5月25日、
今度は母の左脳に脳梗塞が起こりました。
嚥下のリハビリを始めようとすると、
高熱、再発ということで
嚥下のリハビリは進まず、鼻から栄養をとり始めました。
そのせいもあるのでしょう。
目の力も出てきて、
ゆっくりであれば、目で私を追いかけます。
足の裏をくすぐると両足が「やめて~!」と反応します。
「あーー」と声も出るようになってきました。
かすかに私の歌声(ギョっ!)に足でリズムをとりました。
血圧の方も落ち着いてきています。
「お母さんが大変なんだから、やめましょうか?」
そう言われましたが、
「こんな時だからこそお願いします」。
と、昨日台風の中、
予定通りハンギングの教室をしていただきました。
そして、母の病院に行き、
整体の先生の治療もしてもらって・・・
そして、夜は・・・
小田和正のコンサートに行ってきました!
友だちがチケットが手に入ったからと、
母の入院寸前に私を誘ってくれたんです。
コンサートで、小田さんは、ほとんど喋らないんですね。
「震災が・・・・」って話きっとあるだろう、
と思っていたのが、気持ちよく裏切られました。
実は、始めは思っていたんですよ。
やっぱ、年とったよなあ・・・なんて。
ところが!
あの高い声が、時間と共に衰えるどころか、
どんどん会場に響くようになってくるのです。
トークなんて、全く要らない。
メッセージは、すべて歌にこもっている。
いっぱいいっぱい泣かせてもらいました。
今日は、台風のあとのカラッとした日。
本当にいろいろな方々に、
力をもらっていることにあらためて感謝です。