気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ヤマガラ 切り株の上に餌が??

2023年01月10日 | ヤマガラ

山間部の公園へ久しぶりに出かけた日に撮影した光景です。

ヤマガラやシジュウカラが入れ替わり立ち代わり切り株に飛来していました。
何度も何度も繰り返しやって来て、何か小さな物を掘り出してついばんでいます。
確証はないのですが、あまりにも頻繁なので もしや餌付けではないかと感じるようになりました。

可愛らしい小鳥が餌をついばむ姿は実に愛らしいものですが、
管理責任を負えない一般の来園者が撮影や楽しみのために餌をまく行為は
鳥インフルエンザが世界で猛威をふるっている今こそお控えいただきたく存じます。


◆餌台やバードバス(水場)を設置している方へ   日本野鳥の会
  ~鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐためのお願い~
http://wildbird.seesaa.net/article/444679541.html

各地で鳥インフルエンザが確認されている状況で、
餌台やバードバス(水場)等(以下、餌台等)に鳥を集めることは
野鳥への感染のリスクを高めることにつながります。


リンク先には高病原性鳥インフルエンザの更なる感染拡大を防ぐための注意点が載っています。















ヤマガラ(山雀)Varied tit 全長約14㎝
スズメ目シジュウカラ科ヤマガラ属


◆鳥インフルエンザって? 野毛山動物園

https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/details/post-1826.php


神奈川県横浜市にある野毛山動物園の鳥類を守るための対策を紹介するブログ記事からの引用です。

鳥インフルエンザは「高病原性」と「低病原性」ただの「鳥インフルエンザ」の3種類あり、
「高病原性」と「低病原性」は確認されると様々な防疫措置がとられます。
高病原性鳥インフルエンザの場合、鳥の致死率はかなり高く、感染するとほぼ死亡すると言われます。

ダチョウとフラミンゴはどちらも鳥類ですが、高病原性鳥インフルエンザを通して見ると
ダチョウ(家畜種)とフラミンゴ(野生種)に分けることができます。

野生種(フラミンゴ)と家畜種(ダチョウ)では発生した際の対処が変わってきます。

高病原性鳥インフルエンザが発生すると、「発生農場の家禽は全て殺処分」になります。
「家禽」=「家畜種」です。

万が一、園内で高病原性鳥インフルエンザが発生すると、家畜伝染病予防法に基づき、
たとえ感染していなくても 飼育している家禽=「家畜種」はすべて『殺処分』の対象となってしまいます。

連日のように報道される養鶏場の鶏たちが何万羽もすべて殺処分されてしまう事態はこの家畜伝染病予防法に基づいた処置なのです。

野生種も高病原性鳥インフルエンザに感染しないわけではないので、死亡したり、場合によっては殺処分の対象になる可能性もあります。

鳥類を守るために、野毛山動物園の職員さんたちは獣舎や獣舎周りを消毒したり、獣舎に入る時は長靴を履き替えたりしています。
これは、獣舎に鳥インフルエンザのウイルスがない状態を保ち、外から鳥インフルエンザのウイルスを持ち込まないための対策です。
靴の裏にウイルスがついてる可能性や、獣舎のドアノブを触った職員の手にウイルスがついてる可能性も考えて、消毒を徹底しています。


◆野毛山動物園
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/


いつも当ブログを閲覧していただきありがとうございます。


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8 コメント

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餌付け (イケリン)
2023-01-10 08:57:07
ロメオさん
野鳥撮影をする人の中には、数は多くはないとは思うのですが、
餌で鳥を呼ぶ人がいるのは確かですね。
そんな人は写真が写しやすい切り株なんかに撒くようです。
今年は鳥インフルが猛威を振るっていて、鶏の感染数は過去最高だともいわれています。
野鳥にまで広がらないよう、人の手を介しての餌やりは控えてほしいものですね。
返信する
鳥インフルエンザ (ran1005)
2023-01-10 09:12:14
宮崎県はじめ各地で鶏のインフルエンザが流行し、膨大な数の鶏が
殺処分されているニュースを見るにつけ身震いします。
諏訪湖の白鳥への餌やり禁止も、鳥インフルエンザ感染予防から始まりました。
餌が充分無いので、確かに白鳥やその他野鳥飛来数は激減しましたが、
生態系の基本が遵守されています。
身近な事から感染予防を心がけて行きたいですネ。
返信する
Unknown (『孤 独』)
2023-01-10 10:15:23
こんにちは 🌞

今日も晴天ですが、北風が吹いて空気は冷たいです
ルリビタキが出るとのことで出かけようかと思いましたが、やめました (-。-;

可愛いヤマガラ、小さなアワかヒエを食べていますね

前回のトラツグミ、よく見つけましたね
昨年も今季もまだ見ていません
めっきりこちらでは目撃情報がないのです (><)

今季も野鳥が少ないですね〜 >_<
返信する
Unknown (ume-ringoneko)
2023-01-10 11:49:06
鳥インフルの話
なるほどと勉強になりました
鳥を不自然に集める行為は確かに
知らずに加担してしまうかもしれませんね
個人でも気をつけたいと思いました
ありがとうございます
はやくおさまって欲しいですね
返信する
イケリンさん (ロメオ)
2023-01-11 08:28:32
おはようございます。いつもコメントをいただきありがとうございます。
野鳥撮影をする人の中に、餌で小鳥を呼び寄せて写す方も一定数いらっしゃいますね。
日本各地で鳥インフルエンザの感染が猛威をふるう今は、慎んでいただきたいです。
野毛山動物園の感染対策を読んでも、靴の裏にウィルスが付着して運ばれるケースが多いようです。
人間と野鳥~自然の生き物は、距離をおかなければいけないのだと、改めて思いました。
返信する
ran1005さん (ロメオ)
2023-01-11 08:32:31
おはようございます。いつもコメントをいただきありがとうございます。
養鶏場の鶏の中に、一羽でも鳥インフルエンザの感染が出ると、他の何万羽も処分するよう法で決められているのですね。
感染の蔓延を防止するためとはいえ、心が痛みますよね。
諏訪湖ではいち早く、餌やりを禁止して感染防止につとめているのですね。
公園の池などで、餌に殺到して密集する水鳥は、やはり不自然ですよね。
返信する
孤独さん (ロメオ)
2023-01-11 08:34:48
おはようございます。いつもコメントをいただきありがとうございます。
こちらでも、連日朝の冷え込みが厳しくて、風のある日は出歩くのがツラいです。
ヤマガラが見つけ出したのは、やはり粟かヒエなどのエサのように見えますよね。
こちらでも、平地の公園では鳥影少ないですが、山にはたくさんいました。
トラツグミ自力発見は、本当にラッキーでした!
返信する
ume-ringonekoさん (ロメオ)
2023-01-11 08:39:38
おはようございます。コメントをいただきありがとうございます。
野毛山動物園の感染対策を読むと、人間の靴の裏にウィルスが付着して、鳥インフルエンザの感染が広まっていく恐れも高いようです。
先日、動物園に行った際も、入り口のマットの上に消毒液をたっぷりまいて対策していました。

野鳥への餌やりで、人間と触れ合ってしまうと、感染のリスクが高まるのですね。
私も知らない間に、ウィルスの運び屋になっている恐れがあると自覚して行動します。
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