カイツブリの雛が親を離れてひとり立ちするのは、孵化後どれくらい経った頃でしょうか?
調べてみると、カイツブリの育雛日数は60~70日ほど。90日という例もネット上で見かけました。
親鳥の我が子への執拗な追い回し攻撃は、その時機を迎えてひとり立ちを促す際にはよく見られますが、
今回のように、まだ孵化後1ヶ月も経っていないヒナにはあてはめられないように思えます。
今回も、親鳥は魚を与えておきながら、ヒナを攻撃しました。
執拗に追いかけるので、別のヒナも巻き添えに・・・
恐る恐る魚を受け取るヒナ
今度はゆっくり食べられる?
やはり、親鳥に追い回されました。
「アメとムチ」がほぼ同時に与えられる。見ているだけで複雑な心境です。
親鳥に甘えるかのような、服従を示すかのような、ヒナの低姿勢。
カイツブリ(鳰)全長約26㎝
親鳥が1羽だけでは、3羽のヒナを養うだけの食べ物を得るのはむずかしいので、
親だけに頼らず、ヒナ自身も獲物を獲るよう仕向けているのかもしれません。
幸い、この池の浅瀬を覗きこむと、鯉の稚魚がうじゃうじゃしています。
時々ヒナたちが休息している水草の周りにも、小魚がたくさんいるようです。
成鳥が本気で攻撃すれば、幼いヒナを追い出すことなどたやすいのではないでしょうか。
先に書いてしまいますが、実際、1週間後に再訪した時も、3羽のヒナは親鳥の近くで過ごしていました。
※2018年8月8日追記
孵化後60日前後の間は、親鳥の給餌をうけながら育っていくカイツブリ。
親が子を攻撃して、ひとり立ちを促す行動はよく知られていますが、
どうやら、その行為は、私が思っていたより早い時期からはじまるようです。
給餌してヒナを追いかけ首元に噛みつく・・・このアメとムチを繰り返して、じょじょにヒナを独立させるようです。
親からの攻撃がはじまる時期や頻度は、それぞれの親子によって差があるようです。
同じ親から生まれた兄弟間でも、攻撃を何度も受けるヒナ、ほとんど受けないヒナと違いがあるように見受けられました。
親鳥の攻撃に耐えかねて、早くに親元を離れてしまうヒナもいるかもしれません。
食べ物が豊富で天敵が少なければ、そんなヒナにも生き残るチャンスはありそうです。
そのあたりの事情も、今後の観察の課題のひとつです。
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どうぞよろしくお願いします。
調べてみると、カイツブリの育雛日数は60~70日ほど。90日という例もネット上で見かけました。
親鳥の我が子への執拗な追い回し攻撃は、その時機を迎えてひとり立ちを促す際にはよく見られますが、
今回のように、まだ孵化後1ヶ月も経っていないヒナにはあてはめられないように思えます。
今回も、親鳥は魚を与えておきながら、ヒナを攻撃しました。
執拗に追いかけるので、別のヒナも巻き添えに・・・
恐る恐る魚を受け取るヒナ
今度はゆっくり食べられる?
やはり、親鳥に追い回されました。
「アメとムチ」がほぼ同時に与えられる。見ているだけで複雑な心境です。
親鳥に甘えるかのような、服従を示すかのような、ヒナの低姿勢。
カイツブリ(鳰)全長約26㎝
親鳥が1羽だけでは、3羽のヒナを養うだけの食べ物を得るのはむずかしいので、
親だけに頼らず、ヒナ自身も獲物を獲るよう仕向けているのかもしれません。
幸い、この池の浅瀬を覗きこむと、鯉の稚魚がうじゃうじゃしています。
時々ヒナたちが休息している水草の周りにも、小魚がたくさんいるようです。
成鳥が本気で攻撃すれば、幼いヒナを追い出すことなどたやすいのではないでしょうか。
先に書いてしまいますが、実際、1週間後に再訪した時も、3羽のヒナは親鳥の近くで過ごしていました。
※2018年8月8日追記
孵化後60日前後の間は、親鳥の給餌をうけながら育っていくカイツブリ。
親が子を攻撃して、ひとり立ちを促す行動はよく知られていますが、
どうやら、その行為は、私が思っていたより早い時期からはじまるようです。
給餌してヒナを追いかけ首元に噛みつく・・・このアメとムチを繰り返して、じょじょにヒナを独立させるようです。
親からの攻撃がはじまる時期や頻度は、それぞれの親子によって差があるようです。
同じ親から生まれた兄弟間でも、攻撃を何度も受けるヒナ、ほとんど受けないヒナと違いがあるように見受けられました。
親鳥の攻撃に耐えかねて、早くに親元を離れてしまうヒナもいるかもしれません。
食べ物が豊富で天敵が少なければ、そんなヒナにも生き残るチャンスはありそうです。
そのあたりの事情も、今後の観察の課題のひとつです。
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自立させるために厳しい行動もとるのですね。
まだ、孵化して1ヶ月で自立させるのは雛がかわいそうですね。
今でも一緒にいるのは自立の練習をさせているのでしょうか・・・
先日、カルガモ母が大きくなった雛鳥を嘴で突いて側に来させないようにしているのを目撃しました。
カイツブリ親子の試練 1~2
全ての写真と文章を拝見させていただきました
親の行動は、なぜかわかりませんね~
カイツブリ親子の観察にって樹、いよいよ雛たちの自立が始まりそうですね。
親が雛を追い回す行動は、自立を促してるのだと思います。
餌を与えながらも、できるだけ自分でも餌を捕るように促してる親心(?)
でも3羽それぞれ逞しく育って良かったですね。
自立に向けて親鳥の厳しいしつけなのでしょうか。
やはり親鳥が一羽だけでは、負担が大きいのでしょうね。
「おかあさん(おとうさん?)も頑張るから、お前たちも食べ物を獲って」と、伝えているのかも・・・?
そのカルガモのヒナも、そろそろ親離れの時機なのですね。
本気で自立させるつもりなら、魚を与えたりしませんよね…?
なぜ給餌の後、つついたり追い回したりするのでしょう。
親鳥の謎の行動です。
親鳥もヒナも一生懸命生き抜いていることだけは確かです。
一般のカイツブリより早いけれど、片親の負担が大きいので自立を促しているのでしょうか。
愛情と非情にも見える厳しさが混じりあった親鳥の行動に見えました。
三羽のヒナたちは、強く逞しく育っているようでした。