KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★お花のフェイクファーマフラー

2010年10月14日 | KAORUの好きなものギャラリー
先週末、お花のレッスンに参加した。


数ヶ月に一度、講師たちのさらなる研鑽を積む
レッスンに私も出席している。
手を動かしイメージをふくらませ、作品を作る。


限られた時間の中で、テーマが与えられ、
用意された花材の中から、
好きな種類と色を集めて形にしていく。


周りのマネなんかしていられない。

自分だけのオリジナルを作り出す。


ざわざわとする教室内で
感覚を研ぎ澄ませ、
イマジネーションを沸き起こす。


周りはさすが熟練の先生たちばかりで、
とにかく手際よく鮮やかに作り上げていて、
いつもいつも気が焦る。

周囲のペースに飲み込まれそうに
なりながらも、
自分の思いを花を通して表現していく。

大変だけど、
でも毎回すごくいい刺激。


*****************************

先日のレッスンテーマは
「花を身にまとう」


人々は、はるか昔から花を身につけ、
そのパワーをもらってきた。


古くは、2000年ほど前のオリンピック。

勝利者は月桂樹のリースを頭上にのせ
その栄誉が讃えられる。


中世のヨーロッパでは、
教会など人の集まる場所には、
ハーブなど香りのよい花束を手に持って行ったのは
香水がわりだけでなく、
実は魔よけの意味もあったのだという。


そして、日本では「花かんざし」


そういえば、子どもの頃には
シロツメクサのリースを作って
頭にのせて遊んでたっけ。

出来上がるとすごくうれしかったし、
髪の毛にふわっとのせると
とても幸せな気持ちになれた。


*****************************



時にステイタスであり、時にプロテクション。

そして、美しさをより一層引き立ててくれるジュエリー。

花や樹とともに生きることの必要性を
先人たちは知っていたのだろう。


レッスンでは、パーティーや晴れの日ではなく
日常生活の中でも身にまとうことのできる
花をデザインするのが主旨だった。


どこにつけるのでもOK。

ブローチ、コサージュ、ネックレス、指輪。

靴や腕、腰、肩などきちんと取付けられて、
じゃまにならず、心地のよい花。
そして、機能性も考えてつくるのがポイント。


お花はたくさん準備されている中から、
好きなだけ選ぶ。


あら~(@_@;)私ったら!
今日に限ってまたハデな柄の服着てきちゃったわ…。
講義を聞きながら、今日の服のチョイスを後悔していた。


どんな色の花もぜったい負けちゃう。


何色にしよう…。

どんな花がいいかな…。


あれこれ迷うけど、楽しい時間。


ふとフリルのような珍しい色と形の
ケイトウに目が止まった。

あったかそうだな。
まるで本当の毛糸みたい。

先日買ったお気に入りのふわふわの
ボア素材のマフラーを思い出した。



そうだ!お花のふわふわマフラーにしよう!

色は、洋服と同じサイケでカラフルに♪


1ミリの柔らかいアルミワイヤーを芯に、
山ゴケをグリーンの糸で巻きつけ
お花も一緒に巻きながら
長く作っていく。

マフラーの先端にはさくらんぼのように
真っ赤な姫リンゴをぼんぼりにした。

作っている最中から、
きゃ~、かわいい!と大好評だった。


あんまりになじみ過ぎちゃって
どれがマフラーかわからないでしょ?


このまま買い物してたけど、
だれも不思議な顔をしたり、
不審そうな目で見られなかった。

テーマに通りできたらしい!
きっと大成功♪





私にとって
やっぱり何よりクリエイティブなことは
本当に心がキラキラとしていく大切な時間。


産みの苦しみは
やがて、新しい命の輝きに
かならず変わる。



インスピレーションとイマジネーション。

そして、クリエイティブな心は、
私の原動力となる。


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★山ぶどうのジャム

2010年10月07日 | KAORUの好きなものギャラリー
コトコト煮詰めています♪
口にほおり込むと思ったより
酸味も渋味も少なくて甘くて素朴な味。

懐かしい味がする~!とファインのメンバーは言っていた。

私は残念ながら、アスファルト育ちで
山ぶどうは初めてだけど
原種の、ワイルドな味なんだろうと
想像がつく。






***********************************

皮が厚くて、種が大きく、果肉はほんの少しだから、
そのままジャムだと、ゴツゴツの食感になりそうなので、
妹のNAOKOに皮ごとガーゼで
絞ってもらった。



どのくらい絞る?

おもいっきりお願いします!


そしたら、思った以上にジューシーで
果汁たっぷり。

絞ったら、酸味と渋味が増して
ジャムにはぴったり。

深い葡萄色も美しいから、きっと綺麗に仕上がると思う。
オーガニックシュガーを加えて
じっくり煮詰めるだけの
シンプルレシピ。


**************************************


最近わが家のマイブーム、
ほどよくこんがり焼いたマフィンにバターを塗って
マスカルポーネとジャムや
メープルシロップをのせて
ほおばる朝ごはんにぴったりなんじゃないかな。



わ~!明日の朝が楽しみ(≧▼≦)

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★電線と夕焼け

2010年09月10日 | KAORUの好きなものギャラリー
電線がこんなにあるのは
日本だけ!と

ずっと前に、スイス人の友だちEVEちゃんが
空を見上げて言っていたことがある。

それから外国に行くたび
なんとなく空を見上げて、電柱や電線を
気にするようになった。


*********************

他の国にまったくないわけではない。

多少、あることはある。


ただ、日本ほど
こんなに住宅に接近して、
しかもそれがまるで織物の糸のごとく
縦横無尽に張り巡らされているところはない。

特に、ウチの近所は
電線の密集している通りが多くて
等間隔に狭い幅に並ぶ電柱と、

低く、重たげにたわんでいる線が
支えあっている、というよりも
渋滞のごとく混み合っているかんじである。



そんな景色を、いつもあ~ぁ・・・。
なんで他の国みたいに中に埋めないんだろ?
地震大国なのに、大震災が起きたら大丈夫なの?と
思って見上げているのだが
今日宅急便を出しに行ったとき、

ほとんど沈んだ夕陽の、ほの明かりに
浮かび上がった電線のシルエットが
美しい、と思った。

*********************

時刻は午後6時過ぎ。

台風が過ぎ去って
涼やかな秋風が、本当に気持ちいい。


気がつくと
秋の夜長が始まっていた。


日常の見慣れた風景も、
殺風景な無味乾燥とした景色も
刻々と変わる自然の中と溶け合うと、
時折、はっとするような表情を見せてくれる。

*********************

それに気がつくか気がつかないか。

それは、個人の感性とアンテナにのみ
ゆだねられている。


ひとつでも、たくさん発見できた人は
きっと、何がなくても幸せになれる
ツボを知っているんだと思う。


いつの間にか当たり前になってしまった
いつも隣にいる人の、素敵な横顔を
たくさん発見できる人は、

きっと、心豊かに生きていく
ツボも知っているんだと思う。


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★「夜明け」のその後。

2010年07月29日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【2010・夏至の太陽】

放送から2日後。

まだこれからBS放送の地域や、
2週間後に放映される場所もあるけれど
ひとまず27日(火)10時から
番組は予定通りスタートした。

(見逃した方!もう一度見たい方は
BSジャパンで7月30日(金)夜PM9:00~
7月31日(土)朝AM10:00~
再放送がありますよ~♪)


25日(日)の日経新聞では1面を使っての
連動広告があり、テーマの横には
なんとNAOKOの写真が大きく出ていた。

最初から、かなり良い扱いをして
いただいていたのがよくわかる。

「相続~骨肉の争いを避けるために~」という
ちょっとドキッとするメインテーマ。


生々しい現実が描かれた前半から中盤にかけて。

家族の悲しくも切ない姿を
カメラはしっかりと捉えて、
淡々と映しだしていた。

どうして、兄弟どうしが
あんなにまでして争い続けるのだろう?

いい商品も、平和な地球の未来も、
まず家族が仲良くできなくては
なんの意味もない。

物質よりも、理想よりも
現実を現実として幸せにしなくては
結局のところ、
中身のはいっていない「あんぱん」みたいだ。


外側だけをいくら体裁よく作り込んでも
実の詰まっていない崩れやすくてもろい
ただふわふわしているだけの空洞の「ぱん」、なんだと思う。

どうせ「ぱん」を名乗るんだったら
もっとシンプルに「ぱん」だけに徹したらいいのに。

そうしたら、ギュッと中身の濃い
味わい深い「ぱん」になるのに。

****************************


とはいえ、
やっぱり現実はいろいろ複雑でムズカシイ。


息をのんで、緊張しながら
家族でひとつのテレビを囲み放送を見守った。


ついさっき、
お風呂にはいっているTATSUROに
「ねぇ!かあさん!」と呼ばれ
洗い物の手を止めて浴室に向かうと
すこしエコーのかかるお風呂場から

「ねぇ、ねぇ。結局さぁ~、
骨肉の争いを避けるために、
どうしたらいい、って言ってたの?」

と大声で聞いてきたので、
とっさに考え言葉を探した。


「“絆”って言ってたでしょ。
“家族の絆”が試される時。って。

お互いに思いやりの心を持って、
お互いの立場や環境やら、いろんなことを
ちゃんと見ることができて
信頼しあうことができれば、
お金という“物質”で争いあうことも、
“心”をぶつけあって傷つけあうこともなく、
うまくいくんじゃないのかな?」


と、その時思いつくままに答えてみた。



****************************

後半。

約10分ほど、NAOKOと母を中心に追った
ファインのドキュメンタリー。


NAOKOの懸命に奔走しているさまは
多少オーバー気味の扱いだったかもしれないが
けっしてウソでも脚色でもなく、
彼女の今の、本当の姿だ。


そして、社長である母の
穏やかな中にも静かな情熱と芯の通った姿もまた
まぎれもない、真実の姿である。


しょっちゅうぶつかりあいながらも
父の亡き後、懸命に会社を支え続けてきた
二人をずっとかたわらで見てきた。


ケンカしたり、落ち込んだり、
怒ったり、泣いたり、ひっこんでイジケてみたり。

でもいざとなると、結束を固め
お互いをかばい合う。


会社と仕事という媒体を通して
毎日の、ちいさな積み重ねが
やがて壮大なストーリーへと進化し
そして、“絆”が築き上げられる。

****************************

ある時、私の好きな星占いのサイトに
こんな言葉が載っていたことがある。


「一回の話し合いで決まることは
おそらく、強度が弱いのです。


何度も何度も話合い、
確認し合い、繰り返していくことで
本当の強さが生まれるのです。」




それは、恋愛も家族も、人間関係も仕事も
ぜんぶそうなんだと思う。


いくら一目ぼれでビビっときても
それだけでは、やがて自分との違いやら現実に
直面して興ざめする瞬間が訪れる。


強度はもろくて、一瞬のうちに雲行きが変わってしまう。


ドラマはそこからが本番だ。



何回も何回も練習を重ね、
読み合わせをして、同じセリフを何度も言い続け
そして、やがて本番となる。


それをひたすら繰り返していくことで
ロングランとなり、不動の居場所を獲得する。


たぶん。
それは一度だけの人生でもやっぱり
強度が弱くて、
それで何度も何度も、しつこく輪廻転生を繰り返して
やり直して、失敗して、成長して、
本物の、真実の愛となっていくのだと思う。

****************************

その日々の積み重ねは、
時としてマンネリ化し、退屈し、辟易として
逃げ出したくなることだらけだ。


お互いの価値観や方向性の違いを受け入れて
尊重していけるのは至難の業である。



それでも、
そんな細かい、遅々として進まない毎日を
過ごしてきたからこそ得られる
充実感と連帯感と絆。


母とNAOKOがファインを通して紡いできたものは

最初はいつでも切れてしまいそうな細い細い糸だったのに
16年の歳月を経て、
今はもうしっかり太い糸になってきているのだ、と
心地のよいナレーションと、バックに流れる
緩やかな音楽とともに確信した。


****************************

今日の夕方、すっかりと伸びた髪を切りにいく時間ができた。

いつもの美容室に数ヶ月ぶりに予約を取り
シャンプー台へと案内される。

「どうですか~?
最近何かありましたか~?」

勢い良く降りかかるシャワーと
顔にガーゼがかかった状態を乗り越えるように
お互いが大声で会話を飛ばしあう。

「うちね、ガイアの夜明けにでたんだよ~!」と言うと、


「あ~!!!」と叫んだ。


「ぼく、見ましたよ~!!! ガイア!
最初に出た方でしょ?!

そうじゃないかな~って思って見てたんですよ。

いや、でもまさかね。
でもやっぱり似てるよな。
清水さんじゃないのかな???

ってずっと考えて、ただ似てるだけだよなって
言い聞かせてたんですよ~

やっぱりそうでしたか!

あの番組は好きでいつも見てますよ!

昨日はお店でも話題になったんですよ。
“遺書セット欲しいよね!”って。」


「な~んだ、長女!なんで継がないの?
って番組見ながら思ってたんですよ。

なんだ、自分の担当している人だったなんて
ウケる~!」


「そうよ、あの長女はアタシよ!
納得した?そりゃムリだって思うでしょ?」

いつもいろんなことを
おしゃべりする間柄。
彼は私のいろんなコトを知っている。

「そうですね~!」と、こっくりうなづいた。


****************************

2チャンネルにも出てるらしい。

これはNAOKO情報だ。

「お姉ちゃんたち、2チャンに
画像でてるのよ!しかも、超どアップ!!!」


「え~???なんで?」

そんな経験初めてのワタシは、かなり驚いた。

普段、チェックすることもないから
出たことがあるのかさえ、考えたこともなかった。

しかも、顔写真???

ヒドイこと書かれちゃってるのかな?


どんなこと書いてあるの?と聞いたら、


「それがね、もちろんスゴイことも書かれてるけど
総合してみると“美人三姉妹”とか、
“何番目がいい?”とか
“長女は45才に見えないな”とか
意外といいことばっかりなのよ~!」


「しかも、“だってお母さんがきれいだからな。”と
母まで褒められてるのよ!」

“直子と姉妹?”とまで書かれているらしい。


そして、NAOKOは
「お姉ちゃんたち2人は画像貼り付けられてるのに、
私は貼り付けられてないのよ!!!」と

なんだか複雑な笑みを浮かべている。


“何番目がいい?”というコメントには
“次女!”、“次女”、“次女がいい!”と
ダントツMIDORI人気だった。

“長女”はかろうじて一票を獲得した(^_^;)v


もちろん、さまざまなコメントで
話が咲いていたのは新女社長!


番組を見たよ~、という感想もいっぱい頂き、
NAOKOへのたくさんの激励と
母への労いの言葉のメールが届いた。

大勢の方たちに祝福されて、
新しいスタート地点に立った二人。


本当におめでとう♪
ずっと応援し続けるからね!


そして、長女でありながら
自由気ままに生き、
息子もコロもほったらかして
全国を飛び回り、リフレッシュといいながら
海外を旅する私をいつも快く送り出して、
しかも留守中の息子たち(コロは次男)の面倒も
見てくれてありがとう。


うちの家族がいなかったら、
私はこうして、たくさんの人たちと会い
楽しくて充実した時間を過ごすことなんて出来なかったよ。

会社を支えるのに必死なはずなのに
気ままな長女一家の面倒まで
見てくれて、ずっとずっと支えてくれてきた。


母子家庭なのに、いつも忙しくて
手抜き育児ばっかりだったのに
TATSUROがまっすぐに伸び伸びと
すくすくと育ったのも
家族がいてくれたからです。

これからは、
私も少しずつ恩返しをしていかなきゃね。


たぶん、
気ままな自由人は一生変わらないけど、

私のできることを精一杯お返しするね。




最後に。

素敵な家族を築いてくれたお父さん。


本当にありがとう。

しばらくお父さんのこと忘れてたけど、
番組みて久々に思い出したよ。

私もお父さんからの最期のお手紙、
16年間、大切に枕元に置いてあるんだ。

「孫たちへ」というお手紙は
何度も読んで泣いてたんだって、TATSURO。
おととい初めて教えてくれたよ。



「ワシは父親を早くに亡くして
父の愛をよく知らない。
いい父親になっているかな?」と

私がまだ高校生だった頃に不安そうにつぶやいていた。


苦労した人生だったからこそ
精一杯家族を愛し、守ろうとした父がいてくれたからこそ、

残された私たちもまた
人を精一杯愛せるようになったんだと思う。



そうやって、人と人との
愛と絆はしっかりしっかりと結ばれて、
そして次へとまた結ばれていくのだ。と

まぎれもない思いに、今、包まれている。



























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★七夕に降る雨

2010年07月07日 | KAORUの好きなものギャラリー

七夕の日に降る雨を
「催涙雨 ~さいるいう~」というのだそうだ。

織姫と彦星が会えずに流している涙に
たとえたのだという。


日本語の持つ美しい音と意味は
知るたびいつも胸に響く。

先人たちの、その繊細な感性は
長い時を刻んでも輝くようにきらめいている。


************************


昨日の早朝、成田に到着して
ファインに「ただいま~!」と顔を出したとたん
工場から発注依頼の電話。

余韻にひたる間もなく、いきなり記憶を
現実に切り替える。


書類の提出期限も迫っていることを知らされる。


かかってきた電話には
「Hello!」と言いそうになり、
一瞬頭で打ち消した。


バカンスはもはや、過去となった。


今日は朝から表参道でお花のレッスン。


テーマは「行事の花」
4月ならイースター。10月はハロウィン。12月はクリスマス。


そして、7月は七夕。


そうだった。

戻ってきた日本は、
七夕さまに時計が進んでいたのだった。


レクチャーの情報収集のために急いでネットを開いた。


短冊に願い事を書いて、笹に吊すことや
織姫と彦星が年に1回天の川を渡って
会える日だから
晴れてほしいけどいつも曇りや雨だ、
ということぐらいしか知らなかった。


七夕は約1300年ほど前、
奈良時代に中国から渡ってきた風習なのだという。

そのほか、韓国、台湾、ベトナムにも伝わっているのだとか。


織姫の琴座と牽牛の鷲座が
天の川を挟んで一番近くに接近するのが7月7日あたり。


手芸や手習いの上達を願うようになったのは
寺子屋文化の江戸時代に入ってから。


日本独自の慣習なんだそう。


そんな昔の由来を知るのも楽しい。


************************



レッスンが早めに終わり、原宿駅近くに
ワールドカップ期間だけオープンしている
「nakata.net Cafe」にきた。


出張の時、飛行機の機内紙で知って
ワールドカップ中に行けたらいいな、と思っていた。


ヒデのサッカーを通しての社会貢献活動や
旅を通じての人々のふれあいや発見を
たびたびテレビや雑誌など
メディアで目にする。


世界90か国以上を旅したあと、
今はとにかく日本がおもしろいのだという。


「残し伝えたい世界に誇れる日本の魅力」

というコンセプトは私の思いに共通するし、

社会貢献だって今は、
ルーチェ・エ・ルーチェの活動で
一部をユニセフに寄付するだけだけど
ホントにもっとしていきたい。


バカンスでチャージしたPowerを
もう一度現実に変換するために
今日ここへ来たんだな、って思う。

また新しい一歩を始めてみよう。


そうそう、旅行中アクセス数がいつもよりも
多い日が続いていて、毎日ほぼランキング入り。


皆さん、旅の様子が知りたいんだな~♪と
のんきに思ってたら、ハタと気がつきました…。


7月のマンスリーメッセージを
待ってくださってるんですよね(*^□^*)

すみません、今晩かならずアップしま~すヾ(=^▽^=)ノ

しばしお待ちくださいね!

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★梅雨空になると・・・

2010年06月26日 | KAORUの好きなものギャラリー
梅雨に入り、紫陽花の花が鮮やかに
色づきはじめると、
青梅が一番いいポジションをしめて
店頭に並びだす。


ここ数年、その様子を気になりながらも
ずっと素通りしてきた。



今振り返ると、気分的にそれどころじゃないような
カンジだったのかもしれない。

目の前にあるコトを追いかけるのに
精一杯で、今までの生活スタイルを
すっかり後回しにしてきたような
ここ5~6年だった。

*************************

だけど、
去年の秋ぐらいから
じょじょに従来のライフスタイルを取り戻し、
さらに、
この5~6年間で培ってきたものを
ONするような格好で、
このところいろんなことが加速してきた。

充実した毎日を送っていけるように
なった感触をつかんでいるのだ。

いろんなコトをギューっと吸収し、
もういらなくなったモノを手放し、
本来の自分らしさを思い出し、
さらに一歩階段を昇った感覚である。


結局、人生って
そんなことを繰り返して
一段ずつ階段を昇る作業なんだと思う。


遠回りのようでも、
やっぱり1段ずつ。なんだと思う。

早く早く!と急いで一段抜かしや2段抜かしは
大事なものを粗末にして、
転げ落ちてしまう危険性もはらんでいて、
また振り出しに戻る、なんて可能性もあるから
とにかく、焦らずじっくり、着実に。が
最終的には一番早道だ。



*************************

先日買い物をしていたら
プラムのように美しく色づいた
「南高梅」が目にとまり、

急に梅シロップを作りたくなった。


昔から梅雨になると作りたくて
ウズウズしていた。

誰に教わったのか忘れてしまったが、
たぶん10代ぐらいから作っていたと思う。

もともと、お菓子づくりや縫い物、
料理、小物作りなどが大好きだった。


大学の専攻が家庭科だったこともあって
家庭科の授業や課題提出のほかにも
友だちたちといろんな情報交換をしたり
教えてもらったり、
数少ない手作り雑誌も、しょっちゅう読んでいた。

ただ「好き」というだけで
けっして器用なほうじゃないし、
家庭科の提出物だって、
あんまりいい点をとったこともない。

おおざっぱ振りが全開で
イマイチいい仕上がりにならずに
ひとまず期限にはギリギリ間に合わせる、
いつも、悪くもなく良くもない
そこそこのさえない生徒だった。

それに、
特別家庭的な人間でもないけれど、

何かを作り出す、というのが
「おもしろい」んだと思う。


1と1を足して2にする、というより
1と1を掛け算して、
べつのものを作り出す作業は
なによりもワクワクしてしまう。

それを食べたり
身につけたりできれば
さらにワクワク度が倍増していく。

その感覚をほかの誰かと共有できれば
それが2乗する喜びとなる。


*************************

今までずっと棚の奥にしまいこんでいた
梅酒用のビンを取り出し、ていねいに
洗い、乾かしていたら

「お~、もしかして久しぶりに梅ジュース!?
やった!オレ、あれすっごい好きなんだよ!
おいしいもんね!

ねぇ、いつできるの?1年後?」


「大丈夫、1ヶ月ぐらいしたらできるよ。
ちゃんと出発前には飲めるよ!」


「よかった~!!!」



そんな会話をかわしながら
ひとつひとつ、爪楊枝で梅のヘタをとる。

完熟の梅の、甘いふくよかな香りが
手に取るたびに広がり、
うっとりしながら何度も吸い込んだ。

それから
氷砂糖と交互に
そ~っと梅をビンに詰めた。

うわ~、出来上がりがホントに待ち遠しい♪


我が家の
梅雨の日の年中行事、また復活。である。












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★一瞬の思い出、永遠の記憶

2010年06月23日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【モエレ沼公園 イサムノグチの遊具】


モエレ沼公園の遊具はまるでオブジェのように美しい。

芸術としての完成度が高く、
画一化されたお役所の無表情で
安全第一、の域を超えている。

子どもだけが単純に喜ぶものではなく、
そこにたたずんでいるだけで、
空間ごと計算しつくして、デザインされていた。


************************

雨の降り出す直前のこと。

カラフルで大きな滑り台やらブランコやら
迷路で遊んでいるお母さんと男の子がいた。


公園エリアに足を踏み入れた瞬間、
高い高いおしゃれな滑り台から2人が
キャー!という歓声とともに
ツーっと一緒に滑って地面へと到着した。


「ママ、洋服が汚れちゃったわ。
こんなんじゃ、おうちに帰れない~!」


洋服についた土や砂を気にして
一生懸命払い落としている。

男の子はまったく意に介さず、
すかさずブランコへと走った。


「ねぇ、ママ~!早くこっちに来てよ~!」


「待ってて~!」


「早く、早く!」

「だってママ、お洋服が~!」

************************

美しい迷路のオブジェ、
グリーンとブラウンのコントラストを
いろんな角度からシャッターに収めていると、
かわいらしい親子の会話が聞こえてくる。


なんだか、なつかしい。


そういえば、こんなような会話を
よくしてた。


TATSUROがまだ幼児の頃、
2人でたくさんの公園にお散歩にでかけた。

毎日2時間も3時間も、
くる日もくる日もお散歩で、
楽しいけれど、ちょっぴりうんざりしていた。


私の世界が、目の前の公園しか
ないような気分に、時々なっていた。

一生、この時間が続いてしまうのではないか、
とありえないことを、一瞬だけど考えては
頭で打ち消していた。


************************

私たちは、だれしもが多かれ少なかれ
そんな感覚に陥ることがある。


本当は大切な時間なのに、
もう二度と戻らない時間なのに、
すぐ別のことを考えて不安になったり、
焦ってみたり、悲しくなったりしてしまう。


もっとほかにしなくてはいけないことが
あるんじゃない?、とか

ほかの人は、
今頃がんばっているんじゃない?、とか

こんなのはきっと違うんだ、と疑ってみたり。


そして、そこにある本当に大切にしなくては
いけない宝物を手のひらから
こぼれ落してしまう。

一番大切な事柄を、
一番大切にするべき相手を、

見失ってしまう。


************************

手もとからなくなってはじめて、
もう戻れない、と気づいてようやっと、

それがかけがえのない宝石だったことを思い出す。


もっと大切にしておけばよかった。

もっと楽しんでおけばよかった。

もっと愛を注げばよかった。

もっと感謝の気持ちを伝えておけばよかった。


そんな、想いが胸をかすめて
ちょっとせつなくなるときがある。



************************

私と息子と、そしてコロの3人の暮らしが
スタートして10年以上。

TATSUROは、この春大学を辞め
秋から海外留学に行くことを決めた。

現在、短期のアルバイトと
英語のレッスンのとスケボーの日々。


来年はとうとう成人式だし、
いよいよ子育ても終わりを告げる。


秋からいよいよ私自身の、
自分のための時間がスタートする。


残り少ない親子の大切な時間を
本当に大切にしていこう。


一年たって戻ってくるときには
今よりさらにスケールが広がった彼と
また新しい時間がはじまるのだろう。


************************

デジカメをのぞいていると、
一瞬なにかが動いた。


なんだろう?

カメラをはずして、迷路のオブジェを見てみると
さっきの男の子だった。

瞬間的にデジカメをもとの
位置に戻して夢中でシャッターを切った。

はにかみながら、そっと私の様子をのぞきこみ、
大丈夫そうな気配を感じると
ぐっと前に出てきた。

そして、カメラにむかって声もなく微笑んだ。


次の瞬間、クルっと背中を向けると
トコトコトコ、っと次なる目的地に
走り出していった。











なにか話かけようと思ったのに、
シャッターを押すのに精一杯で
ニコっと笑顔を返すのがやっとだった。

お母さんはベンチに腰掛けて
まだ洋服のことを気にしていた。

2人のあいだでひそやかにかわされた時間には
まったく気づいていない様子だった。


本当に一瞬の、夢のようなできごと。


こんなひとときも
楽しめるようになった私は、
きっとずっと前よりも成長したんだと思う。

時間を重ねるって、
今まで「幸せ」とか「大切」とかって
気づかなかったことを骨身にしみわたるように
しっかりと教えてくれて、
その積み重ねが「永遠の記憶」へと
つながっていくのではないか、と思う。

そんな気分の、今日このごろ。






















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★手作りスィーツ

2010年06月12日 | KAORUの好きなものギャラリー
今日は休日。
梅雨入り前のさわやかな風が吹いていて
外の気温はぐんぐん上がり、夏の日の匂いがした。

ゆっくりと起きて
部屋を片付けたり、お布団を干したりしながら
のんびり過ごしている。


あれこれしていたら、
ふいに白玉を作ろう!とひらめいた。

白玉は子どもの頃からよく作っていた
大好きなおやつ。

姪っこのSAORIは
「か~かん(私のこと)が作る白玉は
モチモチっとしててホントにおいしいよ~!」と
絶賛するのだが、

誰が作ってもおんなじなんじゃないの?
水いれてこねて、ゆでるだけだから。
というと、うちのママの作る白玉とは違うの、という。

水かげんとか、こね具合とか、ゆで加減が微妙に
それぞれのおうちの味になるのかもしれない。

*************************


材料はぜんぶ揃っている。

白玉粉。
オーガニックのあずきの缶詰。
みつまめ用の寒天と黒みつも冷蔵庫に入っているし。

今日はSAORIがいなくて残念だけど
TATSUROも、食べる~!というので
2人分をお皿に準備した。

食べ始めてしばらくしたら
TATSUROが意を決したように、
「やっぱりバニラアイスを買ってくる!」と
叫び、出かけようとしたとたん
携帯が鳴った。

「おぉ~、今から来いよ~!」と言っている。

保育園時代からの友だち、メンディーが
今から遊びに来るという。


GOODタイミング!
もうひとり分の白玉もゆでて、
3人分の「白玉クリームみつまめ」を作った。

************************

KAORU♪
「やっぱりバニラアイスが加わると
“夢見ごごち度”が違う~!」

TATSURO
「うまいっ~!日本人でよかった~!
日本のスィーツはマジうまい!」

メンディー
「うまいっす!!!」



それぞれのコメントが飛びかう
昼下がりのスィーツタイム。


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★インプットとアウトプット

2010年06月10日 | KAORUの好きなものギャラリー
今日は、午後から蒲田で経営のお勉強。

(ちなみにJR蒲田駅は「蒲田行進曲」が流れている)


右脳人間の私は数字にめっぽう弱い。

数学もからきしできなかった。
数字や計算式、パーセンテージなどが出た段階で
頭が真っ白になり、機能が停止する。


なるべく数字に触れないような
仕事をしていきたいものだが、
現実はそういうわけにはいかない。


苦手だからやりたくありません、と突っぱねたり
なんとか逃げ仰せても
結局誰かが負担しなくてはならない。

限られた人数の中で
効率よく仕事を回していくには
なんでもこなしていくしかない。


見るからに数字が苦手そうな私が、
原価計算やコスト計算など
計算機をはじいていたりすると
かなり不似合いらしく、
時々笑われる。

自分でも確かに
慣れない姿にぎこちなさを感じるし、
キャラに合わないから、できれば避けて通りたい。

************************

だけど、
できないよりも、できたほうが
ずっといい。

知らないよりも、知っているほうが
ずっといい。


だから、好奇心も手伝って
ひとまず何でもチャンスが巡ってきたら
チャレンジしてみたい。

そんなポリシーで
生きてきたような気がする。


************************

今日のセミナーの名前は
「事業化実践道場 第3回目」

テーマは「キャッシュフロー経営」

前回のテーマは
「マーケティング戦略の確立」だった。

次回は「生産管理」。

そして実際に
事業計画やら販売計画、資金計画書などを
組み立てるかなりオカタイ内容である。

都の企業サポート系列だから
本気のビジネス経営セミナーなのである。

************************

実家の歯ブラシメーカー、
ファインのメンバーと一緒に通い始めた
連続3ヶ月ほどの講座。


中小企業診断士の先生の話を聞きながら
実際に演習として課題が出て
自社の長所短所をしっかり分析し
販売の戦略作成を立てていったり
利益やら損益分岐点やらの公式を習って
実際の数字に計算していく練習をする。


宿題もちゃんと出る。

ゼッタイ無縁なことだと思っていた分野なのに。


************************

フラワーデザイン、シルバーアクセサリー、
スピリチュアルの仕事と合わせて
私の重要な柱のひとつである
超3次元の仕事がファインでのポジション。

花の仕事で知り合った人は、
スピリチュアルやファインの仕事は裏稼業。

スピリチュアルやセミナーの講演講師の姿しか
見ていない人にとっては
花もファインも裏稼業。

企画開発部の清水薫しか知らない人は、
ほかのすべての仕事は、
イメージすら浮かばないだろう。

************************

ファインではどんなことをしているんですか?
と聞かれることが多い。

意外にベールに包まれているのだ。

企画開発部の名前どおり、
実は主に新商品の立ち上げの仕事を
メインに行っている。


商品コンセプトから、テーマ、
トータル的なイメージのコーディネート、
カラーリング、キャッチフレーズなどを考えて
デザイナーや各製作工場とともに連携を取りながら
ひとつの商品を世に送り出す。

そこには当然個人名などは出ずにいわゆる
「インダストリアルデザイン」とカテゴライズされる
量産可能な工業製品となるから、
自分ひとりの作品とは比較にならないくらいの
ボリュームとなる。

商品コスト、利益率、納期、作業性、販売ルート・・・。


幾多の壁をクリアしながら
量販店やら、専門店からさまざまな業種相手に
欲しい!と思っていただける製品を作り出すのが
私のメインの仕事。

************************


製品作りを手がけている自覚もなく
社長である母のサポートに入ったのが10数年前。

言われるままに、頼まれたことを
地道にやっていた。

気がついたら、結構な年月が過ぎていた。


特に好きとか嫌いとか、
おもしろいとかつまんない、とか
そんな意識もなく、
ただそこに仕事があるから
ひたすらこなしていただけだったように思う。

イトーヨーカドーや西友やら、
トイザラスやらスヌーピータウンとか、
いろんなところで、手がけた製品が並んでいても
自分だけの作品、というわけではなく
たくさんの人々の手を介して送り出されたものだから
特別な思い入れとか、センチメントもなく
客観的に市場調査的な視点でチェックを入れるだけだった。

あ~、よかった。ちゃんと並んでる!
商品、動いてるかな?

この場所だと人目につきにくいんじゃない?とか
お~、すごくいい場所に置いてもらってる!

など、
ほぼマーケティングリサーチに近い状態である。

************************

ここ最近、
そんな私自身の気持ちに変化が訪れた。


にわかに「製品作り」というものが
おもしろい、と思い始めたのである。
いつの間にやら、そのノウハウを
知らず知らずの間に会得し始めていた。

大失敗やら、発注ミスやら、指示ミスやら
コミュニケーション不足やら、ロスやら
そんな数々の汗の出るようなコトを繰り返し

企画から具体的な形に作り上げるまで
一連の工程をシュミレーションしながら
組み立てることがなんとか可能になってきていた。


やはり「カエルの子はカエル」のようである。


父と母の血をしっかりすっかり受け継いでいることを
今更ながらに感じ始めている。

************************

セミナーで勉強していることも
今はホントに目を白黒させながら
ムズカイ言葉の羅列についていくのが
やっとだけれど、
これからの仕事に、きっと役に立つ日がくると思う。


インプットし続けると
やがてアウトプットするチャンスが
かならずやってくる。


アウトプットすると、
まだまだ足りない部分を発見して
さらにインプットしたくなる。

そして得たものをもっとONして
バージョンアップを重ねていく。


その繰り返しなのだと思う。


もうこれで学ぶことはなにもない、と思うことほど
危ういことはない。

人間は命を終える瞬間まで、
その一瞬を迎えるまでが
学びと成長のための時間なのだと
私は確信しているからだ。

私たちは、どこまでも伸びていくことができる。

************************

よく、
何のために生まれてきたのかわからない。という
問いかけをされることがある。
生まれてきた意味が知りたい、と。


そんな時、
私は誰に対しても、どんな人にも、
どこの国の人であろうと、何歳の人にも、
男性にも女性にも同じようにこう答えている。


「それは、
昨日できなかったことが、
今日できるようになるためよ。

今日できるようになったことを、
明日はもっとできるようになるためなの。

10年前にできなかったことが
今できるようになっていると思うの。
今できないことも、きっと
10年後にはできるようなっていると思う。

そして、できることをいっぱいいっぱい
増やしていくために生き続けていくの。

答えはシンプルなの。
みんなそれを目指しているの。」と。

もちろん出来るようになることの種類や
カテゴリーはひとそれぞれだけれど
根底は同じだと思う。


知らなかったことを、
知ることができた喜び。

理解できなかったことを、
わかるようになった喜び。

許せなかったことを、
受け入れることができるようになった喜び。

逃げていたことに
あえて向かっていけるようになった喜び。


さまざまな不可能を可能に変換できたとき、
私たちは生きる喜びを実感し
それをまた次なるチャレンジへの希望と勇気に
変容させることができるのではないか、と
思うのである。


************************

ちなみに、
今後力をいれて商品開発に取り組みたいのが
「ベビー部門」

ベビー歯ブラシやベビーオーラルケアグッズの
市場をもっと開拓していきたい。

まだまだこれから新しいアイデアのために
アンテナを張り続けて、
良質なよい商品を生み出していこう、と
考えているのである。

インプットとアウトプットの作業は、
まだまだこれから続いていく。





















コメント (2)
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★ピスタチオのミルフィーユ

2010年06月08日 | KAORUの好きなものギャラリー
昨日は山手線にある駒込でお仕事だった。

山手線は環状線になっているから、
品川から見るとちょうど反対側。

山手線の輪の一番下が品川だとすると
てっぺんのあたりだろうか。
内回りでも外回りでいっても
ほぼ同じぐらいの時間で到着できる。

ちょうど地球でいうと裏側の感覚なのである。

だから
駒込とか巣鴨はすごく遠いイメージで、
なかなかでかける機会も少なかった。

************************

初めての駒込は
山手線なのに、駅前にいきなり昔ながらの
趣きあふれる細い路地と、狭い商店街が
縦横に軒を連ねている。

「駅の一等地」と通常なら呼ばれる場所に
1パイ480円の立ち食いそば屋さん。

その向かい側には
段ボールに積まれたバッタ品のような
1枚50円のタオルやら、
ムームーのようなワンピースがハンガーに吊され、
テントの枠に引っかけられて、
風に揺らめいているというよりも
風にさらされていた。


昔、子どもの頃に見たような
昭和の商店街の風景が広がっていた。


私鉄沿線の駅周辺も、
それぞれの表情があっておもしろい。


東急線の駅前。
京王線沿線の街並み。
京急線の商店街。


施工会社が同じなのか、
カラーが同じだったり、駅舎の作りも統一感があったり、
新旧の差はあれ、独特の雰囲気を醸し出している。


でも、山手線ほど
大都市機能を持って、乗降客数が多い駅と
ローカル色の濃い駅とが入り交じり、
複雑に路線が交錯している路線はあまりないだろう。

100年ほど前の駅舎を残す原宿駅は
降りたら、高原の匂いがする。
鶯谷駅だったか、
駅前すぐに民家のような改札口もある。


高田馬場駅は「鉄腕アトム」。
恵比寿駅は「EBISUビール」のCMソング。
駅にちなんだ発車ベルの変わりに流れる音楽を聞くと
思わず心の中で一緒に口ずさんでしまう。


************************

ごちそうになったケーキは、
スイーツ好きがわざわざ買いに来るという
駒込のかわいいケーキ屋さんの
オススメケーキだというので、
一番真っ先に選ばせてもらった。

もちろん、初めて伺った場所でも
「たくさんスィーツがあるときは“一番ルール♪”」を
説明したら、みなさんさすがオトナ!
こころよく「どうぞ!どうぞ~!」と
好きなのを選ばせてくれた。


「ピスタチオのミルフィーユ」は
何層もの色が重なっていて
眺めているだけも楽しい。

カシスのピンク。
チョコレート。
ピスタチオのグリーン・・・。

ぜんぶ違う色で、ぜんぶ違う味。

それらがすべて混ざると
いろんな風味が口の中で広がって
芳醇な香りといっしょにハーモニーを奏で始める。

************************


雑多な文化がひしめきあい、
共存共栄する東京風景は、私の成長とともにある。



戦争の傷跡残る上野の駅周辺の記憶は
かれこれ40年ほど前だ。

規模は大きいのに、近代的な変革の波に
取り残されたかのように
昔とぜんぜん変わらない風情は、
何度行っても物悲しい気持ちになる。


中学、高校生のテニス部時代は
都内各地の学校に試合にでかけた。

いつも定期入れには都内の
JRと私鉄の路線図を入れていて
よく眺めていた。
今でも、改札口に時刻表とともに
路線図が置いてあると、つい欲しくなる
衝動にかられてしまうが、
「そうそう、今どきは携帯の“駅から時刻表”で
コト足りるんだったわ」と
思いとどめるようにしている。

すっかりと路線図が頭に入っているのは、
30年ほど前の行動範囲の広さを物語る。


ここ数年、再開発でどんどんと変化を
遂げている大崎駅は近代的な都市に激変中だ。

20年ほど前、教育実習で1ヶ月ほど
通った当時は駅前に巨大な工場があって、
5時を過ぎると閑散として、ほの白い街灯が
駅までの道しるべのように連なっていた。

今では工場跡地に高層ビルがそびえ立ち、
まばゆい光を誇らしげに四方に放っている。


車を運転しない私にとって電車は
欠かすことのできない大切な足がわり。

************************


時代の流れとともに変化しつづけたり、
ぜんぜん変わらなかったり、
まだまだ知らないところもいっぱいある。



カラフルで個性豊かなミルフィーユは
まるで、
私の人生そのものであり、
私を取り巻くすべての存在そのものである。


ひとつひとつの層を重ねていき、
あるとき、何かのタイミングで
全部が混ぜ合わせられる。

層が多ければ多いほど、
きっと人生は豊かで愉しく、美しいのだと思う。



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★壁塗り、まもなく完成!

2010年04月04日 | KAORUの好きなものギャラリー

じ~っと壁を眺めながら

ここまで自分で塗ったんだよな。
うーん、いいな~!
けっこう上手にできてる!
と満足顔。

オープンしたらパーティーしよう!とみんな、感無量。

今読んでる小説、
「食堂かたつむり」の
主人公と熊さんが一緒に手作りで実家の一角を
改装しているシーンとダブって、
なんか嬉しい♪

明日また乾いたら、家具を組み立てて行く予定。

明日は、家具の組み立てが上手な子が
手伝いにきてくれます。

手作り感と、みんなの嬉しい気分で
あったかい雰囲気のお部屋ができあがりそう

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★壁塗りスタート!

2010年04月04日 | KAORUの好きなものギャラリー
まずは、養生テープを貼ってから
下地剤を塗ってます♪

塗り終わったら、乾くまで近くの公園で
お花見しながらお弁当食べよう~って言ってるの。

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★お礼です♪

2010年03月21日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【作並温泉】

やっぱり、人と人とのつながりだな。って
しみじみ思う。

たとえ、
いろんな出来事があったとしても

それは、
ただ単にきっかけに過ぎなくて

必要なら、
そのご縁はけっして切れてしまうことはないし

かりに、
息も絶え絶えに消えそうになった絆でさえも
あきらめることなく、
温かく優しい風を送り続ければ、


いつの日か、
きっと息を吹き返すことだってあると思う。


いずれにしても、
最後はテクニックでもなく、机上の空論でもなく、
ごまかしも、ウソもなく、キレイごとの羅列でもなく、

中味のギュっと詰まった人間力なんだと思う。

結局のところ、
それしか、ない。と思っている。


だから、
いつ、どんな時でも誠実に精一杯。

それを、
ひとつひとつ積み上げていくこと。

それが
“人間力”という言葉に一番近い表現なのかもしれない。

信頼って、
どんなに長い時間を積み上げていっても、
一瞬にして崩れ去り、
その後にもう一度、積み上げるのは
倍の時間がかかるから、

丁寧に、丁寧に。
心を込めて。

それしかない。って思う。



***************************

みなさまのおかげで、
このところ、息を吹き返したように
またふたたび全国に足を運ぶチャンスが増えてきた。

先日の山形。

く~みんのブログには、
4日間の様子や、みなさまの感想、
写真などがいっぱいアップされていて感動~

http://blog.goo.ne.jp/aroma_angel/


セッションやセミナー、ワークショップに
参加してくださった方々からバースディカードへ
メッセージの寄せ書き

ホントにありがとう


いつも細やかな気配りで、
楽しい企画をパワフルに考えてくれるく~みん、
ホントにありがとう

ブログにも書いてあるけど、
温泉の夜には、朝まで久々におなか抱えて笑いました

楽しかったな~

山形美女軍団のみなさま、
また夏の山形でお会いできると嬉しいです


***************************


北九州ではTAKAちゃん、おいしいごはん
いつもありがとう~
お忙しいのに、いろんな手配
本当にありがとうございます

YUKARIさん、
昨年イベントでお会いして15分だけの
セッションだったのに、毎回毎回
たくさんの方々を集めてくださって
本当に感謝です

今度は岩盤浴に入って、
ばっちりリンパマッサージも受けたいから
次回、早めに北九州にうかがいたいです

***************************


このところ新しく出会った方々から
セミナーやらセッションDAYの企画をいただいて
いろんな方々と新しくお会いできる
チャンスをいただいています


これからも、

もっともっと人間力を磨きこんでいこう

もっとピカピカにしていこう

楽しいことでいっぱいにしよう

楽しいできごとを、
しっかりと次につないでいこう


今日は、
予定が突然キャンセルになり思いがけず
ゆっくりとした休みの一日。

3月は、本当に忙しくて
疲れがピークにきていたから
体と心を休めてのんびり過ごして、
充電しま~す






















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春の味、南の国から。

2010年03月08日 | KAORUの好きなものギャラリー
            【博多 蕾菜】

博多のスーパーで見つけた
期間限定 福岡産の蕾菜(つぼみな)は、
全長5cmほどの小さなミニチュア白菜のようなカタチ。
天ぷらにしようと思って。

いったいどんな味なんだろう。
期間限定、というパックのシールに書いてあった言葉に
つられて思わず買ってみた。

その他にこごみ、新ゴボウ、ツワブキも一緒に。

*************************

北九州で、つくし、ユキノシタの葉、きびなごの天ぷらなど
早春のほろ苦い味を食べてきた。

天ぷらのつゆではなく、
イタリアの塩にちょこっとつけるだけのシンプルさ。

素材の豊かな春の香りが口の中に広がる。


我が家でも、
早春の味、春野菜のてんぷらを作ろう~!と思って
野菜売り場に向かってみたのだった。

*************************

やはりところ変われば
見かけないものが並ぶスーパーマーケットは大好き。

日本でも、海外でもかならず足を運び、
その地域に根ざした食材やスパイス、
そして野菜やフルーツなどをじっくりと探す。

お花は、意外と日本は世界から取り寄せているのか
はたまた日本が最先端なのか、
どの国に行っても、馴染みのあるもばかりで
新しい種類や品種に出会ったことがない。
いつもさっとチェックするだけで通り過ぎてしまう。

*************************

先週、マミフラワーデザインスクールの
春の講師セミナーに参加して、
男性デザイナーのデモンストレーションを見てきた。

日本の新進気鋭、男性フローラルアーティスト25名による
作品集の出版記念のデモで、作家たちの作品を
実際に生けていくイベント。


そのうちの一人、30代のアーティストは、
野菜と果物にこだわった作品が特徴。


花と一緒に、カラフルにふんだんにあしらわれている。


花を生ける最中に解説者件、コメンテーターが質問する。


「どうして野菜を使おうと思ったのですか?」


すると、
「同じ植物なのにお花屋さんに並ぶと“見る”もので
野菜売り場に並んでいると、“食べ”ものになる。
それが不思議だな、と思っていました。」

たしかに、
お花屋さんにある菜の花は“きれい”と思うのに
八百屋さんだと“おいしそう”という感覚に変わる。

同じものなのに、急に意識が変化する。


「ちなみに、どの野菜が一番好きですか?」


「ボク、野菜がニガテなんです。
だから野菜売り場に行っても、
“きれい”と思って見てしまうんです。」

そう言うと、会場があ~、なるほど。と
ざわめきが起こった。

野菜を食べないからこそ、
花との境界線がないのだった。

彼の目には、チューリップもにんじんもパセリも
同じように美しい素材なのだ。

ガラスの四角い器に何十本とまっすぐに詰められた
白いネギは白とグリーンのグラデーションが
とてもきれいだった。

ネギって本当に真っ白で、
先端の鮮やかな緑色とのコントラストがこんなにも
素晴らしかったんだ。
遠目で見ると今までに感じなかった新鮮な発見がある。


「その、今使った素材はベリーですか?」

「いえ、(房つきの)ミニトマトです。」



「トマトは好きですか?」

「いえ、トマトは特に嫌いです。」


「では、今使ったニンジンは食べられますか?」

「あ、ニンジンは大丈夫なんです。」


「どんなニンジン料理が好きですか?」

「カレーに入ってるニンジンが一番好きです!」


黙々と花を生けながら、予想外のコメントが
次々と飛び出し、笑いとともに作品が仕上がっていく。


そのプロセスとライブ感が、
デモンストレーションの魅力である。


*************************

たくさんの刺激を受けると、
いろんなイマジネーションが湧いてくる。


4月のイベントもゼッタイ楽しいものにしたいな。

なんだか、夢がふくらむ今日この頃。


清水薫の「花の世界」も、
どんどん広げていこう~





















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★生け込み、終了!

2010年02月21日 | KAORUの好きなものギャラリー
両国での東京スピマに1日参加したあと、
7時から日本橋でグループ展の搬入。

朝イベント用の荷物と、花の荷物を抱えたまま移動し、
その足でまったく別ジャンルの仕事をこなすなんて、
ホントに我ながらタフな肉体と、精神力だなと思う。

でも好きなことしてるから、ぜんぜん大丈夫
明日はオープニング。

KAORU♪は2作品を制作。

偶然、2メートルほどある
例のカワヅザクラの切花が手に入り、
流木と一緒に大きな花器に大胆な作品。
初めての大作に挑んでいます。

携帯カメラでは収まりきらないのでまずは、
小さい作品からご紹介します。

しだれ柳を編み込んで繊細で
やさしい春色の花々をリースのように配置。

実物のほうがもっとお花の色がきれいかな。



明日から3月5日まで。

お時間ありましたら、
ぜひ足を運んでくださいね

**************************

「IKEBANA TODAY」
―ボーダレスの時代の「お花」―

■場所
Cafe & Gallery KAI
【ギャラリー 開】

地下鉄銀座線・半蔵門線
三越前 A4出口2分

〒103-0022
東京都中央区日本橋室町1-13-14
TEL&FAX 03-5205-0572

http://www.kai.ac/

■開催日時
平成22年2月22日(月)~3月5日(金)
(2月28日(日)は休廊)

AM11:30~PM6:00
(最終日は4時まで)



2月22日(月)3時~
2月27日(土)
3月2日(火)
3月4日(木)は

ギャラリーにおります


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