2015年11月15日『晴れたらいいね』
☆晴れたらいいね
おとついの午後に振り始めた雨があがった。
先々週に始めた散歩ができなくなっていた。
多少雨が降っても、出かければいいのだけど、オッサンになってから身に着いてしまったグータラで、外に出ない。
図書館で借りた最後の一冊が、残り100ページほどなので、一気に読んで、返しに行くことにする。
三日も家の中に居ると、名目がないと出られない。
読み終わったばかりの本は『晴れたらいいね』だ。なんか安物のテレビドラマみたいなシュチエーション。
このブログを書き上げたら、出かけることにする。
☆パリの連続テロ
昨日の午後は、ずっと本を読んでいたので、パリのテロに気づいたのは、うかつにも夕刊の見出し。
犠牲になった人や遺族の方々のことを思うと、阪神大震災や東日本大震災とは異質な理不尽さを感じる。
自然災害と違って、人間が引き起こしたことだからかもしれない。
今朝の情報番組で、コメンテーターがこんなことを言っていた。
「テロをやる人間が悪いのであって、イスラムが悪いと思ってはいけない。これは政治が解決できる問題ではない。我々(市民)がイスラムとの対話を続けていかなければならない問題だ」
MCも、他の出演者も、ウンウンと頷いていた。
このコメンテーターは、なにも身のあることは言っていない。
イスラムが敵でないのは、高校生でも分かる。
9・11の直後、アメリカの大統領が「我々は、新しい十字軍を結成しなければならない!」と口を滑らせて、世界中から非難された。
イスラムが敵ではないことは、世界中の常識である。
政治で解決できず、イスラムとの対話が必要……すごい一般論。
どういうことを対話するのか、対話を基にどう行動するのか。何一つ言っていない。
政治では解決できない……まず、テロの危機から国民を守り、世界的な脅威に立ち向かうのは政府や政治のはず。
「政治では解決できない」という感受性は、わたし達より少し上の世代の思考法。
七十前のオジサンがしたり顔で言うと、なんだか「そうなのか」と思ってしまうが、胡散臭いことは、物心ついてからの、この半世紀あまりで、よーく分かっている。
☆マジキチというカテゴライズ
ツイッターで、某という青年が「あなたのことをマジキチとカテゴライズしました」と出ていた。
なぜ、そんなことが出てくるのか、ネットに疎いわたしには分からない。
しかし、出てきたことなので考えてみる。
マジキチ=マジメデ、キチンとしている……という意味ではないであろう。
どういうことから、こういうカテゴライズにしたかはツイッターの短さからは分からない。
どうカテゴライズしようと、本人の自由ではある。
ただ、カテゴライズというレッテル貼りをやると、人や事象をレッテルからしか観なくなるという大欠点がある。
レッテル貼り……若いうちはやらないほうがいい。
歳をとると、貼ったつもりもないのに、レッテルばかり貼ってしまうもの。そんなオジサン・オバサンをたくさん見てきた。
カテゴライズ……かっこいい言い方だけど、それはレッテル貼りでしかない。と、思う。
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