気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

反りくらべ

2018年09月17日 | シギの仲間 2018~
ソリハシシギ(反嘴鴫)名前の通り反り返ったクチバシが特徴のシギの仲間。
春と秋、渡りの途中で日本に立ち寄る旅鳥です。


ソリハシシギ~全長 約23㎝
シロチドリ~全長 約17cm
体の大きさは同じ位に見えます。5cmの差は、ほぼクチバシの長さの差だとわかります。


オオソリハシシギ~全長約 39㎝
見比べてみるとソリハシシギは、体長の割にクチバシの比率が大きいとわかります。
≪2018年 5月撮影≫


岩の影に見えるのはキョウジョシギ

短い足でセカセカ早歩きしながら食べ物を探します。


海岸の岩や石の間で保護色になります。
じっと目を凝らして探さないと見過ごしてしまいます。


あまり話題になりませんが、ソリハシシギは足指の間に水かきがあります。
渡りのシーズンに一度は観察したいユニークな野鳥です。


ソリハシシギ(反嘴鴫) Terek Sandpiper 全長 約23㎝
オオソリハシシギ(大反嘴鴫) Bar-tailed Godwit 全長約 39㎝


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オバシギ ギザギザくちばし

2018年09月16日 | シギの仲間 2018~
海岸にしばらく滞在して人気を集めていたオバシギ
この日は、近くで採食する姿を見せてくれました。
クチバシの内側はギザギザしていて、獲物を逃がさないようになっていました。












胸元の黒褐色斑が密にあるので幼鳥のようです。
夏にシベリアなど緯度の高い地域で繁殖して、東南アジアやオーストラリアなど南半球で越冬するオバシギ。
今年生まれたばかりなのに、たった一羽で見知らぬ地まで長距離の旅するとは驚異的です。
どこかもっと南の方で仲間と合流するのでしょうか?
中継地の日本でしっかり食べて体力をつけて、無事に旅を続けている事でしょう。

オバシギ(尾羽鷸) Great Knot 全長約28cm

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夏羽の残るオジロトウネン、セイタカシギ

2018年09月14日 | シギの仲間 2018~
夏羽の残るオジロトウネンに会いました。写真では大きく感じますが14㎝ほどの小鳥です。
シギの仲間のうち、最も体の小さな種類のひとつだそうです。
ポツンと、一羽だけ、他の小型のシギは見当たりません。

冬羽は薄茶色のひよこのようなかわいらしさです。
シギの中でも特に好きなオジロトウネン。
雨が降り出しそうな曇り空でしたが、夏羽の残る姿を見られて幸運でした。


▼オジロトウネン採食中
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/061bb79d274ff4ca27b7c1ecb2d2a9d3
▼オジロトウネン 朝の洗顔
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/e6e0108a5f9941053a25012e2a64b980








ズボ!

オジロトウネン(尾白当年)Temminick's Stint 全長約14cm



同じ池に、二羽のセイタカシギ幼鳥も見られました。




左隅に、オジロトウネンも写っています。




竹馬にのっているように長い足、不思議な存在感のある鳥です。





セイタカシギ(背高鷸)Black-winged Stilt 全長約37㎝

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青くなくても、あおあお と

2018年09月13日 | キツツキの仲間
久しぶりにアオゲラ(緑啄木鳥)に会えました。
いつも林の奥で枝被りの状態でしたが、三度目の正直。
この日は、よく見える木に飛んで出てくれました。

アオゲラは、日本固有種で本州、四国、九州に生息しています。
よく響く甲高い声でピョーピョー、キョッキョッキョッなどと鳴きます。
背面が緑色でお腹に波状のシマシマ模様があるキツツキです。 
昔は緑を「あお」と言っていたそうですが、いまでも日常的に使われる表現です。
若葉や未成熟の木の実を「青々」と表現するし、青信号は緑色です。







下から見上げる角度で撮ったので、頭頂部がよく見えず残念・・・


 アオゲラ(緑啄木鳥)Japanese Green Woodpecker 全長約29cm

以前に2度アオゲラをはっきり見ていますが、どちらもメスでした。
オスは額から後頸にかけて赤く、頬の赤斑が大きい
メスは頭頂から後頸が赤く、頬の赤斑が小さい
今回のアオゲラは赤い部分が広いように見えるのでオスだと思っています。

▼アオゲラ・雌
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/e92ea67f21542f0e7fbcaa48b04a2789

▼「アオゲラのドラミングと鳴き声」
https://www.youtube.com/watch?v=Q5o7RYwXkvI




アオゲラが止まっているのは大きなモミジバフウ(紅葉葉楓)の樹です。


青々、トゲトゲした実がたくさんなっていました。


コムラサキ(小紫)写した時はトンボに気づきませんでした。
茎と保護色になって隠れていたのですね。


シロシキブ(白式部)


まだこの花の名前が不明です。再掲載。
どなたかご存知でしたら教えてください。




※神戸近郊で花を撮り歩いている なかちゃん さんから「アレチケツメイに似ています」と有力情報が寄せられました。
さっそく調べてみるとアレチケツメイによく似た「カワラケツメイ」という花にたどりつきました。
アレチケツメイは北米などが原産の帰化植物とのことです。
写真の花が植えられていたのは里山の自然を復元している公園なので、在来種のカワラケツメイ(河原決明)だと考えられます。
カワラケツメイは薬草にも用いられ、生薬名:はケツメイシ(決明子)~あのJポップのユニット名の由来の植物だそうです。
今回の調査、ネット上にはっきり写った花の写真がほとんどなくて苦労しました^^;
なかちゃんさん、ホロホロさん、有力な情報をありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。


カワラケツメイ
http://okuchan-yasou.sakura.ne.jp/kobetu/ka/ka/kawaraketumei.htm
https://matsue-hana.com/hana/kawaraketumei.html



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キョウジョシギ ♂♀?冬羽へ移行中?

2018年09月12日 | シギの仲間 2018~
近場の浜辺でキョウジョシギが観られます。同じ個体なのか不明です。
黒い斑の入り具合が違っているようにも見えますが、夏羽から冬羽に変わりつつあるのでしょうか?

京女と言う名前ですが、ずんぐりしていて男性的な印象を受けます。
石ころを転がして、下に隠れている甲殻類や昆虫などを捕食していました。
英名のRuddy Turnstone ~石を転がす動きから名づけられたのですね。







ここからは、上の写真とは別の日に観察した2羽のキョウジョシギ。




左の鮮やかな方がオスで、右の地味目な方がメスでしょうか?


行動を共にしていますが、つがいなのでしょうか??
繁殖を終えた後も、ペアを解消しないで一緒に居るのでしょうか?


野鳥に限らず、花や昆虫など自然観察を続けていると、
わからないこと、知りたいことが次々と出てきます。


冬羽に移行中の可能性もありますね?
観察例を増やして経験値をあげて見分けられるようになりたいです。

キョウジョシギ(京女鷸)Ruddy Turnstone  全長約22cm

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つい、できごころで・・・

2018年09月11日 | アトリの仲間 2018~
コロロロロ…キリリリ…と鈴を転がすような明るい声で鳴くカワラヒワ。
秋になると我が家の周りに何羽もやってきます。
電線に止まっている姿は、スズメに似て見えますが、М型の尾羽で見分けられます。
刈り入れの終わった田圃や畑のそばを歩くと、落穂ひろいをしていたカワラヒワがいっせいに飛び立ちます。
翼の黄色がパッと鮮やかで目をひきます。

一羽のカワラヒワが、垂れた稲穂に止まって新米を味見していました。
落ちているのよりおいしそうに見えたのでしょうか。

もぐもぐ・・・一粒味わったら、他の仲間の元へ飛び去っていきました。


田圃の近くの林で暮らすカワラヒワの小群。20羽ほどの数です。
体下面に細かい縦班が残っています。どうやら今年生まれの幼鳥たちのようです。


こちらもわずかに胸元に縦班が残っています。


幼鳥たちは下草の中から飛び立って、隠れるように木の枝に止まりました。
中には大胆で好奇心旺盛なタイプもいます。


こうしてじっとしていれば、散歩中の人には見つかりません。


近くの池で水を飲んだり浴びたりしていました。
カワラヒワも、スズメやツバメと同じように、その年生まれの若い鳥だけで群になる習性があるようです。

カワラヒワ(河原鶸) Oriental Greenfinch 全長約14cm

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ダイサギVSダイサギ

2018年09月10日 | 白い鷺たち
8月下旬に掲載した「白鷺の園」で繰り広げられたダイサギ同士の戦いです。
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/ea1b7c3311941169b245aad0016647b1

何が争いの種かわかりませんが、すれ違っただけで唐突にケンカが始まります。
でも、ダイサギの決闘には、一定のルールがあるようでした。

まず、長い首をさらに伸ばして、翼をひろげて威嚇のポーズ。


どれほど自分が大きくて強いか、相手に見せつける所から勝負が始まります。


ひるんだ方が負け。ダイサギは戦いに見切りをつけるのが早いです。


かないそうもない相手だと悟ると、すぐさま逃げに転じます。


勝者は、お約束のようにクチバシの一撃を振り下ろしますが深追いはしません。


スタコラサッサ~とばかりに逃げていきます。



こちらでも手合せ中。首長比べの始まりです。


明らかに首の短い方は腰が引けました。


こちらの勝者もクチバシの一撃を下します。


「負けました」将棋のように潔く負けを認めるダイサギ


「どうだ!」とばかりに勝者は胸を張っていました。

写真を撮った以外にも他2組の争いを観察しましたが、いずれも同じパターンでした。
繁殖期に、メスや営巣場所をめぐる争いはもっと熾烈なのかもしれませんが、
それ以外の時期は、ダイサギは傷を負わないような戦いのルールを定めているように見えました。

それにしても、となりで一心に狩りをするコサギ、ダイサギの争いなど気にも留めていません。
この程度のもめごと、日常茶飯事なのでしょう。

ダイサギ(大鷺) 全長約90㎝
コサギ(小鷺) 全長約60㎝


私の住む地域では、金曜日の深夜からたびたび豪雨に見舞われて、断続的に大雨警報が発令されています。
8月に多くのサギたちでにぎわった池も雨で水位があがり、サギたちの姿もほぼ見られなくなりました。
平成最後の年は、記録的な自然災害が多発する一年になってしまいました。

テニスの全米オープン女子シングルスで四大大会初優勝を果たした大坂なおみ選手の活躍は、
暗いニュースばかり続く中、まるで太陽のように明るい話題です。
大阪選手が日本で暮らしたのは4歳までで日本語もあまり得意ではないことから、
「日米の二重国籍だし、彼女は日本人ではない」との意見を持つ人もいるそうですが、
私は、テニスプレイヤーとして日本の国籍を選んでくれたことに拍手をおくります。


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コチドリ 夏羽から冬羽へ…

2018年09月08日 | チドリの仲間
コチドリは夏鳥として渡来し日本各地で繁殖します。
寒くなる前に、越冬地の南の国に渡っていくそうですが、
西日本以南、九州や沖縄など温暖な地域では越冬する個体も見られるそうです。

お酒に酔った人がふらふら歩くさまを「千鳥足」と言いますが、
実際にチドリの仲間は、早足でテケテケ歩いて、ピタッと立ち止まり、さっきとは別の方へ向きを変えて歩き出します。
今日登場するコチドリも、昨日のダイゼンも同じような動きをしていました。
写真で砂浜に残るチドリの足跡を見ると、ジグザク模様になっているそうです。


最初の3枚は、7月の繁殖期に農耕地で撮った夏羽のコチドリ成鳥です。


この時、上空を何か鳥影が横切ったらしく、近くにいたサギたちも同じように空を見上げていました。



8月下旬に撮ったコチドリ。
撮影時は幼鳥だと思っていましたが、改めて見ると、冬羽に換羽中の成鳥のように見えます。


アイリングの黄色がうっすら、顔と首元の黒い羽色まだらに残っています。
8月と言えばまだ真夏ですが、繁殖期を終えた野鳥たちは少しずつ冬羽(=非繁殖期の羽色)に変わっていきます。



こちらのコチドリは遠くて幼羽なのか?冬羽なのか?はっきりしません。


私もまだまだ初心者なので、識別は慎重に…


奇跡のスリーショット



こちらは、海岸で見かけたコチドリ。幼鳥でしょうか??


夏にこの海岸の小石の中で2度営巣して、数羽のヒナたちが巣立っていきました。


台風通過後、農耕地の土にまぎれるように6羽ほどのコチドリが羽を休めていました。
その中の一羽を拡大してみました、白い羽縁がくっきり見えるので幼鳥でしょうか?


気持ちよさそうに伸び~~


コチドリ(小千鳥)Little ringed plover 全長約16㎝

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ダイゼン 不思議な名の由来は・・・

2018年09月07日 | チドリの仲間
ダイゼン、不思議な響きの名前で呼ばれる野鳥です。

一羽だけ、近場の海岸に飛来しました。初見&初撮りでした。

ダイゼンも春と秋に通過する旅鳥ですが、関東より南の温暖な地域では越冬する個体も見られるそうです。

和名は律令制の昔に、宮中でおもてなし料理を司る大膳職がしばしば食材に用いたことに由来するとか。
鳥獣保護法ができる以前は、野鳥たちは人々の貴重なタンパク源でした。
今は、ニワトリたちが食材になっているおかげで、野鳥たちの多くは食べられずにすんでいます。
食材として手軽に買えますが、尊い命を頂いて生きる糧にしている、という事を忘れてはいけませんね。
玉子も食べさせてくれるニワトリには感謝してもしきれないくらいです。











ダイゼン(大膳)Grey plover 全長約29cm


京阪神に大きな被害をもたらした台風の衝撃が冷めやらぬうちに、
北海道が大きな地震に襲われました。
天変地異の前には、人も野鳥と変わらず無力な存在だと痛感させられます。
被災した方々が、一日も早く日常生活を取り戻せるよう願っています。


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草萌える トウネン

2018年09月06日 | シギの仲間 2018~
泥地になった池の底には、間もなく草が芽吹いてきます。
池の水が満ちれば、ふたたび水底に沈んでしまう期間限定の小さな草原です。
ひとからげに「雑草」と呼ばれるような植物が大半ですが、
土、水、太陽の光と、条件が揃えばたくましく伸びはじめます。
ある意味、草木は、この世で一番チャレンジ精神のある「開拓者」かもしれませんね。


和名のトウネンは、当年=今年 今年生まれた赤子のごとくからだが小さいことに由来しているそうです。

スズメほどに小さなトウネンですが、夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖し、
越冬地の東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドまで、長距離飛行の旅をするとのこと。
赤子のごとく小さな体に、とんでもない能力を秘めているトウネン。
小さくても立派なファイターです。















トウネン(当年)全長約15㎝

前回の記事のトウネンたちとは別の日に、ぽつんと一羽で姿を見せたこのトウネン。
遠目で見て、撮影している時は、ひょっとしたら数の少ないヨーロッパトウネンでは?…と思っていましたが、
改めて見ると、やっぱりトウネンかな?という気がしてきます。

いずれにしても、遠い中州から緑の綺麗な近くに飛んで来てくれたのは幸運でした。


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泥濘(ぬかるみ)のトウネン

2018年09月06日 | シギの仲間 2018~
スズメほどの小さなシギの仲間・トウネン(約15㎝)。
春と秋、渡りの途中で日本に立ち寄る「旅鳥」です。

溜め池の水位が下がって底が見えるようになりました。
泥濘(ぬかるみ)に水辺の鳥たちが食べ物を探しに舞い降ります。
上の写真のトウネン、棒のような物を泥の中から引き揚げていました。













トウネン(当年)全長約15㎝

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近すぎても困る…

2018年09月05日 | バン
バンの幼鳥・4兄弟。まったく人間を怖がっていません。
池の畔に座り込んでカメラを構えていると、岸辺に上がってどんどん近づいてきます。
望遠ズームレンズは最短にしても100mmまで。いくらなんでも近すぎました。

距離をとるため立ち上がって幼鳥たちを驚かせては申し訳ないので、
撮影は諦めて、かわいい姿をじっくり観察させてもらいました。













「生態系を壊す恐れがあるので 園内の生き物に食べ物を与えないでください」
看板には注意書きがあるのですが、気づかずに餌を与える人がいるのかもしれません。


バン(鷭)全長約32cm

幼鳥の数は4羽。初夏に撮影した4羽のヒナが無事に成長したのでしょうか?

▼バンの家族
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/c9a517640481eb87f4f9b98dfbd7bb09

私がこの池でバンの親子を初めて観てから5年経ちます。
一年中2羽の成鳥がいるので、同じペアが毎年2~3回繁殖している可能性もあります。
この池のバンたちも、私が野鳥撮影に夢中になるきっかけを作ってくれた鳥の一種です。


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ムシクイは超難関!

2018年09月04日 | ムシクイ
久々にムシクイが撮れました。
時々姿は見せてくれますが、遠すぎたり高すぎたり速すぎたり・・・で、なかなか撮影できませんでした。
そして、やっと写せても、さらに難しいのが識別です。
ムシクイの仲間の識別は経験と知識の豊富なバーダーさんでも簡単にはいかないそうです。

まさにムシクイは、超難関!です。







センダイムシクイ(仙台虫喰)全長約12㎝
メボソムシクイ(目細虫喰)全長約13㎝
エゾムシクイ(蝦夷虫食) 全長約12㎝

※sakaturaganさんより、コメント欄にて「エゾムシクイの可能性もある」とご指摘いただきました。
 下嘴の色や足の色が、エゾムシクイの特徴と似て見えます。
sakaturaganさん、どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。


蝉の声で鳴き声は聞こえず、あっという間に姿を消したので頭央線も確認できず。
もっと知識と経験を積んでから、識別に再チャレンジしてみたいです。

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ブログの記事を書いている間に、ますます風雨が強まってきました。
大型台風の暴風雨の真っ只中です!

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晩夏から初秋の花々

2018年09月04日 | 鳥見ついでに花や昆虫
昼過ぎから台風21号に直撃される予報なので、雨戸を閉めて家に籠っています。
今日は画像整理の時間がたっぷり。8月末に山間部の公園で撮影した花々です。

まずはオミナエシ(女郎花)

昨日のうちに本日4日の休業を決める企業が関西で相次ぎました。
USJや大手の百貨店もお休みです。
大丸神戸店の臨時休業は、阪神・淡路大震災以来の異例の対応になるそうです。
関西各地の大型台風への警戒の強さを物語っています。


ヨメナ(嫁菜)?
葉っぱが細長く見えたのですが、近くにノコンギク(野紺菊)も咲いていたので混同しているかもしれません。


カワラナデシコ(河原撫子)
秋の七草のエリアに咲いていました。


アベリアとホシホウジャク(星蜂雀)

アベリアの花は昆虫に人気ですね。蜜が美味しいのでしょうか。


サギソウ(鷺草)
盛夏に涼を感じさせる純白の花、9月まで開花しているそうです。


なんという植物の花でしょう?
名前をご存知の方がいらっしゃったらぜひ教えて頂きたいです。


ネムノキ(合歓木)
盛夏の花ですが、しおれた花の中でまだ咲いている枝もありました。


サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ)

その名の通り、花期が長く楽しませてくれる花木ですね。
小さな花が寄り集まっていて、近づき過ぎるとどこからどこまでが一輪の花びらなのか分からなくなってきます。



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▼余談
前述の大丸神戸店ですが、「だいまるこうべてん」ではなく「だいまるこうべみせ」と読みます。
大丸の他の関西の店舗も「梅田店~うめだみせ」「心斎橋店~しんさいばしみせ 」です。
ところが、札幌と東京の大丸店舗は「みせ」でなく「てん」と読むそうです。
大丸の本社広報室によると、「会社が決めたのではなく、自然とお客様がそう呼ぶから」。
店は「見世棚」の略で、関西では、昔の読み方が今の時代に残っているのではないか、とのことでした。



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竹馬にのったシギ?

2018年09月03日 | シギの仲間 2018~
セイタカシギ(背高鷸)は、細くて長~い足が特徴です。
一度見たら忘れられないくらい印象の強い体型のシギです。

体長(嘴の先から尾羽までの長さ)約37 cm、
wikipediaによると足の長さは付け根から指先まで約25 cm だそうです。

英名のBlack-winged Stiltは、「黒い翼」と「竹馬」=スティルト(Stilt)
まるで竹馬に乗っているかのような足の長さです。

日本では旅鳥、地域によっては一年中見られる留鳥です。
かつては迷鳥とされるほど稀でしたが、だんだんと渡来数が増えて、
1970年代から各地で繁殖例も確認されるようになってきたそうです。


第一回冬羽に変わった幼鳥のように見えました。
連れだってやってきた2羽、兄弟でしょうか?






草の間でカメラを構えていると、セイタカシギの方からどんどん近寄ってきてくれました。
私のことは、ほとんど警戒していない様子でした。





セイタカシギ(背高鷸)全長約37㎝

今にも雨が降り出しそうな空模様。
まるで墨絵のような写真になってしまいましたが、他に池を訪れる人もなく、
のんびりセイタカシギを観察できました。
晴れた日に再訪してみましたが、岸から遠い中州に座り込んで休息中でした。

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