気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

オオバン ぞくぞく!もりもり!

2021年10月29日 | オオバン

冬になると池や海岸に群でやってくる真っ黒な水鳥・オオバン
いまでこそ「冬の水辺ならどこでも見られる鳥」のひとつになっていますが、
わずか6~7年前には私の地域ではめったに見られない珍しい鳥でした。

漆黒の羽に白い象牙のようなクチバシと額板、ルビーのような赤い目

旅行中に信州の高原の池で 初めてオオバンを見た時は、
歓喜して夢中でシャッターを切り続けた記憶があります。

調べてみると各地でオオバンの数が増えだしたのは2010年代になってからのようです。




近郊のため池には10羽ほどのオオバンが到着していました。



護岸壁に生えた草をむしりとってモリモリ!むしゃむしゃ!
緑の新鮮な草はごちそうなのでしょうね。



「うまい!うまい!」というオオバンの声が聞こえてきそうです。



あまり人を恐れていない様子
昨年もこの池で越冬したのと同じオオバンたちのように感じました。



この葉の小さな浮草も美味しそうについばんでいました。
オオバンは食欲もりもり!



オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属



池の水面に浮かぶトゲトゲした黒い物体はオニビシのようです。
よく見るとオオバンの体にも付着しています。
オニビシはトゲで水鳥の羽毛に絡みつき、よその水辺へと運ばれて繁殖していくそうです。

◆兵庫県の水生植物
http://plants.minibird.jp/hydrophytes/plants/ukiha/a_gyou/oniBisi/oniBisi.html


 バードリサーチニュースによると
「2010年代にオオバンが増加した越冬地が多いことには二つの理由が考えられる」とのこと。

◆オオバンは全国的に増加、ところにより減少  バードリサーチニュース
https://db3.bird-research.jp/news/201807-no3/


◆キャノン 写真野鳥図鑑 オオバン
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/oban/index.html


最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (10)
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