タキさんの押しつけ映画評
『ハリウッド情報』
滝川浩一の習慣映画評(転載)
“リベンジマッチ”スタローンとデ・ニーロのロートルボクサーの試合 “アデル ブルーは熱い色”アカデミー外国語映画賞ノミネートの予定でしたが、若い衆に譲りました。
てな訳で、例によってハリウッド ボックスオフィス情報です。 アカデミー賞の時に、今年の傾向として書きましたが、何故か今年は“キリスト教テーマ”の映画が異様に多いのですが、まず一発目“SON OF GOD”キリストの物語が公開、3週しかランクインしませんでしたが5100万$の稼ぎ、微妙ではありますが、それなりの売り上げ。
今週も二本、その類がランクインしとります。“アナと雪の女王”は先週ランク落ちしましたが、なんと18週間ランクイン、4億$売上。“トイストーリー3”を抜いてアニメ歴代一位、全作品中歴代十位(まだ上がる) 日本でも公開3週で50億円〓こいつはトイストーリー3を上回ってます。
では、今週の成績。
⑩NON-STOP (5週ランクイン、8500万$)リーアム・ニーソン、今度は航空保安官で旅客機の中で暴れます。リーアムの映画はここんとこ全作それなりの売り上げですねぇ。
⑨300 Ⅱ (4週ランクイン、1億100万$)前作スパルタ対ペルシヤの戦いの続編、またまた大スペクタクル作品のようであります(6/20公開)
⑧ニードフォー スピード(3週ランクイン、3760万$)所詮、柳の下のなんとやら、来週には消えるでしょう。
⑦初登場SABOTAGE シュワルツェネッガー 今度はDEA(麻薬取締局)のチーフ……ところが客が入らず、スタート520万$ポッキリとお寒いです。
⑥グランド・ブタペスト・ホテル(3週ランクイン、2410万$) こいつがここ3週の台風の目!全米66館の限定公開なのにこの成績、ランク外から8位にジャンプ、以後週ごとに1ランク
ずつアップ、集客率が毎週100%以上。ドイツ占領下のブダペストのホテルを舞台に「おもてなしミステリー(?)」なんだとか、さて、どんなんかなぁ~
⑤GODS NOT DEAD(2週ランクイン、2170万$)無神論者の教授を相手に神の存在を証明する大学生のお話。 今の所、本作の裏事情が解らないんで、何とも言えないんですが、有名俳優無しでこのテーマだと、日本じゃ間違いなく無視ですな。輸入されるかどうかすら危うい作品です。
④Mr PEABODY & SHARMAN(4週ランクイン、9440万$)天才の犬とその養子のシャーマン少年の昔からあるコミックのアニメです。そろそろ1億$に乗りそうですが、アニメの売り上げとしては少々お寒い?
③MUPPETS MOST WANTED(2週ランクイン、3310万$)いつまでやるの? マペットはもうあきられてて、去年か一昨年 年間最低売り上げを競ったはずなんですけどね。 ただ、日本在住のヤンキーに聞くと「セサミストリート」は未だに人気があるってんですよ。ほんまか?
②ダイバージェント(2週ランクイン、9430万$)「トワイライト・サガ」と同じ作者のSF作品、人類が4グループに色分けされた未来、どのグループにも属せないダイバージェント(異端者)が発生する。まぁ、1億は超えますが この人の神通力にも「翳り」が見え隠れしだしてます。
①ノア 約束の舟(初登場、4370万$)さてさて、公開前物議をかもした問題作の公開、とりあえずは上々のスタートのようです。
どんな物議を醸したかは全く知らんのですが、こんなもんは容易に解ります。アメリカには「聖書は一言一句違えるな!」っちゅうエウ゛ァンジェリスト(福音主義者)が多数いらせられます。こういう方々は、ほんの少しでも聖書を独自に解釈したりしたら怒り心頭、一切認めません。ところが、本作の監督以下出演者一同、「叙事詩(聖書)には色んな解釈ができ、アレンジ出来る」だの「短い聖句も想像力を働かせれば、より多くを学べる」だの……etc. はては「聖書を基にしたが、異教の教えにも共通する、普遍的な物語」なんぞと言うとりますから、こらもう原理主義者に対して喧嘩売ってるのと同じです、モメへんはずがない。私には映画製作者の主張の方がまともに聞こえますが、兎に角 作品を見てみないと何とも言えません。6/13公開、さぁて、どんな作品なんでしょうね。 ラッセル・クロウ/アンソニー・ホプキンス/エマ・ワトソン(ハーマイオニー)他、スター競演、顔ぶれだけでもゴツい作品です。
さて、ひょっとしたら来週も映画無しかもしれません。何をウダウダ書きましょうかねぇ。
『まどか 乃木坂学院高校演劇部物語』
青雲書房より発売中。大橋むつおの最新小説!
ラノベとして読んでアハハと笑い、ホロリと泣いて、気が付けば演劇部のマネジメントが身に付く! 著者、大橋むつおの高校演劇45年の経験からうまれた、分類不可能な新型高校演劇入門ノベル!
ネット通販ではアマゾンや楽天があります。青雲書房に直接ご注文頂ければ下記の定価でお求めいただけます。
青雲書房直接お申し込みは、下記のお電話かウェブでどうぞ。定価本体1200円+税=1260円。送料無料。
送金は着荷後、同封の〒振替え用紙をご利用ください。
大橋むつお戯曲集『わたし 今日から魔女!?』
高校演劇に適した少人数戯曲集です。神奈川など関東の高校で人気があります。
60分劇5編入り 定価1365円(本体1300円+税)送料無料。
お申込の際は住所・お名前・電話番号をお忘れなく。
青雲書房。 mail:seiun39@k5.dion.ne.jp ℡:03-6677-4351
『ハリウッド情報』
滝川浩一の習慣映画評(転載)
“リベンジマッチ”スタローンとデ・ニーロのロートルボクサーの試合 “アデル ブルーは熱い色”アカデミー外国語映画賞ノミネートの予定でしたが、若い衆に譲りました。
てな訳で、例によってハリウッド ボックスオフィス情報です。 アカデミー賞の時に、今年の傾向として書きましたが、何故か今年は“キリスト教テーマ”の映画が異様に多いのですが、まず一発目“SON OF GOD”キリストの物語が公開、3週しかランクインしませんでしたが5100万$の稼ぎ、微妙ではありますが、それなりの売り上げ。
今週も二本、その類がランクインしとります。“アナと雪の女王”は先週ランク落ちしましたが、なんと18週間ランクイン、4億$売上。“トイストーリー3”を抜いてアニメ歴代一位、全作品中歴代十位(まだ上がる) 日本でも公開3週で50億円〓こいつはトイストーリー3を上回ってます。
では、今週の成績。
⑩NON-STOP (5週ランクイン、8500万$)リーアム・ニーソン、今度は航空保安官で旅客機の中で暴れます。リーアムの映画はここんとこ全作それなりの売り上げですねぇ。
⑨300 Ⅱ (4週ランクイン、1億100万$)前作スパルタ対ペルシヤの戦いの続編、またまた大スペクタクル作品のようであります(6/20公開)
⑧ニードフォー スピード(3週ランクイン、3760万$)所詮、柳の下のなんとやら、来週には消えるでしょう。
⑦初登場SABOTAGE シュワルツェネッガー 今度はDEA(麻薬取締局)のチーフ……ところが客が入らず、スタート520万$ポッキリとお寒いです。
⑥グランド・ブタペスト・ホテル(3週ランクイン、2410万$) こいつがここ3週の台風の目!全米66館の限定公開なのにこの成績、ランク外から8位にジャンプ、以後週ごとに1ランク
ずつアップ、集客率が毎週100%以上。ドイツ占領下のブダペストのホテルを舞台に「おもてなしミステリー(?)」なんだとか、さて、どんなんかなぁ~
⑤GODS NOT DEAD(2週ランクイン、2170万$)無神論者の教授を相手に神の存在を証明する大学生のお話。 今の所、本作の裏事情が解らないんで、何とも言えないんですが、有名俳優無しでこのテーマだと、日本じゃ間違いなく無視ですな。輸入されるかどうかすら危うい作品です。
④Mr PEABODY & SHARMAN(4週ランクイン、9440万$)天才の犬とその養子のシャーマン少年の昔からあるコミックのアニメです。そろそろ1億$に乗りそうですが、アニメの売り上げとしては少々お寒い?
③MUPPETS MOST WANTED(2週ランクイン、3310万$)いつまでやるの? マペットはもうあきられてて、去年か一昨年 年間最低売り上げを競ったはずなんですけどね。 ただ、日本在住のヤンキーに聞くと「セサミストリート」は未だに人気があるってんですよ。ほんまか?
②ダイバージェント(2週ランクイン、9430万$)「トワイライト・サガ」と同じ作者のSF作品、人類が4グループに色分けされた未来、どのグループにも属せないダイバージェント(異端者)が発生する。まぁ、1億は超えますが この人の神通力にも「翳り」が見え隠れしだしてます。
①ノア 約束の舟(初登場、4370万$)さてさて、公開前物議をかもした問題作の公開、とりあえずは上々のスタートのようです。
どんな物議を醸したかは全く知らんのですが、こんなもんは容易に解ります。アメリカには「聖書は一言一句違えるな!」っちゅうエウ゛ァンジェリスト(福音主義者)が多数いらせられます。こういう方々は、ほんの少しでも聖書を独自に解釈したりしたら怒り心頭、一切認めません。ところが、本作の監督以下出演者一同、「叙事詩(聖書)には色んな解釈ができ、アレンジ出来る」だの「短い聖句も想像力を働かせれば、より多くを学べる」だの……etc. はては「聖書を基にしたが、異教の教えにも共通する、普遍的な物語」なんぞと言うとりますから、こらもう原理主義者に対して喧嘩売ってるのと同じです、モメへんはずがない。私には映画製作者の主張の方がまともに聞こえますが、兎に角 作品を見てみないと何とも言えません。6/13公開、さぁて、どんな作品なんでしょうね。 ラッセル・クロウ/アンソニー・ホプキンス/エマ・ワトソン(ハーマイオニー)他、スター競演、顔ぶれだけでもゴツい作品です。
さて、ひょっとしたら来週も映画無しかもしれません。何をウダウダ書きましょうかねぇ。
『まどか 乃木坂学院高校演劇部物語』
青雲書房より発売中。大橋むつおの最新小説!
ラノベとして読んでアハハと笑い、ホロリと泣いて、気が付けば演劇部のマネジメントが身に付く! 著者、大橋むつおの高校演劇45年の経験からうまれた、分類不可能な新型高校演劇入門ノベル!
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青雲書房直接お申し込みは、下記のお電話かウェブでどうぞ。定価本体1200円+税=1260円。送料無料。
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