コロニー(集団営巣地)で7月に撮影した巣立ち後間もないアオサギ(青鷺、蒼鷺)
「黒化個体ではないか?」と思わされるほと黒さの際立つ幼鳥でした
特に頭部から首元にかけて 黒いだけでなく羽毛が油で汚れたかのようにねじれて見えます
汚水に頭を突っ込んでエサ取りをしていたかのようですが、この地にそんな場所はありません
巣立ち後間もないアオサギの幼鳥は、色の濃淡など羽毛の個体差が大きいです
親から与えられた食べものの影響と考えられる場合もありますが、
『アオサギを議論するページ』の管理人さんに写真を観て頂いたところ
「黒化なのかハイブリッドなのか、たぶん何か特殊な事情があるのでしょう。
でも、こうしてアップで見ると、油汚れではないことがはっきり分かりますし、
白黒のコントラストが鮮やかで独特の美しさがありますね」とのお言葉を頂きました。
まつさん、いつもご丁寧にありがとうございます。
アオサギの特徴である、首の黒い縦斑模様は全く見えません。
※2024年 7月撮影
この幼鳥も撮影後まもなく、コロニーの池から旅立ち、どこかで独力で生き抜いていることでしょう。
幼鳥換羽の際に、特徴的な黒い羽毛が消えて、ごく普通のちょっと黒っぽいアオサギに変わっているやもしれません。
アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属
◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja
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