震災の後、
おむすびティータイムを発信することになり、
インタビューゲームの意味をまた一つ、発見しました。
●PTSD予防って、何?
この度の震災で、神戸の震災の経験からも予測されていたのが
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の多発。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは・・・
危うく死ぬまたは重傷を負うような出来事。
今回であれば、地震・津波ですね。
それによって受けた衝撃的な心の傷が元となって、
眠れなくなったり、
その時の状況が蘇ってきて恐怖に襲われる。
そういうストレス障害を引き起こす疾患のこと。
でも、それは誰にでもあること。
おかしくもなんともない当然のことなんですって。
ただ、それは一ヶ月ほどでなくなっていくもの。
一ヶ月経っても一向に治まらないと、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いで、
専門家による治療が必要になってくる、ということらしいです。
●インタビューゲームは、予防そのもの!
何がその違いを生むのでしょう?
テレビで精神科医が話していたのは・・・
自分の中の不安を他人に話し、共有できるといいのだとか。
これって・・・「インタビューゲーム」の要素そのものです。
1.聞きたいことを聞いていい。
2.聞かれても、話したくないことは話さなくていい。
3.話したいことを話していい。
このルールが身についていると、
自分で気づかないことに気づくこともできれば、
自分の心を自分で守ることもできる。
もちろん他人と思いを共有できて、共感できる。
あらあら、これは、もう少し考えてみましょう。
●「聞き合える」ことで、支援を減らせる。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)に関して、
もう一つ付け加えると・・・
人の話をただ聞くだけって、結構疲れるんですよ。
しかも、それが重い話であれば、なおさらです。
今、傾聴ボランティアの必要性を言われる一方で、
そのボランティアを支援する必要性も懸念されているのです。
ですから・・・
「聞き合う」って、大事だと思うんです。
聞いてもらうだけでなく、自分からも聞いてあげる。
聞いてあげるだけでなく、自分からも聞いてもらう。
こういう姿勢が身についている人がいて、
「聞き合う関係」ができていくのではないでしょうか?
専門家のお世話になる前に私たちにもできること。
物質的備え、システム的備えに加えて、
「聞き合う練習」は、
大事な備えの一つになりそうです。
「インタビューゲーム」は、
そのお手伝いができるということなんですねー!
やっぱり、ぜひやりましょう!
お声のかかるのをお待ちしています。