中州から緑の綺麗な近くに飛んで来てくれたのは幸運でした。


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泥濘(ぬかるみ)のトウネン

2018年09月06日 | シギの仲間 2018~
スズメほどの小さなシギの仲間・トウネン(約15㎝)。
春と秋、渡りの途中で日本に立ち寄る「旅鳥」です。

溜め池の水位が下がって底が見えるようになりました。
泥濘(ぬかるみ)に水辺の鳥たちが食べ物を探しに舞い降ります。
上の写真のトウネン、棒のような物を泥の中から引き揚げていました。













トウネン(当年)全長約15㎝

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