KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★青い夏空の日の「Kusama Cosmic Nature 」

2021年06月12日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
「Kusama  Cosmic nature」 
草間彌生 コズミックネイチャー展








ギャラリーパスの予約をようやく取って、
数日前まで雨の予報90%だったなんて
思えないほどの青い夏空の日、

手作りサンドイッチを持って
New York Botanical Garden 
ニューヨークボタニカルガーデンへ♪

これまではいつでも入場できる
ガーデンパスだったのでガーデンにある
作品だけしかみられなかったけれど、
室内の会場に入るにはギャラリーパスが
必要だったので、日にちと時間の空きをみて
ネットで予約して。入場規制がある分、
ギャラリー内は人数も少なく 
ゆったり見られるのはこのコロナ禍の
思いがけない良いところ。

美しく大胆な色や形に何度も
ハッとしてしまう。
無数のドット(点)は無限に広がる
宇宙に繋がっているという。










白樺が何本か植っていて、
その樹の下にBirch はなんとか…と
説明があったのにお目当ての
大きなカボチャを目指していたので
通り過ぎてしまった。










バーチ(白樺)はなんて
書いてあったのだろう?もしかしたら、
彼女の生まれ故郷の松本に
たくさんありました、とか
書いてあるのかな?私も覚えている、
長野の上田に住んでいた叔父の家の
近くにもたくさんの白樺があったもの。

もう一度戻って確認するとやっぱり。
そう書いてあった。








松本の種苗を大きく扱う旧家で育ったという、
その幼少期の温室をイメージした
展示スペースに入る前にはシールを渡される。
そして好きなところに貼って
自分も作品に参加するスタイルも楽しい。








最初はただの何にもない温室だったのに、
ボタニカルガーデンに来るたびに
どんどんと花のシールが増えていき、
そのたびに赤い花があふれていっている。









会期が終わる10月にはどんなになっているのだろうか。






そして、撮影不可の場所もあり
すべてを写真に収めることはできないが、
子どもの頃にえんぴつで描かれた
花のスケッチも素晴らしく
「昭和ニ十三年」と日付けや
その花の様子が文章で添えられている。

突然、日本語が出てくると
嬉しくなってしまう。

情熱がほとばしる作品の数々に圧倒され、
感動し、心の深いところを
揺さぶられるような気持ちになる
草間彌生さんの芸術。








家から3ブロック、実はウチの窓から
ボタニカルガーデンが見えているという
ことに最近気づいた、
あの森みたいなのがそうだったのか〜、と。

年間パスポートなのでまた予約取って
何回も来たい。きっと会期が終わる頃には
秋の花々へと季節は移ろいでいるはず。
それに合わせて作品の様子も
変化していくのがまたおもしろいところ。










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