お辞儀をするようなポーズで繰り返し鳴いていたハシボソガラス
撮影してもべったりと黒くなりがちなカラスですが 羽の色つやと質感がほどよく写っていました。
撮影してもべったりと黒くなりがちなカラスですが 羽の色つやと質感がほどよく写っていました。

さて、ある日曜の朝 カメラをもって散歩していた時のことです。
一羽のカラスが横断歩道をとことこ渡る場面に遭遇しました。

平日には通勤の車が数珠つなぎになる幹線道路ですが この時は通過する車もまばら。

カラスは時々立ち止まりながら どこか楽し気な足取りで横断歩道を渡って行きます。

あと少しで渡り切るところまで来ると、カラスはくるっと踵を返して元いた方へ歩き出しました。
そこへ一台の車が近づいてきて カラスは何事もなかったように飛び立っていきました。
カラスは人間をとてもよく観察しています。
おそらく人々が横断歩道を渡る場面を何度も見て興味を持ち
車や人の少ない時を選んで真似をしてみたのではないかと思います。
賢いカラスは好奇心も豊か。一種の遊びのような感覚だったのでしょうか。
ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow 全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属
最後まで見ていただきありがとうございました。