息子タツローの32才の誕生日を
家族でにぎやかに✨
ニューヨークで同じ年の甥っ子ちゃん
ジョニーのバースティパーティを
マリアはじめ、ファミリーたちで
あたたかく過ごすのに
私は母としてなんにもできない、
遠く離れているとはいえ。
あぁ、こんなふうにお祝いしたいな、と
ずっと思っていた。
今年はもう1人の妹Naoko とKenちゃん、
そしてフィンランドからのSaoriと
ちびっ子たちと一緒に♪
治療もほぼ終盤になったある日、
どう?と電話がかかってきた。
ずいぶん良くなってきたよ、と言うと
「あ〜、よかったよ。
母さんはずっと苦労して
(ボクを)育ててくれたから、
これからはLeo と2人で
幸せになってほしい、って
思っていたんだよ。それなのに…って
(かなり状態が良くない、とわかった時には)
本当に悲しかったんだ。
それが一番悲しくて。でも良かったよ。」
と安堵の声でそう言ってくれた。
こっちで再会した日には
「母さんは世界一のお母さんだよ」と
真夜中、隣のベッドでそうつぶやくように
伝えてくれた。
小学校入学前にシングルマザーになり
家族や周囲に助けてもらいながらも
なんとか育てた息子は、いつまでも
心配は尽きないけれど、
もうお世話をする体力も
心配をする気力もなくなっていき
こうやって立場が逆転していくのだな〜と
帰国してから、そう感じていた。
それはとても自然なコトであり
時の流れであり
生きていく上での通過点。
とはいえ。
まだまだこのまま老いて
終わりにならない気がしてきた、ワタシ。
大丈夫な気がしてきた、ここのとこ。
元気になれそうな気分だよ。
母さんはまだまだタツローくんの
世界一のお母さんでいさせてください。
人生を私らしく楽しむことこそが
最大の息子孝行のような気がしてきたよ。
これまでも好きなように
生きさせてくれてありがとう。
新たに始まったLeo との人生を
これからもたくさん楽しむね‼️
苦労したことや大変なことなんて
覚えてないよ、
楽しかった思い出しかないんだ、子育ての。
いつまでもずっとずっと
応援しているからね、
本当にありがとう❣️
母より。