栗の実、初々しい! よーく見て。だし漬けゆで卵がイキ!
●2012.7.10.より
今月の会場は、白山の方のお宅でした。
全員で9人。
新緑を眺めながら、ちょっとしたドライブです。
それにしても、
この道のりを車を運転して
縁側の日に来てくださっていたのかと思うと、
胸がいっぱいになってきました。
たどり着いたお宅は、
緑に囲まれ、
川のせせらぎ、鳥のさえずりが聞こえます。
なんと涼しいこと!
この家が気に入って、
ご夫婦で京都から引っ越してこられた気持ちがよくわかります。
なんだか私たちも旅行気分!
● ふたたび三重に
部屋には、
45年前のウエディングドレスのご本人と
ニコニコのお連れ合の結婚式の写真に始まって、
家族の歩みを写した何枚かの写真が飾られています。
これまでのお二人の人生を垣間見るようでした。
この愛するお連れ合いが昨年末永眠。
一時は、
息子さんのお宅で暮らしていらしたのですが、
「寂しさや心細さはあるけれども、
縁側はじめ三重で得られた友人知人との絆を
なにより大切にして、
気楽に好きなことをして暮らしていきたい」
と、再び戻っていらっしゃいました。
その決意が、
これまで話しを聞いていたよりもじんわりと伝わってきます。
● 今感じて、今できることをする
私たちは、家族が認知症になり困ったから、
出逢うことができたのです。
認知症の家族がすでに亡くなれた方は、
この日3人いらっしゃいました。
認知症の家族から学んだことは、大きく、
残してくれた物も大きいのです。
今感じることに耳を澄まし、
今できることをする。
それが、
私たちの、子どもたちの将来につながるに違いない。
「縁」や「つながり」に想いを馳せる「縁側の日」でした。